授業科目
(英名)
看護倫理
(Nursing Ethics)
授業科目コード NN309203Jキ
科目責任者 須坂 洋子
1単位
必修
講義
15時間
2学年 4セメスター 専門科目
[授業の概要]
看護倫理の原則、看護実践・研究上の倫理的課題や問題について、倫理的意思決定のプロセス、生命・生活の質に関連する問題やインフォームドコンセントについて学修する。また、看護における倫理的問題の解決を通して看護職者の責務・役割について学修する。
[授業の目的]
看護倫理の原則、看護職者の責務・役割について理解し、看護実践・研究上の倫理的課題や問題を見出し解決する力を身につける。
(豊かな感性と倫理観に基づく看護を実践できる)
[到達目標]
1.倫理について、理論を用いて説明する。
2.看護現象の中での、倫理的課題に気づく視点を説明する。
3.自己の価値観を形成している要因について、気づいたことを説明する。
4.専門職の責任ある行動を説明する。
回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 12 3 2 【講義】 ・ガイダンス
・看護や医療における倫理の歴史的概要
・専門職に求められる倫理
※看護倫理に関する最新の知見を含む。
事前学習:教科書第6章「看護倫理とはなにか」を読み、概略を把握する。 30分 須坂 洋子
2 12 10 1 【講義・演習】 倫理的問題と医療(医学部との合同講義・演習)
【演習課題】演習に関する課題については第1回目講義時に提示する。 30分 須坂 洋子
遠藤 恭子
茅島 綾
齋藤 道子
榊原 理恵子
星 純子
3 12 10 2 【講義・演習】 倫理的問題と医療(医学部との合同講義・演習)
30分
4 12 17 2 【講義・演習】 看護職に求められる倫理
①性と生殖の倫理的課題
事後学習:講義を聴いての自分の考えをまとめる。 30分 須坂 洋子
5 12 24 2 【講義・演習】 看護職に求められる倫理
②死の倫理的課題
30分 須坂 洋子
6 1 7 2 【講義】 看護職に求められる倫理
③先端医療と制度をめぐる倫理的課題
30分 須坂 洋子
7 1 14 2 【講義】 看護職に求められる倫理
④看護研究における倫理的課題
⑤個人情報保護について
30分 ゲストスピーカー
教育支援センター/研究倫理支援室
上杉奈々
須坂 洋子
8 1 21 2 【講義】 ・まとめ
専門職の倫理
事後学習:自己の倫理的課題について、講義での検討をふまえ、今後どのように行動していくのかをまとめる。 30分 須坂 洋子

回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間


[成績評価と基準]
定期試験40%、学修の参加状況(授業への参加状況、授業ごとに記載する小レポートまたは小テスト、演習課題)60%
期限後に出された小レポート、小テストは評価しない。
[履修上の注意]
授業にあたって約束事を守ること。
出席については、アクティブアカデミー(学習・授業支援システム)を入力する。
医療・看護に関する話題・ニュースなどに関心を持ち、それらと社会背景との関連を意識すること。
[教科書]
系統看護学講座 別巻 看護倫理 宮坂道夫 医学書院(電子教科書)
[参考書・参考資料]
授業進行に準じて提示する。
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
基本的には授業時間内に質問時間を設定するが、自己学習などを通して質問が生じた場合、毎回講義終了後およびオフィスアワーに対応する。
オフィスアワー 水曜日12:00~13:00
E-mail:h-susaka@dokkyomed.ac.jp
[備考]
・講義資料は事前にLMSに掲載し、学生の学修状況を確認する。
・演習時は、与えられた課題に基づいて小グループでディスカッションを行い、各々の意見を発表し合う。
・講義内でLMS等を用いて学生の理解度を確認し、補足説明をする。
・講義内で実施した小テストやLMSに挙げられた質問について、講義・LMSなどで回答・解説する。
・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。