| 授業科目 (英名) |
東洋医学 (Traditional Asian Medicine) |
授業科目コード | NN205217J |
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| 科目責任者 | 毛塚 重行 | ||
| 担当教員 | 毛塚 重行 | 保・助・養の受験資格 |
保健師 : 選択 助産師 : 選択 養教一種: 選択 |
| 担当形態 | 単独 | 施行規則に定める科目 科目区分又は事項 |
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1単位 |
選択 |
講義 |
15時間 |
2学年 4セメスター 専門基盤科目 |
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[授業の概要] EBMに基づく現代医療の補完療法として、全人的医療のために世界の伝統医学の中で東洋医学が果たす役割と問題点について学修する。 |
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[授業の目的] 「DP2.科学的思考を備え、根拠に基づいた看護を実践できる」力を養うために、全人的医療のために世界の伝統医学の中で東洋医学が果たす役割と問題点について学修する。 |
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[到達目標] 1.アジアの伝統医学を概説できる。(DP-5) 2.漢方における病理・診断・治療の概略を説明できる。(DP-2◎) 3.漢方における養生法を説明できる。(DP-2◎) 4.漢方処方の剤型や代表的処方を概説できる。(DP-2◎) 5.漢方処方に使用される生薬を概説できる。(DP-2◎) 6.現代医療に果たす東洋医学の役割と問題点を説明できる。(DP-2◎、DP-3○) |
| 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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| 事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
| 1 | 12 | 3 | 木 | 1 |
【講義】 東洋医学の概念 ①アジアの伝統医学 ②中国医学と漢方 ③陰陽説・五行説の考え方 ④五味(酸・苦・甘・辛・鹹)を体験する |
事前学習:授業の資料に目を通しておく。 事後学習: 【課題】生薬や食材における五味各味の持つ特徴についてLMSにて報告する。報告方法の詳細は講義の中で説明する。 |
60分 | 毛塚 重行 | |
| 2 | 12 | 3 | 木 | 2 |
【講義】 人体の捉え方 ①構成成分 気・血・水・精 ②組織器官 五臓六腑と経絡 ③四診による情報収集 |
事後学習:気・血・水・精および五臓六腑の特徴を復習し、理解に努める。 |
30分 | ||
| 3 | 12 | 10 | 木 | 1 |
【講義】 漢方薬とはどのようなものか ①漢方生薬の特徴 ②漢方処方の成り立ち ③様々な剤型と服用方法 ④食養生と漢方の関係(薬膳の基礎) |
事前学習:気・血・水・精および五臓六腑の特徴を確認しておく。 | 30分 | ||
| 4 | 12 | 10 | 木 | 2 |
【講義】 人間の一生の漢方的捉え方 ①心身の盛衰の流れ ②健やかな成長と健やかな老いを支える漢方薬 |
事前学習:気・血・水・精および五臓六腑の特徴を確認しておく。 事後学習: 【課題】気・血・水および五臓六腑に関する設問について、調べてLMSにて報告する。報告方法の詳細は講義の中で説明する。 |
60分 | ||
| 5 | 12 | 17 | 木 | 1 |
【講義】 気・血・水:不足の状態を考える ①気の不足と気を補う漢方薬 ②血の不足と血を補う漢方薬 ③水の不足と水を補う漢方薬 |
事前学習:気・血・水・精・五臓六腑の特徴を確認しておく。 事後学習:気・血・水の不足の状態や、それらを補う漢方薬について復習し、理解に努める。 |
30分 | ||
| 6 | 12 | 17 | 木 | 2 |
【講義】 看護の現場で漢方の考え方を実践する先生方の声 ①日本東洋医学会における看護師による発表を参照する。 ②各自で看護の現場における漢方の考え方の活用について、その役割、問題点、疑問点などをまとめる |
事前学習:気・血・水・精・五臓六腑の特徴を確認しておく。 事後学習: 【レポート】これまでの講義を振り返り、漢方に対する各自の印象やその役割、問題点、疑問点などをまとめて提出する。提出方法・期限は講義の中で説明する。 |
60分 | ||
| 7 | 12 | 24 | 木 | 1 |
【講義】 気・血・水:動きの異常を考える ①気の動きの異常とそれを改善する漢方薬 ②血の動きの異常とそれを改善する漢方薬 ③水の動きの異常とそれを改善する漢方薬 |
事前学習:気・血・水・精・五臓六腑の特徴を確認しておく。 事後学習:気・血・水の流れの異常の状態や、それを改善する漢方薬について復習し、理解に努める。 |
30分 | ||
| 8 | 12 | 24 | 木 | 2 |
【講義】 感冒に対する漢方薬 ①外邪の概念 ②防衛の概念 ③感冒の症状と経過に合わせた漢方薬の使い分け |
事前学習:気・血・水・精・五臓六腑の特徴を確認しておく。 事後学習: 【課題】数例の症例に対する漢方薬の選択について、これまでの講義内容を見直しながらまとめ、LMSにて報告する。報告方法の詳細は講義の中で説明する。 |
60分 | ||
| 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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| 事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
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[成績評価と基準] レポートによる評価:40% 課題による評価:60%(20%×3回) |
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[履修上の注意] 肝・心・脾・肺・腎等々の臓腑の名称・概念は古代中国で生まれ、漢方に受け継がれているが、現代医療におけるそれらとは異なる概念を含んでいる。そのことを対比して考えられるように、すでに履修した人体の構造・機能を復習しておくこと。また東洋医学の考え方は自然観察から生じたものであり、昼夜の変化や季節の移ろい、生活環境などとのかかわりが深い。ときに自然にも目を向け、その変化に即した日々の生活について考える機会を作ること。 |
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[教材(教科書)] 特に指定しない。配布資料を中心に解説する。 |
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[教材(参考書・参考資料)] 1.小曽戸洋:漢方の歴史,大修館書店,1999年. 2.緒方千秋・坂田幸治:はじめの一歩は絵で学ぶ漢方医学,じほう,2020年. 3.兵頭明:徹底図解 東洋医学のしくみ,新星出版社,2022年. 4.邱紅梅:わかる中医学入門,燎原書店,1998年. |
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[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] 講義終了後に随時質問を受け付ける。 LMSにおいても質問を受け付ける。 連絡先メールアドレスは初回の授業で周知する。 |
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[備考] ・講義資料は講義の際に配布する。 ・LMSに挙げられた質問について、講義・LMSなどで回答・解説する。 ・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。 |