授業科目
(英名)
生体情報と看護
(Bio-information and Nursing)
授業科目コード NN208224Jキ
科目責任者 宮本 雅之
1単位
必修
講義
15時間
2学年 3セメスター 専門基礎科目
[授業の概要]
診断・治療過程における臨床検査の目的と方法、及び各種の生理検査、生化学検査の意味や異常値が発生するメカニズムについて学修する。また、看護の技術・実践において、患者に正しい前処置、適切な検体の採取・保存、得られたデータの理解について、背景となる原理、応用される技術、検査値の持つ意味・限界について学修する。
[授業の目的]
患者から得られる各種の生体情報の意味や異常値が発生するメカニズムについて学び、看護の役割について理解する。
(看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる)
[到達目標]
1.検体の種類と採取法を学び、検査値のもつ確かさと不確かさを説明する。
2.体を構成する物質と血中に存在する物質の測定を学び、どんな疾患でどのように変化するかを説明する。
3.尿や糞便および喀痰その他の分泌物などに含まれる物質の測定について学び、どんな疾患でどのように変化するかを説明する。
4.生体検査はそれぞれ生体のどんな活動をどのような信号として検査するかを学び、どんな疾患でどのように変化するかを説明する。
回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 4 5 5 【講義】 検査の基礎知識:疾患の診断治療に必要な臨床検査の概要を理解するとともに、最新の知見を含めた検査の品質評価法、看護師の役割を説明できる。
*授業の前半60分は講義、後半30分は講義の内容のリフレクション課題を行い当日中に提出する。
事前学習:教科書第1章と2章を読む。
 
事後学習:講義を復習し、検査の基礎知識をまとめる。
30分 宮本 雅之
遠藤 恭子
2 4 19 3 【講義】 血液・造血器・輸血:血算検査、凝固検査、骨髄検査について理解し、輸血検査を確実に解釈できる。
*授業の前半60分は講義、後半30分は講義の内容のリフレクション課題を行い当日中に提出する。
事前学習:講義資料の内容について、教科書第4章、第6章輸血に関する検査を学ぶ。
 
事後学習:講義を復習し、血液・造血器・輸血検査の基礎知識をまとめる。
30分 小飼 貴彦
3 4 26 3 【講義】 消化器(肝・胆・膵):肝・胆・膵を含め食物の消化吸収に関する臓器の最新の知見を含めた検査法を説明できる。
*授業の前半60分は講義、後半30分は講義の内容のリフレクション課題を行い当日中に提出する。
事前学習:教科書第5章および第10章内視鏡検査を理解する。
 
事後学習:講義を復習し、消化器(肝・胆・膵)検査の基礎知識をまとめる。
30分 福島 篤仁
4 5 10 3 【講義】 腎・泌尿器:腎臓の働きを理解し、体液の電解質の調節法を最新の知見を含めて説明できる。
*授業の前半60分は講義、後半30分は講義の内容のリフレクション課題を行い当日中に提出する。
事前学習:教科書第3章および第5章を読んで理解する。
 
事後学習:講義を復習し、腎・泌尿器検査の基礎知識をまとめる。
30分 沼部 敦司
5 5 17 3 【講義】 内分泌代謝:各種ホルモンによる生体機能の調節を理解するとともに、その検査法を最新の知見を含めて説明できる。
*授業の前半60分は講義、後半30分は講義の内容のリフレクション課題を行い当日中に提出する。
事前学習:教科書第6章を読み理解する。
 
事後学習:講義を復習し、内分泌代謝検査の基礎知識をまとめる。
30分 小飼 貴彦
6 5 24 3 【講義】 アレルギー膠原病:生体の免疫とその異常を理解するとともに、自己免疫疾患の検査を最新の知見を含めて説明できる。
*授業の前半60分は講義、後半30分は講義の内容のリフレクション課題を行い当日中に提出する。
事前学習:教科書第6章を読んで理解する。
 
事後学習:講義を復習し、アレルギー膠原病検査の基礎知識をまとめる。
30分 戸田 正夫
7 5 31 3 【講義】 感染症:病原微生物を列挙でき、それによる疾患と診断法を最新の知見を含めて説明できる。
*授業の前半60分は講義、後半30分は講義の内容のリフレクション課題を行い当日中に提出する。
事前学習:教科書第8章を読んで理解する。
 
事後学習:講義を復習し、感染症検査の基礎知識をまとめる。
30分 鈴木 弘倫
8 6 28 3 【講義】 心血管・呼吸器、脳神経:心臓の働きを理解し、主な心電図を理解する。呼吸機能検査を最新の知見を含めて説明できる。脳神経機能を見る検査の中で脳波検査を理解する。
*授業の前半60分は講義、後半30分は講義の内容のリフレクション課題を行い当日中に提出する。
総評
事前学習:教科書第10章の循環機能検査、呼吸機能検査、脳波検査を読んで理解する。
 
事後学習:講義を復習し、心電図・呼吸機能、脳波検査の基礎知識をまとめる。
30分 宮本 雅之

回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間


[成績評価と基準]
授業参加度(20%)、リフレクション課題(20%)、定期試験(60%)を総合評価して、合否を判定する。
[履修上の注意]
 人体の構造、機能の理解の上に立って、病気を理解し、実際の臨床に役立てることを目的とするので、病態治療学などこれまで学んだことと十分関連付けて学習すること。講義の際に配付する資料は重要であり、事後学習で復習すること。
[教科書]
 系統看護学講座 別巻 臨床検査 大久保昭行 編集 医学書院 (電子教科書)
[参考書・参考資料]
 看護に役立つ検査値の読み方・考え方 河野均也、西崎統 監修、総合医学社
 看護に生かす検査マニュアル 高木康 編集 医学芸術社
 検査・検査値まるわかり辞典 森三樹雄 監修 西東社
 メディカルノート 検査の基本 下条文武 編集 西村書店
 看護のための臨床検査 浅野嘉延 著 南山堂
 目でみる臨床検査 柴紀代子、川良徳弘 編集 MEDICAL VIEW
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
講義終了後に科目責任者(宮本)が直接またはE-mail(下記)で随時受け付ける。
 E-mail:miyamasa@dokkyomed.ac.jp
[備考]
・講義資料は事前にMoodleに掲載し、学生の学修状況を確認する。
・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。