授業科目 (英名) |
文学 (Literature) |
授業科目コード | NN101102J |
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科目責任者 | 竹内 高明 | ||
担当教員 | 竹内 高明 | 保・助・養の受験資格 |
保健師 : 選択 助産師 : 選択 養教一種: 選択 |
担当形態 | 単独 | 施行規則に定める科目 科目区分又は事項 |
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1単位 |
選択 |
講義 |
15時間 |
1学年 1セメスター 基盤科目 |
[授業の概要] 世界を代表する作家や作品を知り、その美意識や価値観、人生観などを理解し、豊かな感性と教養を備えるための基盤とする。また、人が生きること、他者とつながりを持つことなど、相互に連関する事象を重奏的に把握し、その意味するところを自ら考え、他者に明瞭に伝える方法について学修する。 |
[授業の目的] 「DP5.グローカルな視野で、多様性を尊重することができる」力を養うために、世界を代表する作家や作品を通して、その美意識や価値観、人生観などを理解し、豊かな感性と教養を備える基盤とする。 |
[到達目標] 1.文学という学問ジャンルを理解し、国際的な視野から作品と作家を捉えて説明する。 2.社会的・歴史的な文学の読み方を知り、豊かな感性を持って主体的に考え学習する。 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
1 | 5 | 20 | 月 | 3 |
【講義】 オリエンテーション、導入 ~ミヒャエル・エンデについて~ |
【講義・演習】 序論・文学に何ができるか? | 事後学習:授業中に出された課題に答える小レポートを書く。 | 30分 | 竹内 高明 |
2 | 5 | 27 | 月 | 3 |
【講義】 『モモ』の講読 ~日本におけるエンデ~ |
【講義・演習】 トルストイ『イヴァン・イリイチの死』を読む ―発病から死まで・病者の視点から― |
30分 | ||
3 | 6 | 3 | 月 | 3 |
【講義】 『モモ』の講読 ~エンデと「時間」~ 事前学習: 授業で指定された部分を読んでくること。 |
【講義・演習】 チェーホフ『六号室』を読む ―社会の中の医師と病者― |
30分 | ||
4 | 6 | 10 | 月 | 3 |
【講義】 『モモ』の講読 ~エンデと「お金」~ 事前学習: 授業で指定された部分を読んでくること。 |
【講義・演習】 トーマス・マン『魔の山』を読む ―閉鎖空間としての医療施設と社会①― |
30分 | ||
5 | 6 | 17 | 月 | 3 |
【講義】 『モモ』の講読 ~通貨制度や金融システムの歴史~ 事前学習: 授業で指定された部分を読んでくること。 |
【講義・演習】 ケン・キージー『カッコーの巣の上で』を読む ―閉鎖空間としての医療施設と社会②― |
30分 | ||
6 | 6 | 24 | 月 | 3 |
【講義】 『モモ』の講読 ~二人の思想家、カール・マルクスとシルビオ・ゲゼルを例に挙げて~ 事前学習: 授業で指定された部分を読んでくること。 |
【講義・演習】 チョン・セラン『フィフティ・ピープル』を読む ―開かれた空間としての医療施設と社会― |
30分 | ||
7 | 7 | 8 | 月 | 3 |
【講義】 『モモ』の講読 ~金融のグローバル化と電子マネー~ 事前学習: 授業で指定された部分を読んでくること。 |
【講義・演習】 アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』を読む ―極限状態での「看護」― |
30分 | ||
8 | 7 | 18 | 木 | 3 |
【講義】 『モモ』の講読 ~エンデが読者に問うたこと~ 事前学習: 授業で指定された部分を読んでくること。 |
【講義・演習】 中島京子『長いお別れ』を読む ―認知症患者への家族の眼差し― |
30分 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
[成績評価と基準] 各授業後の小レポートと授業の参加度60%、最終レポート40%による評価を行う。成績再評価は実施しない。 レポートの内容及び提出期限については、各回の授業内で指示する。 |
[履修上の注意] 講義の内容に関連する事後課題が毎回の授業で提示され、それについての小レポートを書いてLMSで提出する。締切を守ること。 (講義内容に応じて、授業中に簡単なグループワークを行う場合もある。) |
[教科書] 特に指定しない。 |
[参考書・参考資料] 講義中に紹介するとともに、必要に応じ作品の抜粋等資料を配付する。 |
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] 質問は授業中、授業前後に随時受け付ける。また語学・人文教育部門室(本部棟3階)でも対応可。後者の場合は事前に以下のアドレスにメールで確認のこと。 t-take@dokkyomed.ac.jp オフィスアワー:月~金 9:00-17:00 |
[備考] 成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。 |