授業科目 (英名) |
高齢者看護学 (Gerontological Nursing) |
授業科目コード | NN206134J |
---|---|---|---|
科目責任者 | 佐藤 和佳子 | ||
担当教員 | 佐藤 和佳子 | 保・助・養の受験資格 |
保健師 : 必修 助産師 : 必修 養教一種: 必修 |
担当形態 | 単独 | 施行規則に定める科目 科目区分又は事項 |
|
1単位 |
必修 |
講義 |
15時間 |
1学年 2セメスター 専門基盤科目 |
[授業の概要] 家族形態や社会的役割の変容、加齢に伴う心身の機能低下、および避けられない死に直面し老いを生きる高齢者を理解し、様々な生活の場で暮らす高齢者とその家族に対する看護支援について学修する。さらに、高齢者の権利擁護と倫理的課題について学修する。 |
[授業の目的] 「DP2.科学的思考を備え、根拠に基づいた看護を実践できる」力を養うために、家族形態や社会的役割の変容、加齢に伴う心身の機能低下、及び避けられない死に直面し老いを生きる高齢者を理解し、様々な生活の場で暮らす高齢者とその家族に対する看護支援について学修する。 |
[到達目標] 1) 高齢者に関する身体的、心理的、社会的な特徴について理解し、概要を説明する。(DP-1、DP-2◎) 2) 高齢者を抱える家族の機能と問題について理解し、説明する。(DP-1、DP-2◎、DP-5) 3) 高齢者看護の理念と目標、役割について理解し、説明する。(DP-1、DP-2◎、DP-3、DP-4○) 4) 高齢者を取り巻く保健・医療・福祉における課題について理解し、説明する。(DP-1、DP-2◎、DP-3、DP-5) 5) 高齢者の尊厳をふまえた対象とその家族の意思決定支援(退院支援)や援助を説明する。(DP-1、DP-2◎、DP-3、DP-4○、DP-5) |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
1 |
11 | 28 | 金 | 4 |
【講義】 ガイダンス 加齢に伴う身体面の特徴 |
事前学習:シラバスを読み、授業の概要を知る。 事後学習:受講中に学修した内容を整理する。 |
30分 | 佐藤 和佳子 | |
2 |
12 | 5 | 金 | 4 |
【講義】 加齢に伴う心理面・社会面の変化 高齢者看護に関わる諸理論 ストレングスモデル、エンパワメント理論、パーソンセンタード・ケア、コンフォート理論 |
事前学習:前回の授業内容を復習しておく。今回の講義資料と教科書の該当箇所を読み、重要箇所にマーカーする。 事後学習:受講中に学修した内容を整理する。小テストの復習をする。 |
30分 | ||
3 | 12 | 9 | 火 | 2 |
【講義】 高齢化現象の疫学的特徴と保健医療福祉政策の変還と課題 最新の研究結果などの知見を用いて紹介する |
事前学習:前回の授業内容を復習しておく。今回の講義資料と教科書の該当箇所を読み、重要箇所にマーカーする。 事後学習:受講中に学修した内容を整理する。レポート課題 |
30分 | ||
4 | 12 | 16 | 火 | 2 | 【講義】 高齢者看護の場と目的・役割・機能 |
事前学習:前回の授業内容を復習しておく。今回の講義資料と教科書の該当箇所を読み、重要箇所にマーカーする。 事後学習:受講中に学修した内容を整理する。 |
30分 | ||
5 | 12 | 23 | 火 | 2 |
【講義】 高齢者が生活する場 ヘルスプロモーション 健康増進、転倒予防、認知症予防 |
事前学習:前回の授業内容を復習しておく。今回の講義資料と教科書の該当箇所を読み、重要箇所にマーカーする。 事後学習:受講中に学修した内容を整理する。小テストの復習をする。 |
30分 | ||
6 | 1 | 6 | 火 | 2 |
【講義】 高齢者の包括的アセスメントと多職種連携 CGA、ICFモデル、主観的健康観 |
事前学習:前回の授業内容を復習しておく。今回の講義資料と教科書の該当箇所を読み、重要箇所にマーカーする。 事後学習:受講中に学修した内容を整理する。小テストの復習をする。 |
30分 | ||
7 | 1 | 13 | 火 | 2 |
【講義】 高齢者における倫理的課題(尊厳と意思決定) アドボカシー、高齢者虐待と身体拘束、ACP |
事前学習:前回の授業内容を復習しておく。今回の講義資料と教科書の該当箇所を読み、重要箇所にマーカーする。 事後学習:受講中に学修した内容を整理する。小テストの復習をする。 |
30分 | ||
8 | 1 | 20 | 火 | 5 | 【講義】 高齢者を抱える家族の特徴と高齢者・家族への看護(退院支援) |
事前学習:前回の授業内容を復習しておく。今回の講義資料と教科書の該当箇所を読み、重要箇所にマーカーする。 事後学習:受講中に学修した内容を整理する。 |
30分 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
[成績評価と基準] 成績評価は、定期試験60%、講義内で実施する小テスト20%、レポート10%、授業参加度(授業ごとのリフレクションの内容)10%。 レポートの内容はMoodle上に提示する。 |
[履修上の注意] 既習の以下の科目の知識と理解があることを前提に教授する。 ①人体の構造 ②人体の機能 ③看護学原論 ④日常生活援助論 |
[教科書] ナーシング・グラフィカ,老年看護学①高齢者の健康と障害,メディカ出版(電子教科書) |
[参考書・参考資料] 系統看護学講座 老年看護学 医学書院(電子教科書) 系統看護学講座 老年看護 病態・疾患論 医学書院(電子教科書) 老年看護学概論改訂第4版「老いを生きる」を支えることとは, 南江堂 老年看護学[第6版]−概論と看護の実践−.ヌーヴェルヒロカワ 新体系看護学全書 老年看護学①老年看護学概論/老年保健 第5版, メヂカルフレンド社 その他、授業中に紹介する。 |
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] オフィスアワー:初回授業で提示する。 メールでの質問は随時受け付ける。 メールアドレス:初回授業で提示する。 |
[備考] ・講義資料は事前にMoodleに掲載するので確認する。 ・Moodleのリフレクション等を用いて学生の理解度を確認し、補足説明をする。 ・講義内で実施した小テストやMoodleに挙げられた質問について、講義などで回答・解説する。 ・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。 |