授業科目 (英名) |
多職種連携論 (Multiprofessional Collaboration) |
授業科目コード | NN205225J |
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科目責任者 | 須坂 洋子 | ||
担当教員 | 須坂 洋子、多田 幸子、田村 由馬、橋本 富美子 | 保・助・養の受験資格 |
保健師 : 必修 助産師 : 必修 養教一種: 必修 |
担当形態 | オムニバス | 施行規則に定める科目 科目区分又は事項 |
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1単位 |
必修 |
講義 |
15時間 |
2学年 3セメスター 専門基盤科目 |
[授業の概要] 保健医療福祉分野におけるチームアプローチの必要性と、各専門職者の役割・機能について学修する。自己を振り返り、看護職者としてチームの中で効果的に協働する上での自己の課題を明らかにする。 |
[授業の目的] 「DP3.自らの役割と責任を理解し、人々と協働できる」力を養うために、保健医療福祉分野におけるチームアプローチの必要性と、各専門職者の役割・機能について学修する。 |
[到達目標] 1.保健医療福祉分野における多職種連携の必要性を説明できる。(DP-3◎) 2.各医療専門職の役割と機能を理解し、連携の在り方を説明できる。(DP-3◎) 3.多職種連携における看護職の役割と機能を説明できる。(DP-3◎、DP-4〇) 4.多職種連携における責任の在り方を理解し、倫理的行動について説明できる。(DP-3◎、DP-4〇) |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
1 | 4 | 4 | 金 | 3 |
【講義】 オリエンテーション 多職種連携・チーム医療の概念:多職種連携・チーム医療の概念について、基本的な考えを学ぶ。 |
事後学習:多職種連携・チーム医療について、自身の考えをまとめる。 | 30分 | 須坂 洋子 | |
2 | 4 | 11 | 金 | 3 |
【講義】 多職種の役割と連携・協働① 多職種の役割を理解し、連携・協働について基本的な考え、現状を学ぶ |
事後学習:講義資料をまとめる。 | 30分 |
須坂 洋子 |
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3 | 4 | 18 | 金 | 3 |
【講義】 多職種の役割と連携・協働② 【遺伝医療における多職種連携】 遺伝医療における多職種連携の実際について学ぶ ※最新の知見を含む |
事後学習:遺伝医療におけるチーム医療について例を挙げ、まとめる。 | 30分 | 須坂 洋子 | |
4 | 4 | 25 | 金 | 3 |
【講義】 多職種の役割と連携・協働③ 【リハビリテーション部門】リハビリテーション部門の役割を理解し、多職種連携の実際について学ぶ |
事後学習:リハビリテーション部門の役割について復習する。 | 30分 |
田村 由馬 (獨協医科大学日光医療センター リハビリテーション部) |
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5 | 4 | 28 | 月 | 1 |
【講義】 多職種の役割と連携・協働④ 【医療ソーシャルワーカーの役割】 病院内におけるメディカルソーシャルワーカーの役割を理解し、多職種連携の実際について学ぶ |
事後学習:医療ソーシャルワーカーの役割について復習する。 | 30分 |
橋本 富美子 (獨協医科大学病院 地域連携・患者サポートセンター 医療福祉相談部門) |
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6 | 5 | 9 | 金 | 3 |
【講義】 多職種の役割と連携・協働⑤ 【薬剤師の役割】薬剤師の役割を理解し、多職種連携の実際について学ぶ |
事後学習:薬剤師の役割について復習する。 | 30分 |
多田 幸子 (獨協医科大学埼玉医療センター 薬剤部) |
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7 | 5 | 16 | 金 | 3 |
【講義】 多職種の役割と連携・協働⑥【患者・家族と医療の連携】 PCC(ピープル・センタード・ケア)について学ぶ ※最新の知見を含む |
事後学習:講義資料をまとめる。 | 30分 | 須坂 洋子 | |
8 | 5 | 23 | 金 | 1 |
【講義】 まとめ 多職種連携におけるコミュニケーション、多職種連携の倫理 |
事後学習:自己の役割について考え、今後どのように多職種と連携して行動していくのかをまとめる。 | 30分 | 須坂 洋子 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
[成績評価と基準] 定期試験(60%)および学修の参加状況(ワークブック40%)で評価する。 期限後に出されたワークブックは評価しない。 |
[履修上の注意] コミュニティヘルスインターンシップで学修した多職種の役割について復習しておくこと。看護学基礎実習で学んだ看護職の役割と機能について復習しておくこと。 各自積極的に学修に臨むこと。多職種連携やチーム医療に関する話題、新聞や雑誌などの記事に関心を持ち、積極的に多職種の役割や多職種連携・チーム医療について知る努力をすること。 |
[教科書] 特に指定しない |
[参考書・参考資料] ・「チーム医療」とは何か 第2版 細田満和子著 日本看護協会出版会 ・チーム医療論 廣野和美編 医歯薬出版 ・新しいチーム医療 改訂版 田村由美編 看護の科学社 ・チーム医療と看護 川島みどり 看護の科学社 ・実践チーム医療論 水本清久ほか編 医歯薬出版 その他、適宜紹介する。 |
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] 科目責任者(須坂洋子) オフィスアワー:水曜日12時~13時 E-mail: h-susaka@dokkyomed.ac.jp その他、講義終了後のリフレクション(LMS)においても質問を受け付ける。 |
[備考] ・講義資料は事前にLMSに掲載し、学生の学修状況を確認する。 ・講義内でLMS等を用いて学生の理解度を確認し、補足説明をする。 ・講義内で実施した小テストやLMSに挙げられた質問について、講義・LMSなどで回答・解説する。 ・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。 |