授業科目
(英名)
基礎ゼミナール I
(Introductory Seminar Ⅰ)
授業科目コード NN105129Jキ
科目責任者 小西 美樹
1単位
必修
講義・演習
30時間
3学年編入 5セメスター 基礎科目
[授業の概要]
 大学で主体的・積極的に学ぶために必要な技法(アカデミックスキル)について学修する。ノートの取り方やテキストの読み方、図書館の利用方法や情報の収集方法、文章表現に関する学術的表現の基礎的知識を学び、実践力を修得する。また、思考の法則、思考のつながり、推論の仕方や論証のつながりを学び、論理的に考えて話す、記述する方法を学修する。
[授業の目的]
 主体的・積極的に学ぶために必要な技法について理解する。
(主体的学習能力を身につけ、看護の発展や質の向上に貢献できる)
[到達目標]
1.学問の重要性を理解し、獨協医科大学看護学部で学ぶことの意味を説明する。(DP-1◎、DP-2◎、DP-4◎)
2.大学生としてのアカデミックスキルとキャンパスマナーを身につける。(DP-3◎、DP-4◎)
3.大学での学修と自分自身の将来像の関連を説明する。(DP-1◎、DP-5◎)
回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 4 10 1 【講義・演習】 ガイダンス
学びの本質を理解し、何のために大学で学ぶのか、考える。
(大学における初年次教育の最新知見を含む)
事前学習:15分
大学と高校の違い、学生と生徒の違いについて自分なりに考えをまとめ、発表できるようにする。

事後学習:30分
①リフレクション(本日の講義を踏まえて考えたことや新たな疑問を記述し、LMSで提出する)
②本学教員の専門分野、研究テーマを調べる。
45分 小西 美樹
関根 正
遠藤 恭子
木村 由美
戸沢 智也
井上 美緒
2 4 10 2 【講義・演習】 キャンパスマナー
学生や教職員など大学でお互いに尊重しながら学び、生活するための方法を学ぶ。
アンプロフェッショナルな学生とは何か、理解する。
事後学習:リフレクション
30分 奥田 竜也
3 4 11 1 【演習】 コミュニケーションスキル 事後学習:リフレクション 30分 医学部教員
遠藤 恭子
木村 由美
戸沢 智也
井上 美緒
小西 美樹
関根 正
4 4 11 2 【講義】 獨協学園の歴史
先人たちの思想を知り、自分との接点を見出す。
事前学習:15分
獨協学園及び獨協医科大学に関して調べ、発表できるようにする。

事後学習:30分
リフレクション
45分 吉田 謙一郎
5 4 14 1 【講義・演習】 医療者に必要な健康と生活の管理
医療者(医療系学生)に求められる健康と生活の管理について考える。
事後学習:リフレクション 30分 戸沢 智也
6 4 14 2 【講義・演習】 情報を集め、整理する技術
読書に親しむ習慣を身につける。
文献や資料を収集する方法を学ぶ。
情報を正確に解釈し、まとめ、保存する方法を学ぶ。
生成AIとの付き合い方を考える。
事後学習:リフレクション 30分 小西 美樹
7 4 16 1 【講義】 ディスカッションのしかた
議論する目的と意義、相手の話を聞く態度について学ぶ。
事後学習:リフレクション 30分 柏木 維人


8 4 16 2 【講義】 プレゼンテーションのしかた
パワーポイントを使い、効果的に相手に伝える方法を学ぶ。
事後学習:リフレクション 30分 川瀬 摂
9 4 18 1 【講義・演習】 【看護学部単独】
大学の授業の特徴と学び方①
高校との違いを理解し、効果的な授業の参加について考える。
事後学習:リフレクション
30分 関根 正
小西 美樹
10 4 18 2 【講義・演習】 【看護学部単独】
大学の授業の特徴と学び方②
大学での学びとディプロマポリシー、卒業後の自分の関連を考える。
修学ポートフォリオの活用方法を知る。
11 4 21 1 【講義】 レポートの書き方
論証型レポートの書き方について学ぶ。
事後学習:リフレクション 30分 石井 順
12 4 21 2 【演習】 医療現場の接遇 事後学習:リフレクション 30分 外部講師
小西 美樹
13 4 30 5 【演習】 プレゼンテーション演習<ゼミ>
自分の考えをまとめて、プレゼンテーションする。
事前学習:本を1冊読み、プレゼンテーション資料を作成する 60分 看護学部・医学部教員
14 5 7 5 【演習】 ディスカッション演習<ゼミ>
答えがない(または一つではない)課題について意見を交わし、結論をまとめる。
事前学習:ディスカッションテーマについて調べる 60分 看護学部・医学部教員
15 5 14 5 【演習】 レポート演習<ゼミ>
お互いのレポートを読み、よりよくするために建設的に意見交換する。
事前学習:ディスカッションゼミを踏まえ、自分の考えをレポートにまとめる
事後課題:ゼミでの指摘を踏まえて修正したレポートを提出し、担当教員に指導を受ける
60分 看護学部・医学部教員

回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間


[成績評価と基準]
成績評価は、成果物での評価40%、ゼミ演習の参加度30%、リフレクション30%とする。
成績再評価は実施しない。
[履修上の注意]
医学部1年生、看護学部1年生との合同授業である。(第9、10回は看護学部単独での授業)
看護学部生同士はもとより、医学部生とも積極的に交流し、協力して学修を進める。
図書、新聞、雑誌などを読む習慣を身につけ、国内外の社会情勢や多様な考え方を知る努力をする。
[教科書]
前原澄子他:看護学生のためのよくわかる大学での学び方第2版.金芳堂
[参考書・参考資料]
1.名古屋大学高等教育研究センター.ティップス先生からの7つの提案 学生編.
  http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/seven/student/index.html
2.小野田博一:13歳からの論理ノート「考える」ための55のレッスン.PHP研究所
3.藤井徹也:看護学生スタートブック第2版.医学書院
4.世界思想社編集部:大学生 学びのハンドブック5訂版.世界思想社
5.佐藤望他:アカデミック・スキルズ 大学生のための知的技法入門第3版.慶應義塾大学出版会
6.向後千春:18歳からの「大人の学び」基礎講座.北大路書房
7.鈴木克明、美馬のゆり編著:学習設計マニュアル「大人」になるためのインストラクショナルデザイン.北大路書房
他、講義内で適宜紹介する。
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
質問は、開講中随時受けつける。授業に関連する内容については、クラス全体にフィードバックする。
小西美樹 オフィスアワー:月〜金 16〜18時(可能であれば事前に連絡して来室すること) Email:konimiki@dokkyomed.ac.jp
[備考]
・講義資料は事前にLMSに掲載し、学生の学修状況を確認する。
・演習時は、与えられた課題に基づいて小グループでディスカッションを行い、各々の意見を発表し合う。
・講義内でLMS等を用いて学生の理解度を確認し、補足説明をする。
・講義内で実施した課題やLMSに挙げられた質問について、講義内やLMSで回答・解説する。
・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。