授業科目
(英名)
※日常生活援助実習
(Daily Living Support Practicum)
授業科目コード NN307203J
科目責任者 河野 かおり
担当教員 新井 龍、河野 かおり、上田 理恵、遠藤 恭子、茅島 綾、齋藤 道子  保・助・養の受験資格

保健師 : 必修

助産師 : 必修

養教一種: 必修

担当形態 複数(全コマ)  施行規則に定める科目

科目区分又は事項
養護に関する科目

看護学(臨床実習及び救急処置を含む。)
2単位
必修
実習
90時間
2学年 4セメスター 専門科目
[授業の概要]
健康課題を有する患者への日常生活援助を通して、看護の対象を統合体として理解し、必要かつ適切な看護を実践するための基礎的能力を修得する。
[授業の目的]
DP1~5の能力を連続的・階層的に養うために、看護の対象を統合体として理解し、必要な日常生活援助を実践するための基礎的能力を修得する。
[到達目標]
1.受け持ち患者に関心を持ち、患者への理解を深める。(DP-1◎、DP-2◎、DP-3◎、DP-4◎、DP-5◎)
2.受け持ち患者について看護過程を展開し看護問題を明確にする。(DP-1◎、DP-2◎、DP-3◎、DP-4◎、DP-5◎)
3.受け持ち患者について必要な看護援助を実施・評価する。(DP-1◎、DP-2◎、DP-3◎、DP-4◎、DP-5◎)
4.看護実践を通して、看護職者としての基本的態度を身に付ける。(DP-1◎、DP-2◎、DP-3◎、DP-4◎、DP-5◎)
5.実習での経験を通して自己の看護観を育む。(DP-1◎、DP-2◎、DP-3◎、DP-4◎、DP-5◎)
回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
【実習】 1.実習期間
 Ⅰ期:令和7年9月 1日~ 9月12日のうち10日間
 Ⅱ期:令和7年9月16日~ 9月26日のうち 8日間
 Ⅲ期:令和7年9月29日~10月10日のうち10日間

2.実習内容
1) 各実習病棟のオリエンテーション
(1) 看護師長から病棟の理念や目標、看護方針、看護の特徴などの説明を受ける。
(2) 実習指導者から病棟の特徴と構造、設備、病棟の看護目標、看護体制、週間スケジュール、
病棟の日課、記録類の説明を受ける。
(3) 患者1名を受け持ち、看護過程を展開する。
(4) 受け持ち患者のニードに応じた看護を実践し、評価する。

3.事前課題
〔夏季休暇中〕
(1)成人期・老年期の発達段階の特徴をまとめる。
(2)看護過程展開論とフィジカルアセスメントの授業資料をLMSからダウンロードし資料を整理し、復習する。
(3)バイタルサインの基準値
(4)医療廃棄物の取り扱いと分別方法
(5)日常生活援助技術の目的・方法・根拠・必要物品について視聴覚教材を視聴する。
・環境整備 ・シーツ交換
・寝衣交換 ・全身清拭、洗髪、足浴
・食事介助 ・口腔ケア
・おむつ交換、陰部洗浄 ・便器、尿器、ポータブルトイレでの排泄援助
・移乗 ・移乗と移送(車椅子・ストレッチャー)
・体位変換、ポジショニング
〔受け持ち患者決定後〕
(1)受け持ち患者の疾患に関する人体の構造と機能、病態、主な治療・検査
(2)受け持ち患者の発達課題、必要なフィジカルアセスメント
(3)受け持ち患者に合わせて、看護過程展開論の授業資料を参考に看護過程の展開を学習する

4.カンファレンス
 毎日カンファレンスを行う。テーマはグループメンバーで話し合って決定する。
 中間カンファレンス…対象者の全体像と看護問題について
 最終カンファレンス…実習全体を通しての学び

