授業科目
(英名)
ボランティア論
(Volunteerism)
授業科目コード NN103114J
科目責任者 増山 貴子
担当教員 増山 貴子 保・助・養の受験資格

保健師 : 選択

助産師 : 選択

養教一種: 選択

担当形態 単独  施行規則に定める科目

科目区分又は事項


1単位
選択
講義
15時間
1学年 1セメスター 基盤科目
[授業の概要]
ボランティア活動とは何かを理解し、ボランティアの歴史や意義、役割といったボランティアに関する基本的な知識を学修する。ボランティア活動の具体的事例を通じて、内容、対象、活動から得る喜びや課題を知り、具体的なボランティア活動を計画する。
[授業の目的]
「DP3.自らの役割と責任を理解し、人々と協働できる」力を養うために、ボランティア活動とは何かを理解し、ボランティアの歴史や意義、役割といったボランティアに関する基本的な知識を学修する。
[到達目標]
➀ ボランティア活動とは何かについて説明する。
➁ ボランティア活動の意義と社会的役割について説明する。
➂ ボランティア活動を実践するための知識を理解し、計画する。
回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 5 1 3 【講義・演習】 ガイダンス/ボランティアとは何か/ボランティアの歴史

ボランティアの性格、目的、関連する思想について理解する。また、ボランティアの歴史について触れる。

【キーワード】
自発性、ボランタリズム、利他主義
【事後学習】
ミニレポート➀
課題内容、提出期限等の詳細については、講義内で説明する。
30分 増山 貴子
2 5 8 3 【講義・演習】 ボランティア活動の現状/ボランティアの意義と価値

国内外のボランティア活動の現状を理解する。また、ボランティアの意義と価値について考える。
【事後学習】
ミニレポート➁
課題内容、提出期限等の詳細については、講義内で説明する。
30分
3 5 15 3 【講義・演習】 地域社会とボランティア活動

自分たちが生活している、身近な地域社会におけるボランティア活動について考える。

【キーワード】
ボランティアセンター、社会福祉協議会、民生委員・児童委員
【事前学習】
自分の身の回りで行われているボランティア活動について調べる。
30分
4 5 22 3 【講義・演習】 国際ボランティア

国際ボランティアについて、事例を踏まえながら理解を深める。

【キーワード】
社会開発、地球市民
【事後学習】
ミニレポート➂
課題内容、提出期限等の詳細については、講義内で説明する。
30分
5 5 29 3 【講義・演習】 ボランティア活動支援とボランティアコーディネーター

ボランティア活動の支援とは何か、またボランティアセンター、ボランティアコーディネーターについて理解を深める。

【キーワード】
ボランティア活動支援、NPO、NGO
【事後学習】
第5回までの講義・演習の内容を振り返る。
30分
6 6 5 3 【講義・演習】 ボランティア組織の運営

ボランティア組織運営について理解を深める。また、ボランティア活動とSDGs(Sustainable Development Goals)の関係について考える。

【キーワード】
ボランティア・モチベーション、PCM手法(Project Cycle Management)、SDGs
【事前学習】
SDGsについて調べる。
20分
7 6 12 1 【講義・演習】 ボランティアコーディネート

PCM手法を理解し、各グループでボラティアをコーディネートする。

【キーワード】
PCM手法、PDM(Project Design Matrix)
【事後学習】
グループで、自分たちのボランティアの計画を立てる。
50分
8 6 26 1 【講義・演習】 ボランティア計画の発表/ボランティアの可能性と展望

グループごとにボランティアの計画を発表する。発表時間、方法等については、第1回の講義で説明する。
また、ボランティアの可能性と展望について考える。
【事前学習】
グループで、自分たちのボランティアの計画をたて、発表の準備をする。
50分

回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間


[成績評価と基準]
レポート:30%、ミニレポート:10%(10%×3回=30%)、グループ発表:20%、授業参加度:20%により総合的に評価します。
なお、本科目は、再評価は実施いたしません。
[履修上の注意]
➀ ディスカッションやグループ討議の際は、積極的に発言する。
➁ レポートおよびミニレポートは、提出期限を過ぎると受けつけられない場合がある。
➂ 受講者の人数により、講義内容を一部変更する場合がある。
[教科書]
特になし。
必要に応じて、資料を配付する。
[参考書・参考資料]
1.内海成治・中村安秀編 新ボランティア学のすすめ 昭和堂
2.早瀬昇ほか テキスト市民活動論 社会福祉法人大阪ボランティア協会
3.柴田賢治ほか ボランティア論 (株)みらい
4.岡本榮一 ボランティア・市民活動実践論 ミネルヴァ書房
5.三谷はるよ ボランティアを生みだすもの 有斐閣
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
質問については、授業終了後受け付ける。
E-mailアドレスについては、初回の授業で周知する。
[備考]
・演習時は、与えられた課題に基づいて小グループでディスカッションを行い、各々の意見を発表し合う。
・講義内で実施した小テストやLMSに挙げられた質問について、講義内で回答・解説する。
・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。