授業科目
(英名)
※母性看護学実習
(Practicum in Maternal Nursing )
授業科目コード NN311332Jキ
科目責任者 西岡 啓子
2単位
必修
実習
90時間
3学年 6セメスター 専門科目
[授業の概要]
 マタニティサイクルにある母子を受け持ち、看護過程を展開する。
 子どもを産み育てる女性の健康と女性を支える家族や社会について理解し、妊娠・分娩・産褥期を通して、女性、新生児、及び、家族の健康増進を促すための基礎的な看護実践能力を修得する。
[授業の目的]
 マタニティサイクルにある母子を受け持ち、看護過程を展開する能力を身につける。
(看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる)
[到達目標]
1.妊娠・分娩・産褥・新生児期にある母子及び家族の健康状態を評価し、必要な看護を実践する。
 1)妊娠・分娩・産褥・新生児期にある母子及び家族の健康状態について、ウェルネスの観点から関心を持つ必要性を説明する。
 2)妊娠・分娩・産褥・新生児期にある母子及び家族の健康状態をアセスメントし、今後の経過を予測した看護を立案し実施する。
 3)妊娠・分娩・産褥期のセルフケア行動や育児行動に関する意欲を高めるための支援について説明する。
 4)母性看護の特性を説明する。
2.育児支援等における社会資源の活用方法と他職者との連携について説明する。
 1)育児支援等の社会資源について情報提供を行う。
 2)他職者との連携の必要性がわかり、そこでの看護師の役割を説明する。
 3)周産期の看護援助における妊産褥婦、新生児とその家族の人権ならびに生命の尊厳、プライバシーに配慮した態度など倫理的配慮について説明する。
回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
【実習】 実習期間:令和6年9月24日~令和7年2月14日のうち2週間
実習内容:実習要項を参照
西岡 啓子
赤羽 由美

回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間


[成績評価と基準]
 実習評価表に基づいて総合的に評価する。詳細は実習要項参照。
[履修上の注意]
・詳細は実習要項を参照。
・事前課題を実施したうえで臨む。
・母性看護学に関する既習の科目の内容を復習したうえで臨む。
・実践看護学演習Ⅰ・Ⅱの単位を修得している。
[教科書]
 系統看護学講座 専門分野(老年、小児、母性、精神) 母性看護学概論 森絵美他 医学書院(電子教科書)
 系統看護学講座 専門分野(老年、小児、母性、精神) 母性看護学各論 森絵美他 医学書院(電子教科書)
 系統看護学講座 専門分野(成人) 女性生殖器 末岡浩他 医学書院(電子教科書)
 その他、適宜紹介する。
[参考書・参考資料]
 病気が見えるvol.10 産科 井上裕美他 MEDIC MEDIA
 はじめての胎児心拍数モニタリング 友野康江 MCメディカ出版
 写真でわかる母性看護技術 平澤美恵子 インターメディカ
 写真でわかる助産技術 平澤美恵子 インターメディカ
 ウェルネス看護診断にもとづく母性看護過程 第3版 太田操 医歯薬出版株式会社
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
連絡先
 E-mail :keinishi@dokkyomed.ac.jp (西岡啓子:研究室8)  
①実習期間中は随時受け付ける。
②オフィスアワー:水曜日12:00 ~ 13:00 に対応する。
[備考]
・実習資料は事前にLMSに掲載し、学生の学習状況を確認する。
・eナーストレーナー、ナーシングスキル等を利用した演習や事前・事後学習を行う。
・実習時は、与えられた課題に基づいて小グループでディスカッションを行い、各々の意見を発表し合う。
・看護学実習記録は、コメントを記載した上で返却する。
・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。
・本科目は、実務経験のある教員等が指導する。