| 授業科目 (英名) |
慢性期看護方法論 (Chronic Care Nursing Methodology) |
授業科目コード | NN206339J |
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| 科目責任者 | 戸沢 智也 | ||
| 担当教員 | 戸沢 智也、樅山 定美、佐藤 佳子 | 保・助・養の受験資格 |
保健師 : 必修 助産師 : 必修 養教一種: 必修 |
| 担当形態 | 一部複数 オムニバス | 施行規則に定める科目 科目区分又は事項 |
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2単位 |
必修 |
講義・演習 |
30時間 |
3学年 5セメスター(令和6年度以降入学生及び編入学生) 専門基盤科目 |
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[授業の概要] 慢性的な健康障害をもつ人とその家族を対象に、セルフケア、セルフマネジメント及び生活の再構築、その人らしく在ることについて必要な看護の在り方、ケアの本質を探究し、看護支援・援助方法について学修する。 |
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[授業の目的] 「DP2.科学的思考を備え、根拠に基づいた看護を実践できる」力を養うために、慢性的な健康障害をもつ人とその家族を対象に、セルフケア、セルフマネジメント及び生活の再構築、その人らしく在ることについて必要な看護の在り方、ケアの本質を探究し、看護支援・援助方法について学修する。 |
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[到達目標] 1. 慢性的な健康障害をもつ人やその家族が獲得していくセルフケアについて考え、説明することができる。(DP-2◎) 2. 慢性的な健康障害をもつ人やその家族に対する科学的根拠に基づいた看護実践を説明することができる。(DP-2◎) 3. 慢性的な健康障害をもつ人やその家族のもつ病い経験及びその物語に基づいた看護実践を説明することができる。(DP-1○、DP-2◎) 4. ゴードンの機能的健康パターンを用いて対象者への理解を深め、病気をもって生きる人の全体像を把握し、説明することができる。(DP-1○、DP-3○) 5. 長期にわたり顕在的または潜在的な健康課題をもつ人に対して、その人らしく生きるための看護計画を立案することができる。(DP-1○、DP-3○、DP-4○) |
| 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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| 事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
| 1 | 4 | 20 | 月 | 2 |
【講義・演習】 1. 授業ガイダンス及び模擬患者の事例を通して、科目の全体像を学修する。 2. ゴードンの機能パターン分類について学修する。 |
事前学習:既習の看護過程展開論、成人看護学の復習をする。 事後学習:模擬患者の事例に関連した学修をする。自分の食事記録及び栄養量の計算を行う。 |
60分 | 戸沢 智也 | |
| 2 | 4 | 21 | 火 | 3 |
【講義・演習】 <セルフモニタリング> 1. 心不全や腎不全をもつ人が、血圧・体重・浮腫をセルフモニタリングするための最新の支援について学修する。 |
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| 3 | 4 | 27 | 月 | 3 |
【講義・演習】 <日常生活動作の再獲得> 1. 脳血管疾患をもつ人が、身体運動や日常生活行動を再獲得するための援助について学修する。 |
事前学習:慢性期看護援助論「脳血管疾患」の復習をする。 事後学習:模擬患者のアセスメント(活動/運動、認知/知覚)を行う。 |
60分 | 樅山 定美 | |
| 4 | 4 | 30 | 木 | 4 |
【講義・演習】 <コミュニケーションや意思の伝達> 1. 構音障害・失語症をもつ人が、自らの思い、考え、希望を他者に伝えるための援助について学修する。 |
事前学習:慢性期看護援助論「神経筋疾患(難病)」の復習をする。 事後学習:模擬患者のアセスメント(自己概念、価値/信念)を行う。 |
60分 | 樅山 定美 | |
| 5 | 5 | 11 | 月 | 2 |
【講義・演習】 <治療的行動や予防行動の修得> 1. 生物製剤の自己注射、ステロイド療法や化学療法を受ける人が予防行動を獲得するための援助について学修する。 |
事前学習:慢性期看護援助論「炎症性腸疾患」「自己免疫性疾患」の復習をする。 事後学習:模擬患者のアセスメント(健康知覚/健康管理、ストレス/コーピング耐性)を行う。 |
30分 | 佐藤 佳子 | |
| 6 | 5 | 14 | 木 | 3 |
【講義・演習】 <血糖パターンマネジメント> 1. 糖尿病をもつ人が血糖コントロールを行い、シックデイに対応するための最新の援助について学修する。 |
事前学習:病態治療内科学「糖尿病」の復習をする。 事後学習:模擬患者のアセスメント(健康知覚/健康管理、栄養/代謝)を行う。 |
30分 | 佐藤 佳子 | |
| 7 | 5 | 21 | 木 | 4 |
【講義・演習】 <継続看護、外来看護> 1. 慢性的な健康障害を持つ人が「かかりつけ医」で治療を継続することについて学修する。 2. 就業状況による療養上の困難や工夫について学修する。 |
事前学習:自分や家族のかかりつけ医と、身近な人の仕事について調べてくる。 事後学習:模擬患者のアセスメント(健康知覚/健康管理、睡眠/休息、役割関係)を行う。 |
30分 | 戸沢 智也 | |
| 8 | 5 | 28 | 木 | 3 |
【演習】 「糖尿病患者事例を用いた看護過程 ①」 1. 小グループによるディスカッション及び発表を通して、模擬患者のアセスメントの視点を拡げる学修をする。 2. 動画教材を視聴することで、アセスメントの視点を深めた学修をする。 |
事前学習:模擬患者へのアセスメント及び関連図を作成する。教科書②_第5章_C_1 アセスメントを読んでくる。 事後学習:動画教材を活用し、模擬患者へのアセスメントを再考する。 |
60分 |
戸沢 智也 樅山 定美 佐藤 佳子 |
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| 9 | 6 | 1 | 月 | 2 |
【演習】 「糖尿病患者事例を用いた看護過程 ②」 1. 小グループによるディスカッション及び発表を通して、模擬患者のアセスメントをより深める学修をする。 2. 看護上の健康課題を検討する。 |
