授業科目
(英名)
臨床栄養学
(Clinical Nutrition)
授業科目コード NN205212J
科目責任者 齊藤 克枝
担当教員 齊藤 克枝、神子谷 朋美 保・助・養の受験資格

保健師 : 必修

助産師 : 必修

養教一種: 必修

担当形態 一部複数  オムニバス 施行規則に定める科目

科目区分又は事項
養護に関する科目

栄養学(食品学を含む。)
1単位
必修
講義
15時間
2学年 3セメスター 専門基盤科目
[授業の概要]
人間の成長発育や生命維持に必要な各種栄養素の種類と代謝について理解する。また、疾患から回復し、健康を維持・増進するための栄養補給法、栄養・食事療法について学修する。
[授業の目的]
「DP2.科学的思考を備え、根拠に基づいた看護を実践できる」力を養うために、健康を維持・増進するための栄養補給法、栄養・食事療法について学修する。
[到達目標]
1.栄養学の基礎を習得し、各栄養素と人間の栄養状態を説明する。(DP-2◎)
2.栄養素の消化・吸収・代謝の過程を理解し、食べることの重要性を説明する。(DP-2◎)
3.栄養ケア・マネジメントの意義を学び、栄養状態の評価・判定の目的と方法について説明する。(DP-2◎、DP-3○)
4.ライフステージごとの特徴を理解し、望ましい食生活を説明する。(DP-2◎、DP-3○)
5.食品学の基礎を学び食品に含まれる栄養素を理解し、健康づくりのための望ましい食生活を説明する。(DP-2◎、DP-3○)                          
6.各疾患の食事療法を理解し、適切な食事のとり方を説明する。(DP-2◎、DP-3○)
回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 4 16 2
【講義】 栄養学の基礎(栄養素の種類と働き、栄養素の消化・吸収・代謝)
最新の研究・情報に基づき栄養を学ぶための基礎知識
各栄養素の種類と体内における役割と臨床的意義
事後学習:
栄養素の種類と体内における役割についてまとめる
30分 齊藤 克枝
神子谷 朋美
2 4 30 2
【講義】 栄養管理
科学的根拠に基づいた栄養状態の評価・判定方法
栄養管理の概要と治療の一環として提供される病院食
事後学習:
栄養状態の評価・判定方法についてまとめる。
病院食についてまとめる
神子谷 朋美
3 5 7 2
【講義】 ライフステージと栄養
最新の研究・データに基づく各ライフステージにおける食事摂取基準と望ましい食生活
事後学習:
各ライフステージごとの望ましい食生活についてまとめる
神子谷 朋美
4 5 14 2
【講義】 食品学の基礎
最新の情報に基づいた食品群の分類と食品ごとの特徴
バランスの良い食事をとるための食品の組み合わせ
事後学習:
食品群の分類と食品の特徴をまとめる
齊藤 克枝
5 5 21 2
【講義】 疾患別食事療法
栄養・代謝疾患患者の食事療法における最新の診断基準・情報に基づく適切な食事
事後学習:
代謝疾患患者の食事療法の要点をまとめる
齊藤 克枝
6 5 28 2
【講義】 疾患別食事療法
消化器疾患患者の食事療法における最新の診断基準・情報に基づく適切な食事
事後学習:
消化器疾患患者の食事療法の要点をまとめる
神子谷 朋美
7 6 4 2
【講義】 疾患別食事療法
循環器疾患患者、腎臓疾患患者の食事療法における最新の診断基準・情報に基づく適切な食事
事後学習:
循環器疾患患者、腎臓疾患患者の食事療法の要点をまとめる
齊藤 克枝
8 6 11 2
【講義】 疾患別食事療法
その他疾患における食事療法における最新の診断基準・情報に基づく適切な食事
事後学習:
各疾患患者の食事療法の要点をまとめる
齊藤 克枝

回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間


[成績評価と基準]
 定期試験を実施する
 定期試験90%、授業参加度(リフレクションの内容)10%により評価する。
[履修上の注意]
健康な食生活を送るうえで、栄養学の基礎知識を学ぶことは重要である。自身の食生活に照らし合わせ、適切な食事を理解し、生化学や病態と食事療法の要点を結び付けて考えられるよう、しっかり学修すること。
[教科書]
 系統看護学講座 専門基礎分野 栄養学 人体の構造と機能[3],医学書院(電子教科書).
[参考書・参考資料]
 ナーシング・グラフィカ⑥臨床栄養学,メディカ出版.
 その他、適宜紹介する。
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
オフィスアワー:月曜日~金曜日 9時~16時(大学病院 栄養部事務室)TEL 0282-87-2224
その他、講義終了後のリフレクション(LMS)においても、質問を受け付ける。
[備考]
・講義資料は事前にLMSに掲載し、学生の学修状況を確認する。
・講義内で実施した小テストやLMSに挙げられた質問について、講義内で回答・解説する。
・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。