授業科目 (英名) |
フィジカルアセスメント (Physical Assessment) |
授業科目コード | NN310210Jキ |
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科目責任者 | 遠藤 恭子 |
2単位 |
必修 |
講義・演習 |
45時間 |
2学年 3セメスター 専門科目 |
[授業の概要] 対象の健康問題を把握するために必要な技術であるフィジカルアセスメントについて学修する。 各発達段階の特徴を理解し、人体の構造と機能に基づく系統的フィジカルイグザミネーションについて学修する。さらに、フィジカルイグザミネーションを通して得た情報を分析し、対象の状態を判断・予測する過程を学修する。 (精神・在宅・小児・母性は各支援論に入れる) |
[授業の目的] 対象の健康問題を把握するために必要な系統的フィジカルイグザミネーションを身につけ、得られた情報を分析し、対象の状態を判断・予測する過程を理解する。 (看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる) |
[到達目標] 1.フィジカルアセスメントの意義と目的を説明する。 2.フィジカルアセスメントに必要な共通技術(問診、視診、聴診、触診、打診)を説明する。 3.器官系統別のフィジカルイグザミネーションを実施する。 4.成人・老年の発達段階の特徴に応じて、各系統別の情報をアセスメントし、健康状態および日常生活行動を評価する。 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
1 |
4 | 4 | 木 | 1 |
【講義】 ガイダンス フィジカルアセスメントとは フィジカルアセスメントに必要な技術 ・問診、視診、聴診、触診、打診の方法 心理的側面、社会的側面 最新の研究結果からの知見 |
共通の事前・事後学習参照 |
30分 |
遠藤 恭子 上田 理恵 河野 かおり 茅島 綾 齋藤 道子 星 純子 山本 典孝 岡村 裕美 |
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2 | 4 | 4 | 木 | 2 |
【講義・演習】 健康歴聴取 ・2人1組で問診と記録をする。 全体印象の把握 ・計測 外皮系 ・外皮系のフィジカルアセスメントの意義 ・褥瘡 |
30分 | |||
3 | 4 | 5 | 金 | 3 |
【講義・演習】 全身状態 ・バイタルサイン ・体液のバランス |
30分 |
遠藤 恭子 上田 理恵 河野 かおり 茅島 綾 齋藤 道子 星 純子 山本 典孝 岡村 裕美 |
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4 | 4 | 5 | 金 | 4 |
【演習】 バイタルサイン測定 事例患者のアセスメント |
30分 | |||
5 | 4 | 8 | 月 | 2 |
【講義・演習】 脳神経系 ・脳神経系のフィジカルアセスメントの意義 ・中枢神経系と末梢神経系 ・認知機能 ・12脳神経検査 ・神経系のフィジカルアセスメント頭部、顔面、頸部、眼、耳、鼻のアセスメント ・「見る、聴く、触れる、嗅ぐ」といった感覚器の症状 |
30分 |
齋藤 道子 遠藤 恭子 上田 理恵 河野 かおり 茅島 綾 星 純子 山本 典孝 岡村 裕美 |
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6 | 4 | 9 | 火 | 1 |
【演習】 脳神経系のフィジカルアセスメント ・視診・問診_認知機能 ・12脳神経検査 ・神経系のフィジカルアセスメント(触覚・痛覚・温度覚・振動覚・複合覚・左右差) ・リンネ試験、ウェーバー試験 ・反射 ・小脳検査 ・バレー徴候 事例患者のアセスメント |
30分 | |||
7 | 4 | 9 | 火 | 2 | |||||
8 | 4 | 11 | 木 | 2 |
【講義・演習】 筋・骨格系 ・筋・骨格系のフィジカルアセスメントの意義 ・基本肢位 |
30分 |
遠藤 恭子 山本 典孝 上田 理恵 河野 かおり 茅島 綾 齋藤 道子 星 純子 岡村 裕美 |
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9 | 4 | 15 | 月 | 1 |
【演習】 筋・骨格系 ・筋・骨格系のフィジカルアセスメント ・徒手筋力テスト ・関節可動域 事例患者のアセスメント |
30分 | |||
10 | 4 | 15 | 月 | 2 | |||||
11 | 4 | 16 | 火 | 2 |
【講義・演習】 消化器系(口腔含む、消化管・・食べる) ・消化器のフィジカルアセスメントの意義 ・摂食 ・消化吸収 消化器(排泄する・・直腸、肛門) 泌尿器(排泄する) 生殖器(男性生殖器・乳房)(月経周期、妊娠、産褥については母性で) |
30分 |
遠藤 恭子 上田 理恵 河野 かおり 茅島 綾 齋藤 道子 星 純子 山本 典孝 岡村 裕美 |
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12 | 4 | 18 | 木 | 1 |
【演習】 消化器系(口腔含む、消化管・・食べる) ・消化器のフィジカルアセスメントの意義 ・口腔内の観察 ・腹部の形状 ・皮膚や臍、爪の形状 ・腸蠕動音聴取 ・肝臓の位置や大きさ ・嚥下機能 事例患者のアセスメント |