事前学習:模擬患者の生活像を深め、アセスメント(優先順位の高い点)を再考する。 事後学習:模擬患者へのアセスメント(数ヶ月後、数年後に生じ得ること)を再考する。 |
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| 10 | 6 | 4 | 木 | 3 |
【講義・演習】 「糖尿病患者事例を用いた看護過程 ③」 1. 看護診断の考え方と活用方法を学修する。 2. 模擬患者に生じている健康課題を検討し、看護診断を行う。 |
事前学習:教科書②_第5章_C_2 看護問題の明確化(看護診断)を読んでおくこと。 事後学習:看護診断を4つ以上検討し、個別性のあるEtiology(原因・関連因子)、Signs/Symptoms(徴候・症状)、Risk Factor(危険因子)を列挙する。 |
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| 11 | 6 | 8 | 月 | 2 |
【演習】 「糖尿病患者事例を用いた看護過程 ④」 1. 小グループによるディスカッション及び発表を通して、模擬患者の看護診断を深める学修をする。 2. 看護診断の優先順位と、長期/短期目標について学修する。 |
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| 12 | 6 | 11 | 木 | 3 |
【演習】 「糖尿病患者事例を用いた看護過程 ⑤」 1. 看護診断(PES/PR)と設定した目標に適した看護計画(O-P、P-T、E-P)を立案する。 |
事前学習:教科書②_第5章_C_3 看護計画の立案を読んでおくこと。 事後学習:模擬患者に対して個別性が高く、かつ実行可能な具体性のある看護計画を立案する。 |
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| 13 | 6 | 18 | 木 | 3 |
【演習】 「糖尿病患者事例を用いた看護過程 ⑥」 1. 小グループによるディスカッション及び発表を通して、看護診断-目標-看護計画の一貫性及び論理性を再考する。 |
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| 14 | 6 | 22 | 月 | 2 |
【演習】 「糖尿病患者事例を用いた看護過程 ⑦」 1. 血糖測定技術のデモンストレーションを受け、自己血糖測定の技術を学修する。 2. 模擬患者のセルフモニタリングに関する学修をする。 |
事前学習:血糖測定に関連した学修(ナーシングスキル及び指定する動画の視聴)をする。 事後学習:看護技術演習の場面について、叙述的経過記録を作成する。 |
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| 15 | 6 | 25 | 木 | 3 |
【演習】 「糖尿病患者事例を用いた看護過程 ⑧」 1. 小グループによるディスカッション及び発表を通して、作成したSOAPの振り返りを行う。 2. 看護過程演習及び科目のリフレクションを行う。 |
事前学習:一連の看護過程を振り返り、疑問点を抽出する。 事後学習:LMSに提示する。 |
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| 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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| 事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
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[成績評価と基準] 授業への参加状況・小テスト(40%)、看護過程の展開(40%)、課題レポート(20%) 具体的な評価基準や評価の時期・方法は授業内でアナウンスする。 |
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[履修上の注意] 本科目の位置づけをカリキュラムツリーで確認し、既修科目との順序性・関連性について理解しておくこと。 十分な個人学習をして臨み、グループディスカッションでは積極的な発言・意見交換をする。 これまでの学修(特に看護過程展開論、病態治療学、薬理学、慢性期看護学)の復習を十分に行うとともに、指定動画によるアクティブ・ラーニングを行って臨む。 本科目は、慢性期看護学実習、看護統合実習の先修科目である。 |
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[教材(教科書)] ①系統別看護学講座シリーズ 専門分野 成人看護学[6] 内分泌・代謝 医学書院(電子教科書) ②系統別看護学講座シリーズ 専門分野 基礎看護学[2] 基礎看護技術Ⅰ 医学書院(電子教科書) ③看護診断ハンドブック 第12版 黒江 ゆり子 医学書院(電子教科書) |
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[教材(参考書・参考資料)] ナーシング・グラフィカシリーズ 成人看護学① 成人看護学概論 メディカ出版 ナーシング・グラフィカシリーズ 成人看護学③ セルフマネジメント メディカ出版 アセスメント覚え書 ゴードン機能的健康パターンと看護診断 医学書院 上鶴重美/訳 教員が作成した授業資料は、その都度、LMSを用いて配布する。 その他、事前学習に応じて必要または関心のある文献を準備すること。 |
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[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] 授業中および終了後に直接受け付ける。 オフィスアワー:12時~13時まで、不在の場合はメール対応する E-mail:科目責任者 戸沢智也 t-tozawa@dokkyomed.ac.jp 科目担当者 樅山定美 s-momiyama@dokkyomed.ac.jp 科目担当者 佐藤佳子 y-satoh@dokkyomed.ac.jp |
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[備考] ・講義資料は事前にLMSに掲載する。授業により、講義中に提示する場合もある。 ・eナーストレーナー、ナーシングスキル等を利用した演習や事前・事後学修を行う。 ・演習時には、与えられた課題に基づいて小グループでディスカッションを行い、各々の意見を発表し合う。 ・講義内でLMS等を用いて学生の理解度を確認し、補足説明をする。 ・講義内で実施した小テストやLMSに挙げられた質問について、講義・LMSなどで回答・解説する。 ・成績評価の結果は「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載し、フィードバックする。 |