授業科目 (英名) |
在宅看護方法論 (Home Care Nursing Methodology) |
授業科目コード | NN206245J |
---|---|---|---|
科目責任者 | 野澤 里美 | ||
担当教員 | 野澤 里美、甲州 優、木村 由美、関 由香里、黒田 美香 | 保・助・養の受験資格 |
保健師 : 必修 助産師 : 必修 養教一種: 必修 |
担当形態 | 一部複数 クラス分け | 施行規則に定める科目 科目区分又は事項 |
|
2単位 |
必修 |
講義・演習 |
30時間 |
2学年 4セメスター 専門基盤科目 |
[授業の概要] 健康障害をもつ療養者とその家族を対象に、健康障害が生活に与える影響を理解し、療養者および家族の健康や暮らしを継続的に支援するために必要な訪問看護活動について学修する。 |
[授業の目的] 「DP2.科学的思考を備え、根拠に基づいた看護を実践できる」力を養うために、健康障害をもつ療養者とその家族を対象に、健康障害が生活に与える影響を理解し、療養者および家族の健康や暮らしを継続的に支援するために必要な訪問看護活動について学修する。 |
[到達目標] 1. 在宅療養者における特長を理解し、様々な状況下の在宅療養者と家族への看護を説明する。(DP-2◎) 2. 健康障害を有する在宅療養者のその人らしい生活に対する看護を説明する。(DP-2◎) 3. 健康障害を有する在宅療養者と家族の危機に対する看護を説明する。(DP-2◎) 4. 事例をもとに看護過程を展開し、在宅療養者の看護ケアとその根拠を説明する。(DP-2◎) 5. 事例をもとに在宅療養の看護に必要な看護技術を学内演習で実践する。(DP-2◎、DP-4〇) |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
1 | 11 | 13 | 木 | 5 |
【講義・演習】 ガイダンス ・授業計画及び評価計画 ・事前・事後課題提出に関するLMSについて 講義 ①地域と生活と健康 ②地域包括ケアシステムと共生社会 |
事前・事後学習はLMSに提示する。 |
30分 |
野澤 里美 甲州 優 木村 由美 関 由香里 黒田 美香 |
|
2 | 11 | 14 | 金 | 5 |
【講義・演習】 ①在宅移行期の看護の役割と在宅における多職種・多機関の連携を学修する。 ②DVDの事例を通して考える。 (グループワーク) |
事前学習:DVDを視聴し、分からない用語について調べる。 事後学習:①リフレクション ②授業の復習、不足部分の追加学修を行う。 |
30分 |
野澤 里美 甲州 優 木村 由美 関 由香里 黒田 美香 |
|
3 | 11 | 21 | 金 | 5 | 【講義・演習】 在宅療養者の日常生活的支援の実際 |
事前学習:在宅看護学の授業内容の復習をする。 事後学習: ①リフレクション ②授業の復習、不足部分の追加学修を行う。 |
30分 |
ゲストスピーカー 鮎澤 みどり (友志会訪問看護ステーションたんぽぽ所長) 野澤 里美 |
|
4 | 11 | 28 | 金 | 5 | 【講義・演習】 神経難病の療養者とその家族の暮らしを支える看護援助 |
事前学習:LMSに提示する。 事後学習:①リフレクション ②授業の復習、不足部分の追加学修を行う。 |
30分 |
野澤 里美 甲州 優 木村 由美 関 由香里 黒田 美香 |
|
5 | 12 | 5 | 金 | 5 |
【講義・演習】 在宅療養者を支える看護過程と特徴を理解し、展開方法を学修する。 ①事例紹介(慢性期の在宅療養者) ②ロールプレイ |
事前学習:LMSに提示する。 事後学習:①リフレクション ②授業の復習、不足部分の追加学修を行う。 |
30分 |
野澤 里美 甲州 優 木村 由美 関 由香里 黒田 美香 |
|
6 | 12 | 8 | 月 | 3 |
【講義・演習】 <看護過程展開①> 事例より情報収集し記録用紙に整理する。 (個人ワーク・グループワーク) |
事前学習:情報よりアセスメントする。 事後学習:①リフレクション ②授業の復習と追加学修を行う。 |
30分 |
野澤 里美 甲州 優 木村 由美 関 由香里 黒田 美香 |
|
7 | 12 | 8 | 月 | 4 |
【講義・演習】 <看護過程展開②> 情報収集した事項をアセスメントし記録用紙に整理する。(個人ワーク・グループワーク) |
事前学習: 健康状態、身体機能・構造に関するアセスメントについて復習する。 事後学習: 授業の復習、不足のアセスメントについて追加学修を行う。 |
30分 |
野澤 里美 甲州 優 木村 由美 関 由香里 黒田 美香 |
|
8 | 12 | 12 | 金 | 5 |
【講義・演習】 <看護過程展開③> アセスメントの統合、療養上の課題の抽出 (グループワーク・発表) |
事前学習:グループワークできるよう看護過程記録物を各自進める 事後学習:課題提出に向けて記録を整理する。 |
30分 |
野澤 里美 甲州 優 木村 由美 関 由香里 黒田 美香 |
|
9 | 12 | 19 | 金 | 5 |
【講義・演習】 <看護過程展開④> 看護計画を立案する。 (個人ワーク) |
事前学習: 看護課題の抽出を各自進める 事後学習: ①リフレクション ②看護過程に展開を整理する。 |
