授業科目 (英名) |
人体の機能Ⅱ (Human Physiology II) |
授業科目コード | NN205104J |
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科目責任者 | 神作 憲司 | ||
担当教員 | 神作 憲司、福島 央之、前川 正夫 | 保・助・養の受験資格 |
保健師 : 必修 助産師 : 必修 養教一種: 必修 |
担当形態 | 一部複数 オムニバス | 施行規則に定める科目 科目区分又は事項 |
養護に関する科目 解剖学・生理学 |
1単位 |
必修 |
講義 |
15時間 |
1学年 2セメスター 専門基盤科目 |
[授業の概要] 生体の正常機能と調節について基本的な知識を学修する。ここでは、筋肉、神経、感覚、生体リズムについて、ヒトの体が正常時にどのように働くか、人体の構造と関連付けて総合的に理解する。 |
[授業の目的] 「DP2.科学的思考を備え、根拠に基づいた看護を実践できる」力を養うために、筋肉、神経、感覚、生体リズムの機能について学修する。 |
[到達目標] 1. 神経:神経系による情報伝達と運動発現、内臓機能の調節の機序を説明する。 2. 高次脳機能:大脳半球における記憶・学習等の仕組みについて理解し、説明する。 3. 筋肉:骨格筋と心筋、平滑筋の収縮機構を理解し、興奮収縮連関と滑走説を説明する。 4. 感覚:感覚の受容とその分析の仕組みを理解し、感覚受容と感覚情報処理の機序を説明する。 5. 生体リズム:生体各臓器の機能が約一日のリズムで調節されていることを理解し、体内の生物時計について概説する。 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
1 | 12 | 17 | 火 | 1 |
【講義】 神経1 神経細胞の興奮、興奮伝導、シナプス伝達について学ぶ。 神経系疾患に関する最新の知見の紹介。 |
事前学習:事前に配付する講義資料を読んでおく。 | 各回30分 |
神作 憲司 福島 央之 |
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2 | 12 | 17 | 火 | 2 |
【講義】 神経2 末梢神経系(体性神経系と自律神経系)の機能について学ぶ。 |
福島 央之 | |||
3 | 12 | 19 | 木 | 1 |
【講義】 神経3 中枢神経系(脊髄、脳幹、間脳、小脳、大脳基底核、大脳辺縁系)の機能について学ぶ。 |
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4 | 12 | 24 | 火 | 1 |
【講義】 高次脳機能 中枢神経系(大脳皮質)の機能について学ぶ。 |
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5 | 12 | 26 | 木 | 1 |
【講義】 筋肉 骨格筋と心筋、平滑筋の収縮機構について学ぶ。 |
前川 正夫 | |||
6 | 1 | 7 | 火 | 1 |
【講義】 感覚1 感覚総論、視覚について学ぶ。 |
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7 | 1 | 9 | 木 | 1 |
【講義】 感覚2 聴覚、味覚、嗅覚、平衡感覚、体性感覚について学ぶ。 |
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8 | 1 | 14 | 火 | 1 |
【講義】 生体リズム 神経系・内分泌系の概日リズムについて学ぶ。 |
神作 憲司 福島 央之 前川 正夫 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
[成績評価と基準] 定期試験(90%)及び、授業への参加状況(リフレクションの内容、課題学習である小テストの点数)(10%)により評価する。 |
[履修上の注意] 講義を受ける前に、教科書の該当部分を通読しておくこと。 |
[教科書] 解剖生理学 人体の構造と機能1 坂井建雄・岡田隆夫 医学書院(電子教科書) |
[参考書・参考資料] ・解剖生理をおもしろく学ぶ 増田敦子 (著) サイオ出版 ・看護の現場ですぐに役立つ 解剖生理学のキホン (ナースのためのスキルアップノート) 野溝明子 (著) 秀和システム |
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] 授業終了後、もしくは、E-mail(メールアドレスは講義時に告知する)、LMSにて、いつでも受け付ける。 |
[備考] ・講義の補足資料等はLMSに掲載し、学生の学修状況を確認する。 ・講義内でLMS等を用いて学生の理解度を確認し、補足説明をする。 ・講義内で実施した課題学習やLMSに挙げられた質問について、講義・LMSなどで回答・解説する。 ・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。 |