授業科目
(英名)
成人看護支援論
(Adult Health Nursing)
授業科目コード NN310214Jキ
科目責任者 鈴木 珠水
1単位
必修
講義
15時間
2学年 3セメスター 専門科目
[授業の概要]
成人期にある人とその家族を対象に、健康の保持・増進のための看護支援について学修する。
成人各期にある人とその家族の特性(職業生活、余暇生活、生活習慣など)、成人保健の動向と対策、成人の生活状況の特徴と生活習慣が健康状態に及ぼす影響について理解し、成人各期に応じた健康支援について学修する。
[授業の目的]
成人期にある人とその家族を対象に、健康の保持・増進のための看護支援について理解する。
(看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる)
[到達目標]
1.成人期の身体的・心理的・社会的特徴を説明する。
2.成人期にある人の健康課題について、発達課題を踏まえ、身体的・心理的・社会的な側面から説明する。
3.成人期にある人と家族の健康に影響を与える要因について説明する。
4.成人期にある人の課題と看護アプローチについて、中範囲理論を用いて説明する。
回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 5 23 2 【講義】 <ガイダンス/成人期の特徴と健康課題>
授業計画に沿って、最新の知見について学ぶ。
成人期の人の生活の特徴(職業・余暇・生活習慣)を理解し、健康と不健康/健康問題が発生した際の看護支援を、最新の研究成果を踏まえて学修する。
事前学習:
実践看護学概論で学修した成人期の特徴について復習する。→実践看護学概論の授業資料参照
事後学習:
グループ発表準備
30分 鈴木 珠水
石井 恵
2 5 30 2 【講義】 <成人への看護アプローチ1>
成人の生きる力や主体性を支える看護支援を学修する(①ニード論/②コンコーダンス)。
事前学習:
左記の理論について自己学修する。
グループ発表する理論について、担当になったグループはプレゼンテーションの準備をする。
事後学習:
学修した中範囲理論の復習をする。
30分 佐藤 佳子
鈴木 珠水
須坂 洋子
戸沢 智也
石井 恵
3 6 11 2 【講義・演習】 <成人への看護アプローチ2>
成人の学修を支援するための基本的方法を学び、成人の自己知覚に対して理解を深め、看護支援について学修する(③自己概念/④自尊感情)。
45分 鈴木 珠水
佐藤 佳子
須坂 洋子
戸沢 智也
石井 恵
4 6 13 2 【講義・演習】 <成人への看護アプローチ3>
成人慢性期にある自己管理が必要な患者・家族への看護支援を学修する(⑤症状マネジメントモデル/⑥役割理論)。
45分 佐藤 佳子
鈴木 珠水
須坂 洋子
戸沢 智也
石井 恵
5 6 18 2 【講義・演習】 <成人への看護アプローチ4>
局面(フェイズ)に焦点化した理論を用いて、病的状態にある患者・家族への看護支援を学修する(⑦病みの軌跡/⑧移行理論)。
45分 戸沢 智也
鈴木 珠水
佐藤 佳子
須坂 洋子
石井 恵
6 6 25 2 【講義・演習】 <成人への看護アプローチ5>
成人の健康問題に対してキュアとケアを導入するときの意思決定時に生じる不安や葛藤、それらを継続する際に生じる困難について学修する(⑨保健行動理論/⑩セルフケア理論)。
45分 須坂 洋子
鈴木 珠水
佐藤 佳子
戸沢 智也
石井 恵
7 7 2 1 【講義・演習】 <成人期の特徴と看護支援>
成人期の健康を脅かす要因やQOLに影響する危機、成人の学習支援に関して学び、それに対する看護支援を学修する。
事後学習:
成人期の健康を脅かす要因、4つの病期、健康レベル、QOLに影響する危機、アンドラゴジーモデルについて復習する。
45分 鈴木 珠水
石井 恵
8 7 9 1 【講義】 <患者・家族を取り巻く環境と支援>
個体差・個人の認知の違い、個人を取り巻く環境からの影響、また健康をおびやかす要因、健康の社会決定要因について学修する。
事後学習:
1.本日の講義内容、及び中範囲理論①~⑩について復習する。
2.健康の社会的決定要因について復習する。
3.本日取り扱った理論・概念に関して復習する。
45分 鈴木 珠水
石井 恵

回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間


[成績評価と基準]
・定期試験40%、講義時間内で実施する小テスト8回で40%(1回5%)、レポート10%、グループ発表10%(成人へのアプローチ1.~5.の回で行う)で評価する。
・小テストは、授業を欠席した場合は加点とならない→テストに参加することはできる。
[履修上の注意]
・事前課題・事後課題に主体的に取り組んで授業に臨むこと。
・グループ学習で深めていく看護の理論や概念に関して、十分に予習・復習をしておくこと。
・グループ学習はメンバーと協働して取り組み、自身の課題も踏まえ、自分の強みを生かしてグループに貢献し学修していくこと。
・グループ発表時は、自発的かつ建設的にディスカッションをすること。
・グループ発表は、理論の骨子、図表など可視化の方策、まとめ方、教科書以外の出典などの効果的活用の有無、伝え方などを含めた視点を持って聴くこと。
[教科書]
1.ナーシング・グラフィカシリーズ 成人看護学③セルフマネジメント, メディカ出版(電子教科書)
2.看護診断のためのよくわかる中範囲理論 第3版, 黒田裕子, Gakken
3.系統看護学講座 専門Ⅰ 成人看護学総論 (成人看護学①) 医学書院(電子教科書)
[参考書・参考資料]
ナーシング・グラフィカシリーズ 成人看護学①成人看護学概論, メディカ出版
ナーシング・グラフィカシリーズ, 成人看護学②健康危機状況/セルフケアの再獲得, メディカ出版
系統別看護学講座シリーズ, 医学書院
医療・保健スタッフのための健康行動理論の基礎:生活習慣病を中心に, 松本千明, 医歯薬出版
看護実践に活かす中範囲理論(第2版), 野川道子, メヂカルフレンド社
看護診断ハンドブック 第12版, 黒江 ゆり子, 医学書院 
慢性疾患の病みの軌跡, ピエール・ウグ, 医学書院
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
直接質問がある場合は、事前に連絡した上で受け付ける。また、LMS上またはメールでも質問を随時受け付ける。
 ●科目責任者
  鈴木 珠水 研究室15 火・木曜日12:30-13:00  suzukita@dokkyomed.ac.jp  
 ●科目担当者
  佐藤 佳子 火・木曜日 12:30-13:00 y-satoh@dokkyomed.ac.jp
  須坂 洋子 火・木曜日 12:30-13:00 h-susaka@dokkyomed.ac.jp
  戸沢 智也 火・木曜日 12:30-13:00 t-tozawa@dokkyomed.ac.jp
  石井 恵  火・木曜日 12:30-13:00
[備考]
・講義資料は事前にLMSに掲載し、学生の学修状況を確認する。
・eナーストレーナー、ナーシングスキル等を利用した演習や事前・事後学習を行う。
・演習時は、与えられた課題に基づいて小グループでディスカッションを行い、各々の意見を発表し合う。
・講義内でLMS等を用いて学生の理解度を確認し、補足説明をする。
・講義内で実施した小テストやLMSに挙げられた質問について、講義・LMSなどで回答・解説する。
・グループ学習・発表①~⑩の中範囲理論は「看護診断のためのよくわかる中範囲理論 第3版, 黒田裕子, Gakken. +αで主体的に学んでいくこと。
・グループ発表における資料は、最新の知見を盛り込むため、教科書以外の書籍、文献などを活用すること。その場合は出典やURLを記載すること。
・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」にて説明する。