30分 |
野澤 里美 甲州 優 木村 由美 関 由香里 黒田 美香 |
|
10 | 12 | 22 | 月 | 3 |
【講義・演習】 訪問指示書に基づいて看護計画を立案し、技術演習につなげる。 |
事前学習: ナーシングスキルで技術演習項目の予習をしてくる。 事後学習: ①リフレクション |
30分 |
野澤 里美 甲州 優 木村 由美 関 由香里 黒田 美香 |
|
11 | 12 | 23 | 火 | 1 |
【講義・演習】 Cクラス 看護過程の展開、技術演習 看護計画に基づいて座薬挿入の演習を行う。 |
事前学習: ナーシングスキルで技術演習項目の予習をしてくる。 事後学習: ①リフレクション |
30分 |
関 由香里 野澤 里美 甲州 優 木村 由美 黒田 美香 |
|
12 |
12 | 23 | 火 | 2 |
【講義・演習】 Cクラス 看護過程の展開、技術演習 看護計画に基づいて座薬挿入の演習を行う。 |
事前学習: ナーシングスキルで技術演習項目の予習をしてくる。 事後学習: ①リフレクション |
30分 |
関 由香里 野澤 里美 甲州 優 木村 由美 黒田 美香 |
|
11 | 12 | 24 | 水 | 1 |
【講義・演習】 Aクラス 看護過程の展開、技術演習 看護計画に基づいて座薬挿入の演習を行う。 |
事前学習: ナーシングスキルで技術演習項目の予習をしてくる。 事後学習: ①リフレクション |
30分 |
関 由香里 野澤 里美 甲州 優 木村 由美 黒田 美香 |
|
12 | 12 | 24 | 水 | 2 |
【講義・演習】 Aクラス 看護過程の展開、技術演習 看護計画に基づいて座薬挿入の演習を行う。 |
事前学習: ナーシングスキルで技術演習項目の予習をしてくる。 事後学習: ①リフレクション |
30分 |
黒田 美香 野澤 里美 甲州 優 木村 由美 関 由香里 |
|
11 | 12 | 25 | 木 | 1 |
【講義・演習】 Bクラス 看護過程の展開、技術演習 看護計画に基づいて座薬挿入の演習を行う。 |
事前学習: ナーシングスキルで技術演習項目の予習をしてくる。 事後学習: ①リフレクション |
30分 |
黒田 美香 野澤 里美 甲州 優 木村 由美 関 由香里 |
|
12 | 12 | 25 | 木 | 2 |
【講義・演習】 Bクラス 看護過程の展開、技術演習 看護計画に基づいて座薬挿入の演習を行う。 |
事前学習: ナーシングスキルで技術演習項目の予習をしてくる。 事後学習: ①リフレクション |
30分 |
黒田 美香 野澤 里美 甲州 優 木村 由美 関 由香里 |
|
13 | 1 | 5 | 月 | 4 | 【講義・演習】 医療ケア児とその家族の暮らしを支える看護援助 |
事前学習: 在宅看護学の授業内容を 復習する。 事後学習:①リフレクション |
30分 |
ゲストスピーカー 益子郁子 (NPO法人うりずん) 野澤 里美 |
|
14 | 1 | 8 | 木 | 4 | 【講義・演習】 在宅療養をしている精神障害者と家族への看護 |
事前学習: 在宅看護学の授業内容を 復習する。 事後学習:①リフレクション |
30分 |
木村 由美 野澤 里美 甲州 優 関 由香里 黒田 美香 |
|
15 | 1 | 15 | 木 | 4 | 【講義・演習】 学修した在宅看護について振り返り、事例を通して病院から在宅の移行期に考えられる問題についてグループでまとめる。 |
事前学習: 在宅看護学の授業内容を 復習する。 事後学習:①リフレクション |
30分 |
野澤 里美 甲州 優 木村 由美 関 由香里 黒田 美香 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
[成績評価と基準] 定期試験(50%)、看護過程記録物(30%)、技術演習への参加状況(20%) 提出期限等について講義内で説明する。 |
[履修上の注意] 事前・事後学習はLMSに提示するので、各自必ず確認して取り組むこと。 授業は、グループワーク、ロールプレイなどの形態で行うことが多く、授業への積極的な参加が求められる。 |
[教科書] ①系統看護学講座 専門分野 地域・在宅看護論[1] 地域・在宅看護の基盤 医学書院(電子教科書) ②系統看護学講座 専門分野 地域・在宅看護論[2] 地域・在宅看護の実践 医学書院(電子教科書) |
[参考書・参考資料] ①河野あゆみ(2023):地域・在宅看護過程第2版 医学書院 ②戸村ひかり(2019):よくわかる退院支援 学研 |
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] オフィスアワー:水曜日12~13時(研究室53) E-mail:s-nozawa@dokkyomed.ac.jp |
[備考] ・演習時は、課題に基づいてグループでディスカッションを行い、意見を発表し合う。 ・講義内でLMS等を用いて学生の理解度を確認し、補足説明をする。 ・講義内で実施したLMSに挙げられた質問について、講義・LMSなどで回答・解説する。 ・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。 |