授業科目
(英名)
生命倫理学
(Bioethics)
授業科目コード NN101207Jキ
科目責任者 黒須 明
1単位
必修
講義
15時間
2学年 3セメスター 基礎科目
[授業の概要]
生命倫理学は、生命に関する倫理的な問題を扱う学問である。医療における人間の尊厳と尊重されるべき人権、倫理の必要性など、生命倫理の基本的な考え方について学修する。さらに、科学技術の進歩により、医療の発達と現実が乖離したことによって生じている多くの問題について、倫理的側面から、現代医療のあり方、医療における倫理の必要性について学修する。
[授業の目的]
医療における人間の尊厳と尊重されるべき人権、倫理の必要性など生命倫理の基本的な考え方について理解する。
(豊かな感性と倫理観に基づく看護を実践できる)
[到達目標]
1.医療における倫理の変遷を踏まえた上で現代の生命倫理について説明する。
2.先端医療、実験的医療における倫理のあり方について説明する。
3.現代医療における倫理的問題点を挙げる。
回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 4 17 4 【講義】 生命倫理(その成立の背景)
生命倫理の成立と背景、最新の現状について理解する。
事前学習:生命倫理に係るニュース・記事に目を通し、自分なりの考えをまとめる。
 
事後学習:講義内容を踏まえて、近年話題となっている医療における生命倫理の問題について自分なりにまとめる。
30分 黒須 明
黒須 三惠
2 4 24 4 【講義】 生命倫理の原則
国際看護師協会(ICN)の看護師倫理綱領を理解し、臨床倫理検討シートの記入例について検討を行う。
30分 黒須 三惠
3 5 1 4 【講義】 医療の義務
医の現場で遭遇する倫理、医療倫理の4原則について学ぶ。
30分 黒須 明
4 5 8 4 【講義】 脳死と臓器移植
脳死とは何かを理解し、脳死死体からの臓器移植について学ぶ。さらに国内での最新の現状について学ぶ。
30分 村松 尚範
5 5 15 4 【講義】 薬害と人権
サリドマイドによる薬害被害について学び、医療職者としての役割と義務について考える。
事後学習:授業を通して、医療職者としての役割と義務について、自分の考えをまとめる。(LMS上で課題を提示する。回答期限は当日23:59) 30分 ゲストスピーカー
間宮 清(前全国薬害被害者団体連絡協議会副代表世話人)
黒須 明
6 5 22 4 【講義】 先端医療と倫理
先端医療の最新の現状とそれらの技術進歩に伴う倫理的問題点について学ぶ。
事前学習:生命倫理に係るニュース・記事に目を通し、自分なりの考えをまとめる。
 
事後学習:講義内容を踏まえて、近年話題となっている医療における生命倫理の問題について自分なりにまとめる。
30分 山内 忍
7 5 29 4 【講義】 臨床研究と倫理
臨床研究の社会的歴史的背景からヘルシンキ宣言を理解し、日本の対応の現状について学ぶ。
30分
8 6 5 4 【講義】 医療事故と裁判
医療事故における民事責任、刑事責任、行政責任を理解し、最新の医療過誤裁判例から社会的に看護師に求められる義務と倫理を学ぶ。
30分 黒須 明

回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間


[成績評価と基準]
 講義への積極的な参加状況(質問に対する応答、リフレクションの記述内容及び理解度)、定期試験の成績を総合的に評価する(参加状況40%、試験60%)。
[履修上の注意]
 マスコミによる先端医療の話題に関心を持つこと。
[教科書]
 看護学生のための医療倫理 盛永審一郎・長島隆編 丸善出版
[参考書・参考資料]
 特になし
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
 黒須明はメールにて対応する(E-mail:crossa@dokkyomed.ac.jp)。その他の担当教員については講義の際に告知する。
[備考]
・講義内で実施した小テストやLMSに挙げられた質問について、講義・LMSなどで回答・解説する。
・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。