授業科目
(英名)
卒業研究
(Nursing research project)
授業科目コード NN312446Jキ
科目責任者 野口 貴史
2単位
必修
講義・演習
60時間
4学年 8セメスター 専門科目
[授業の概要]
これまでの学びを統合し、看護を研究的な視点で捉えて研究テーマとして発展させ、研究計画書を立案する。一連の研究プロセスを体験的に学修し、研究的視点と技法を修得する。
[授業の目的]
看護を研究的な視点で捉え研究テーマとして発展させ研究計画を立案する。そして、文献研究、事例研究、実験・調査研究等を指導を受けながら計画・実施できる基礎的能力を身につける。
(主体的学習能力を身につけ、看護の発展や質の向上に貢献できる)
[到達目標]
1.講義・演習・実習を通して抱いた興味・関心、疑問を明確にし、研究動機を説明できる。(DP-1〇、DP-4◎)
2.研究動機に関連した論文を収集することができる。(DP-1〇、DP-4◎)
3.収集した論文を精読し、研究課題を明確にする。 (DP-1〇、DP-4◎)
4.研究課題に応じた対象、方法、倫理的配慮を選択することができる。(DP-4◎)
5.これらを計画書としてまとめることができる。  (DP-4◎)
6.研究計画書に基づきデータを収集し、研究を遂行することができる。(DP-4◎)
7.自身の学習成果を研究論文としてまとめることができる。(DP-4◎)
8.研究結果を発表し、質疑応答やディスカッションを通して、自己の研究への理解を深めるとともに課題を見出すことができる。 (DP-1〇、DP-4◎)
回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 4 3 2 【講義・演習】 科目ガイダンス
・各ゼミナールに分かれ、事前課題の研究計画書に基づき研究課題について説明し、ディスカッションする。
・今後のゼミナールの予定と卒業研究発表会までのスケジュールを確認する。
事前学習:事前課題の研究計画書の見直しを行い、必要に応じて修正する。
事後学習:今後の予定について計画する。
30分 野口 貴史
西岡 啓子
茅島 綾
木村 由美
榊原 理恵子
佐藤 貴紀
柴田 由里子
看護学部教員
2~25 【演習】 ・担当教員の指導の下、関心ある分野の最新の知見を踏まえ、卒業研究に取り組む。
「看護研究のプロセス」
・研究テーマの明確化
・研究計画書の作成
・研究データの収集・分析
・論文、抄録、発表会資料作成
「海外における研究の動向を知る」
・研究テーマに関係ある英語文献を講読する。
事前学習:各ゼミナールには、自身の研究課題に対して主体的に学修して臨む。
事後学習:各ゼミナールを通して明らかとなった課題に取り組む。
60分 看護学部教員
26 10 9 1 【演習】 卒業研究発表会オリエンテーション 野口 貴史
西岡 啓子
茅島 綾
木村 由美
榊原 理恵子
佐藤 貴紀
柴田 由里子
看護学部教員
27~28 11 6 4・5 【演習】 卒業研究発表会準備
29~30 11 7 1・2 【演習】 卒業研究発表会

回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間


[成績評価と基準]
下記の点について評価表を用いて自己評価した後、教員と面談し最終評価を行う。
・研究課題を明確化するプロセス:20%
・研究課題を明らかにするための研究計画書の作成:30%
・研究実施のプロセス:10%
・論文作成:15%
・発表:10%
・研究やゼミへの取り組み状況:15%
事前課題、研究計画書、発表会、論文提出に関すること等は要項およびLMSで提示する。
卒業研究論文は決められた提出日以降は受理しない。
再評価は実施しない。
[履修上の注意]
本科目は「看護研究方法論」の知識を基盤としているため、必ず復習しておくこと。
各ゼミナールの教員・学生間でよく連携をはかり、学生は自ら積極的に学び、主体的に研究に取り組むこと。
要項はLMSに掲載する。発表までの各手続き、締め切り等を把握しておくこと。
本科目に関する連絡はLMSを通じて行うので、見落としが無いようにすること。
[教科書]
系統看護学講座別巻 看護研究 医学書院(電子教科書)
[参考書・参考資料]
適宜紹介する。
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
研究を進める上での不明点はゼミナール担当教員に質問する。
対応時間や場所は担当教員と相談する。
科目全体に関する質問等は科目責任者に問い合わせる。
〈科目責任者;野口貴史(研究室10)〉
  ・オフィスアワー:水曜日 12:00~13:00
  ・メールアドレス:noguchi1@dokkyomed.ac.jp
[備考]
・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。