授業科目 (英名) |
教育課程論 (Curriculum Studies ) |
授業科目コード | NN611107J |
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科目責任者 | 髙山 裕一 | ||
担当教員 | 髙山 裕一、浪花 寛 | 保・助・養の受験資格 |
保健師 : 自由選択 助産師 : 自由選択 養教一種: 必修 |
担当形態 | 一部複数 オムニバス | 施行規則に定める科目 科目区分又は事項 |
教育の基礎的理解に関する科目 教育課程の意義及び編成の方法(カリキュラム・マネジメントを含む。) |
1単位 |
自由選択 |
講義 |
15時間 |
1学年 1セメスター 養護教諭課程自由科目 |
[授業の概要] カリキュラムについて、その概念の歴史的変遷、近年の改革動向、特徴的な開発事例、という観点から、より多角的に理解する。また、カリキュラム研究及び学習指導要領の検討をもとに、教育課程の意義や編成の方法を考察するとともに、健康教育について事例研究や指導計画の立案や評価を実践することを通して、カリキュラム・マネジメントの考え方・進み方について理解する。 |
[授業の目的] 「DP3.自らの役割と責任を理解し、人々と協働できる」力を養うために、学習指導要領を基準として各学校において編成される教育課程の意義や編成の方法を理解するとともに、各学校の実情に合わせてカリキュラム・マネジメントを行うことの意義を理解する。 |
[到達目標] 1.学校教育のカリキュラムについて歴史的・社会的変遷を理解し、内容を説明する。(DP-5) 2.学習指導要領の趣旨や位置づけ、社会に開かれた教育課程について理解し、説明する。(DP-2) 3.学校教育や教育課程のデザインとカリキュラムマネジメントについて理解し、課程表を作成する。(DP-1、DP-3◎) 4.健康教育について教育課程、指導計画の実際と養護教諭としての評価と改善について理解し、指導計画を作成する。(DP-3◎、DP-4〇) |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
1 | 5 | 7 | 水 | 1 |
【講義・演習】 オリエンテーション ・講義のガイダンスとして、学習指導要領の位置づけ、教育課程編成の目的や役割、カリキュラムマネジメントやこれからの教育について、教育課程表を分析する活動を通して教育課程全体を理解したり、養護教諭としての関わりについて意識を高めたりする。 |
事後学習:配付された資料を精読し、考察を資料に記入する | 各回10分 | 髙山 裕一 | |
2 | 5 | 14 | 水 | 1 |
【講義・演習】 教育課程の機能 ・社会背景と学習指導要領の改訂を具現化する教育課程について、学習者の学びを大切にしたこれからの教育と教育課程の関わりを新学習指導要領をもとに理解する。 |
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3 | 5 | 21 | 水 | 1 |
【講義・演習】 教育課程編成の意義 ・学校教育の目標達成のために、どのように教育課程が編制され様々な教育活動が成り立っているかを実際の教育課程表の関連などをもとに考察する。 |
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4 | 5 | 27 | 火 | 3 |
【講義・演習】 教育課程の編成の目的 ・健康教育に関する横断的な教育課程の具体事例を分析し、生涯を通した健康教育に向けて学校教育の担う役割を理解するとともに、各教育活動における養護教諭としての関わり方を考察する。 |
浪花 寛 | |||
5 | 6 | 3 | 火 | 3 |
【講義・演習】 教育課程編成の方法 ・教科横断的な教育課程の配列、PDCAサイクルによるカリキュラム改善、人的・物的資源の効果的活用などのカリキュラム・マネジメントの視点を理解し、学習効果の最大化を図るための必要性について考察する。 |
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6 | 6 | 10 | 火 | 3 |
【講義・演習】 教育課程編成の方法 ・社会に開かれた教育課程の理念を理解し、学校と社会が目標を共有することの意義や、未来を担う子供たちに求められる資質・能力、並びに学校と地域との連携・協働の在り方について考察する。 |
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7 | 6 | 17 | 火 | 3 |
【講義・演習】 カリキュラム・マネジメント ・教科横断的な年間指導計画の具体事例をもとに、指導計画のデザインや系統性の工夫や、実際の指導における課題と改善策について考察する。 |
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8 | 6 | 24 | 火 | 3 |
【講義・演習】 まとめ カリキュラム評価の具体的な考え方 ・健康教育を核としたカリキュラム・マネジメントの具体事例をもとに指導計画の立案や評価を実践するとともに、学校現場での健康教育に関する課題や今後の可能性について考察する。 |
浪花 寛 髙山 裕一 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
[成績評価と基準] 授業参加状況40%、各授業時のレポート40%および最終レポート20%(第8回の授業時にテーマと提出期限を提示)で評価する。 |
[履修上の注意] 実際の教育現場における資料等を使用することがあるので,その取扱には注意すること。 |
[教科書] 講義時に資料を配付 |
[参考書・参考資料] 小学校学習指導要領(平成29年度告示) |
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] E-mailで対応する。 y-takayama@dokkyomed.ac.jp h-naniwa@dokkyomed.ac.jp |
[備考] ・講義内で実勢した小テストやLMSに挙げられた質問について、講義内で回答・解説する。 ・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。 |