授業科目 (英名) |
公衆衛生看護方法論 (Public Health Nursing Methodology) |
授業科目コード | NN206249J |
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科目責任者 | 横山 和世 | ||
担当教員 | 横山 和世、加藤 典子、桐生 育恵、榊原 理恵子、二野屏 美佳 | 保・助・養の受験資格 |
保健師 : 必修 助産師 : 必修 養教一種: 必修 |
担当形態 | 一部複数 | 施行規則に定める科目 科目区分又は事項 |
養護に関する科目 健康相談活動の理論・健康相談活動の方法 |
2単位 |
必修 |
講義・演習 |
30時間 |
2学年 4セメスター 専門基盤科目 |
[授業の概要] 家庭や集団・組織を含む地域を基盤に、そこで生活する人々が、自らの健康を意識し、主体的に健康の保持・増進するための公衆衛生看護活動の方法を学修する。 |
[授業の目的] 「DP3.自らの役割と責任を理解し、人々と協働できる」力を養うために、地域を基盤に生活する人々が、主体的に健康の保持・増進するための公衆衛生看護活動方法について学修する。 |
[到達目標] 1.健康相談における公衆衛生看護活動の特徴を説明する。(DP-2○) 2.家庭訪問における公衆衛生看護活動の特徴を説明する。(DP-2○) 3.健康診査における公衆衛生看護活動の特徴を説明する。(DP-2○、DP-3◎) 4.健康教育における公衆衛生看護活動の特徴を説明する。(DP-2○、DP-3◎) 5.住民の主体的な健康づくりについて理解し、組織活動を説明する。(DP-3◎) 6.公衆衛生看護活動のPDCAサイクルに沿って、地域特性に応じた健康教育を企画・実施・評価する。(DP-2○、DP-3◎) |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
1 | 11 | 14 | 金 | 3 |
【講義】 健康相談 ・保健指導の技術である看護技術、相談技術、教育技術を駆使して実施する保健師の健康相談について、目的・特徴、方法を説明する。 |
【事前学習】 教科書1、p.114-121の「健康相談」を読む。 【事後学習】 講義終了後に出題する健康相談に関する国家試験問題を解く。 |
30分 | 横山 和世 | |
2 | 11 | 21 | 金 | 3 |
【講義】 家庭訪問 ・個人や家族の自宅に出向いて、健康相談や保健指導を行う保健師の家庭訪問の目的・特徴、方法について説明する。 |
【事前学習】 教科書1、p.144-153の「家庭訪問における保健指導」を読む。 【事後学習】 講義終了後に出題する家庭訪問に関する国家試験問題を解く。 |
30分 | ||
3 | 11 | 21 | 金 | 4 |
【講義】 健康診査 ・地域保健活動における健康診査について、地区活動としての健康診査の目的、健康診査の企画・実施・評価、法律に基づく健康診査について説明する。 |
【事前学習】 教科書1、p.122-131の「健康診査」を読む。 【事後学習】 講義終了後に出題する健康診査に関する国家試験問題を解く。 |
30分 | ||
4 | 11 | 28 | 金 | 3 |
【講義】 地域組織活動 ・地域組織の育成・支援の定義・対象・目的と過程を概説し、活動支援の展開事例から保健師の役割を説明する。 |
【事前学習】 教科書1、p.222-232の「地域組織活動にかかわる概念」を読む。 【事後学習】 講義終了後に出題する地域組織活動に関する国家試験問題を解く。 |
30分 | ||
5 | 11 | 28 | 金 | 4 |
【講義】 健康教育 ・保健師が行う健康教育の目的・特徴、方法について説明する。[最新] ・「個」と「地域」の健康課題を連動させた健康教育や、住民との協働を意識した健康教育の展開方法について説明する。 |
【事前学習】 教科書1、p.180-189の「地域における健康教育の位置づけ」を読む。 【事後学習】 講義終了後に出題する健康教育に関する国家試験問題を解く。 |
30分 | ||
6 | 12 | 5 | 金 | 3 |