30分 | |||
13 | 4 | 18 | 木 | 2 | |||||
14 | 4 | 19 | 金 | 2 |
【講義・演習】 胸部・肺 ・胸部、肺のフィジカルアセスメントの意義 ・外呼吸と内呼吸 ・換気と拡散 心臓・循環系 ・心臓、循環系のフィジカルアセスメントの意義 ・体循環と肺循環 ・自律神経活動との関連 |
30分 |
茅島 綾 遠藤 恭子 上田 理恵 河野 かおり 齋藤 道子 星 純子 山本 典孝 岡村 裕美 |
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15 | 4 | 22 | 月 | 1 |
【演習】 胸部・肺 ・呼吸音聴取(正常呼吸音・異常呼吸音)・・ラング使用 ・声音振盪音 ・胸郭の前後径と横径の比 ・横隔膜の位置と動き 心臓・循環系 ・心音聴取 ・心尖拍動、スリル ・頸静脈圧測定 ・動脈の触診 ・ホーマンズ徴候 事例患者のアセスメント |
30分 | |||
16 | 4 | 22 | 月 | 2 | |||||
17 | 4 | 25 | 木 | 1 |
【演習】 技術試験 総合演習の計画 |
30分 |
遠藤 恭子 上田 理恵 河野 かおり 茅島 綾 齋藤 道子 星 純子 山本 典孝 岡村 裕美 |
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18 | 4 | 25 | 木 | 2 | |||||
19 | 5 | 2 | 木 | 1 |
【演習】 総合演習①グループ学習 グループ毎に提示された事例についてフィジカルイグザミネーションとフィジカルアセスメントを実施する。 ・得られた情報をもとに、事例患者のアセスメントを行う。 ・主体的に学修をすすめ、発表準備をする。 |
30分 |
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20 | 5 | 2 | 木 | 2 | |||||
21 | 5 | 9 | 木 | 1 |
【演習】 総合演習②発表会 事例に対するフィジカルアセスメントを発表する。 |
30分 | |||
22 |
5 | 9 | 木 | 2 | |||||
23 | 5 | 16 | 木 | 2 |
【講義】 臨床推論の考え方 ・スクリーニングからフォーカスアセスメント 最新の研究結果からの知見 |
30分 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
[成績評価と基準] ミニテスト(30%)、事例患者のアセスメント(30%)、技術試験(30%)、講義・演習状況(10%)を総合して評価する。 ミニテストは、次の単元の授業最初に実施する。 ミニテストおよび事例患者のアセスメントの詳細は、ガイダンスで説明する。 講義・演習状況は、講義・演習への参加状況や態度、リフレクションの提出や内容など総合的に評価する。 |
[履修上の注意] 1.演習は、フィジカルイグザミネーションは1階基礎看護学実習室、グループワークは教室を使用する。 2.服装は、Tシャツ・短パンの上にユニフォーム、ナースシューズと名札を着用し、身だしなみを整える。 ただし、講義のみの時は私服でよい。 3.教科書以外に、タブレット端末と聴診器を持参する。 4.ミニテスト終了後、回答をLMSで配信するので、各自で確認する。 5.事前学習 ①当該単元の教科書を精読する。 ②当該単元のフィジカルイグザミネーションに関連する動画を、ナーシングスキルやeナーストレーナーで視聴する。 6.事後学習 ①記録用紙に不足があった場合は追記する。 ②単元毎の事例患者のアセスメントについて、授業時間内に終わらなかった場合は、個人でアセスメントを進めておく。 |
[教科書] はじめてのフィジカルアセスメント 横山美樹 メヂカルフレンド社(電子教科書) |
[参考書・参考資料] フィジカルアセスメントガイドブック 目と耳でここまでわかる 山内豊明 医学書院 フィジカルアセスメントがみえる 医療情報科学研究所編集 メディックメディア 基礎看護技術Ⅰ 2020年版 [(系看)専門Ⅰ 基礎看護学2] 茂野香おる他 医学書院(電子書籍) e-learning 学習サイト ナーシングスキル https://www.nursingskills.jp/ eナーストレーナー https://enursetrainer.jp/ 医学書院テキスト動画 |
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] 毎回の授業終了後に質問に対応する。その他、随時受け付ける。 メールによる質問は、遠藤恭子kyoko-e@dokkyomed.ac.jp で受け付ける。 オフィスアワー 水曜日12:10 ~ 13:00 |
[備考] ・講義資料は事前にLMSに掲載し、学生の学習状況を確認する。 ・eナーストレーナー、ナーシングスキル等を利用した演習や事前・事後学修を行う。 ・演習時は、与えられた課題に基づいてグループでディスカッションを行い、各々の意見を発表し合う。 ・講義内でLMS等を用いて学生の理解度を確認し、補足説明をする。 ・講義内で実施した小テストやLMSに挙げられた質問について、講義・LMSなどで回答・解説する。 ・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に解答する。 |