<授業外学習>
・実習開始前は、提示された事前課題に取り組む
・実習中は、教員と実習指導者の指導や助言を基に記録を進める

5.実習スケジュール
 実習要項にて提示する。
【実習】 1.実習期間
 Ⅰ期:令和7年9月15日~9月26日のうち10日間
 Ⅱ期:令和7年9月29日~10月10日のうち10日間
 Ⅲ期:令和7年10月13日~10月24日のうち10日間
 実習時間:8時30分~16時

2.実習内容
1) 各実習病棟のオリエンテーション
(1) 看護師長から病棟の理念や目標、看護方針、看護の特徴などの説明を受ける。
(2) 学生指導者から病棟の特徴と構造、設備、病棟の看護目標、看護体制、週間スケジュール、
病棟の日課、記録類の説明を受ける。
(3) 患者1名を受け持ち、看護過程を展開する。
(4) 受け持ち患者のニードに応じた看護を実践し、評価する。

3.事前課題
〔夏季休暇中〕
(1)成人期・老年期の発達段階の特徴をまとめる。
(2)看護過程展開論とフィジカルアセスメントの授業資料をLMSからダウンロードし資料を整理し、復習する。
(3)バイタルサインの基準値
(4)医療廃棄物の取り扱いと分別方法(基礎看護学実習Ⅰの事前学習の復習)
(5)日常生活援助技術の目的・方法・根拠・必要物品について視聴覚教材を視聴する。
・環境整備 ・シーツ交換
・寝衣交換 ・全身清拭、洗髪、足浴
・食事介助 ・口腔ケア
・おむつ交換、陰部洗浄 ・便器、尿器、ポータブルトイレでの排泄援助
・移乗 ・移乗と移送(車椅子・ストレッチャー)
・体位変換、ポジショニング
〔受け持ち患者決定後〕
(1)受け持ち患者の疾患に関する人体の構造と機能、病態、主な治療・検査
(2)受け持ち患者の発達課題、必要なフィジカルアセスメント
(3)受け持ち患者に合わせて、看護過程展開論の授業資料を参考に看護過程の展開を学習する

4.カンファレンス
 毎日カンファレンスを行う。テーマはグループメンバーで話し合って決定する。
 中間カンファレンス…対象者の全体像と看護問題について
 最終カンファレンス…実習全体を通しての学び

<授業外学習>
・実習開始前は、提示された事前課題に取り組む
・実習中は、教員と実習指導者の指導や助言を基に記録を進める

5.実習スケジュール
【第1週】月…オリエンテーション
     火~金…受け持ち患者の看護
【第2週】月~火…受け持ち患者の看護
     水…最終カンファレンス、看護過程の展開の記録整理
     木…記録整理、報告会資料作成
金…報告会、評価面
河野 かおり
新井 龍
上田 理恵
遠藤 恭子
茅島 綾
齋藤 道子
山本 典孝

回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間


[成績評価と基準]
実習評価表に基づいて総合的に評価する。詳細は実習要項参照。
[履修上の注意]
看護過程展開論、フィジカルアセスメント、日常生活援助論、診断-治療援助論および人体の構造・機能に関する知識の復習をして臨む。
[教科書]
任 和子他:系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学[2][3] 基礎看護技術Ⅰ・Ⅱ,医学書院,2025.(電子教科書)
[参考書・参考資料]
e-learning 学習サイト 
 ナーシングスキル  https://www.nursingskills.jp/
 eナーストレーナー https://enursetrainer.jp/
 医学書院テキスト動画
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
河野かおり オフィスアワー:月~金、16時~18時(事前に連絡すること)、Mail:kono@dokkyomed.ac.jp
各担当教員 実習期間中は随時受ける。
[備考]
・実習資料は事前にLMSに掲載し、学生の学修状況を確認する。
・eナーストレーナー、ナーシングスキル等を利用した演習や事前・事後学修を行う。
・実習時は、与えられた課題に基づいて小グループでディスカッションを行い、各々の意見を発表し合う。
・講義内でLMS等を用いて学生の理解度を確認し、補足説明をする。
・看護学実習記録は、コメントを記載した上で返却する。
・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。