【演習】 健康教育演習①:健康教育計画書(目的・目標)の作成 ・「個」の事例を束ね「地域」の健康課題を導き出す方法を学習する。 ・地域の健康課題を解決するための一手法として健康教育を取り上げ、健康教育の目的・目標を設定する方法を学習する。 |
【事前学習】 教科書2、p.14-28を読む。 |
20分 |
横山 和世 加藤 典子 桐生 育恵 榊原 理恵子 二野屏 美佳 |
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7 | 12 | 5 | 金 | 4 |
【演習】 健康教育演習②:健康教育計画書(健康教育の概要)の作成 ・健康教育の目的・目標に基づいて、健康教育を企画する方法を学習する。 |
【事前学習】 教科書2、p.56-68を読む。 |
20分 | ||
8 | 12 | 12 | 金 | 3 |
【演習】 健康教育演習③:経過発表 ・健康教育計画書の作成経過を発表し、話し合いや質疑応答を通して、効果的な健康教育について再考する。 |
【事前学習】 教科書2、p.70-84、p.196-211を読む。 |
40分 | ||
9 | 12 | 12 | 金 | 4 |
【演習】 健康教育演習④:健康教育計画書の作成(プラグラムの流れ)の作成 ・健康教育の企画に基づいて、健康教育計画書を作成する方法を学習する。 |
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10 | 12 | 19 | 金 | 3 |
【演習】 健康教育演習⑤⑥:健康教育の教育媒体(教材)の作成 ・健康教育の対象者や教育内容に合わせ、効果的な教育媒体(教材)の作成方法を学習する。 |
【事前学習】 グループで選択した健康教育のテーマに関する情報を収集する。 |
40分 | ||
11 | 12 | 19 | 金 | 4 | |||||
12 | 1 | 9 | 金 | 3 |
【演習】 健康教育演習⑦:健康教育のシナリオの作成 ・健康教育の目的・目標を念頭に、健康教育を効果的に展開するための、シナリオの作成方法を学習する。 |
【事後学習】 自身が担当するシナリオを、ブラッシュアップする。 |
20分 | ||
13 | 1 | 9 | 金 | 4 |
【演習】 健康教育演習⑧:健康教育のリハーサル ・健康教育のリハーサルを通して、健康教育を効果的に展開するための方法の改善と、自身の役割を明確化する。 |
【事後学習】 自身が担当するシナリオを暗記する。 |
20分 | ||
14 | 1 | 16 | 金 | 3 |
【演習】 健康教育演習⑨⑩:健康教育の実施 ・企画した健康教育を実施し、学生が各々の役割を遂行することを通して、健康教育を評価する視点を学習する。 ・健康教育の一連の過程を通して、保健師活動のPDCAサイクルについて学習する。 |
【事後学習】 教科書全体を活用し、演習で習得したことを論理的に理解する。 |
30分 | ||
15 | 1 | 16 | 金 | 4 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
[成績評価と基準] ・定期試験:50%、授業内課題:30%、授業参加度(グループワークの参加状況、リフレクションの内容):20% ・課題の提出期限や場所については、授業中に提示する。 |
[履修上の注意] ・事前/事後課題は、必ず取り組むこと。 |
[教科書] 1.標準保健師講座2 公衆衛生看護技術、医学書院(電子教科書) 2.PDCAの展開図でわかる 「個」から「地域」へ広げる保健師活動、守田孝恵編、クオリティケア |
[参考書・参考資料] 講義中に紹介する。 |
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] 科目責任者。メールアドレスは、授業時に提示する。 オフィスアワー:講義日の12:00~13:00 |
[備考] ・講義資料は事前にLMSに掲載し、学生の学修状況を確認する。 ・講義内でLMS等を用いて学生の理解度を確認し、補足説明をする。 ・講義内で実施した小テストやLMSに挙げられた質問について、講義内で回答・解説する。 ・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。 |