授業科目
(英名)
関係法規
(Healthcare legislation and regulation)
授業科目コード NN206201Jキ
科目責任者 木村 由美
1単位
必修
講義
15時間
3学年編入 6セメスター 専門基礎科目
[授業の概要]
医療・看護に関わる関係法規と法制度の概略について学修する。特に、保健師助産師看護師法を中心に看護実践および看護教育を支えている法律や看護職者の法的責任について学修する。
[授業の目的]
医療・看護に関わる法制度の概略について学び、看護職者の法的責任について理解する。
(保健・医療・福祉チームの一員として、看護の役割と責任をもって協働できる)
[到達目標]
1.看護職としての法的位置づけと法的義務について理解し説明できる。(DP-1○、DP-3◎)
2.看護業務と法的責任について理解し説明できる。(DP-1○、DP-3◎)
3.看護実践および看護の対象を守る各種法律について理解し説明できる。(DP-1○、DP-2、DP-3◎)
回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 10 2 4 【講義】 ガイダンス
法と倫理・生活に関連する法律
医療従事者に関連する法律について最新の知見を学ぶ
事前学習:
レジュメを予め読み、解らない用語等を調べておく。
30分 木村 由美
2 10 16 4 【講義・演習】 (小テスト①)
[講義]
諸外国の看護師資格について
看護職の基盤となる法(保健師助産師看護師法の構造・概要)について最新の知見を学ぶ
[演習]
保健師助産師看護師法の各章を読み解く
30分
3 10 20 4 【講義・演習】 (小テスト②)
[演習]
保健師助産師看護師法の各章についての発表とディスカッション
[講義]
補足・解説
30分
4 10 30 4 【講義】 社会福祉に関する法について。生活困窮者および障害者等に関連する法について学ぶ。 30分 ゲストスピーカー
髙石 麗理湖(社会保健福祉士・精神保健福祉士・MSW)
木村 由美
5 11 6 4 【講義・演習】 (小テスト③)
[講義]
看護業務と看護の対象を守る法律
・看護師等の人材確保に関する法律
・看護業務の法的範囲
・看護師の法的責任
[演習]
医療事故を起こしてしまった当事者(看護師)の手記から看護師の社会的責任・倫理についてディスカッションする
30分 木村 由美
6 11 10 4 【講義】 医療安全について。医療過誤当事者・家族の体験を知り、看護者としての今後の在り方について考える 事後学習:
レポート①
医療過誤当事者・家族の体験を知り、看護者としての今後の在り方について考える
A4用紙1枚にレポートする
60分 ゲストスピーカー
宮脇 正和(医療過誤原告の会・会長)
木村 由美
7 11 17 4 【講義・演習】 小テスト④
医療安全について。医療過誤当事者・看護師の体験・法的責任を知り、看護者としての今後の在り方について考える。
[演習]
講義の中で提示した医療過誤事例について看護師の法的責任について検討する
事前学習:
事例を読んで概要を把握する。
30分 木村 由美
8 12 1 4 【講義・演習】 [演習]
講義の中で提示した医療過誤事例について看護師の法的責任についてディスカッションし学びを共有する
[講義]
まとめ
事後学習:
レポート②
講義全体を通し看護職者としての法的責任と今後の在り方について考える
A4用紙1枚にレポートする。
60分

回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間


[成績評価と基準]
小テスト20%(講義のなかで計4回の小テストを実施する)、レポート80%(レポート①40%・レポート②40%)(詳細は講義の中で説明する)
[履修上の注意]
医療・看護に関する話題・ニュースなどに関心を持ち社会背景との関連を意識すること。
受講にあたって5セメスターで受講する日本国憲法と人権において、法とは何か、実生活と法との関連について基本的な知識を獲得しておくこと。
[教科書]
系統看護学講座 専門基礎 看護関係法令 健康支援と社会保障制度④ 医学書院(電子教科書)
[参考書・参考資料]
適宜、紹介する。
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
基本的には授業時間内に質問時間を設定する。自己学修などを通して質問が生じた場合、オフィスアワーに対応する。
オフィスアワー:金曜日5限 
E-mail:kimuray@dokkyomed.ac.jp
[備考]
・講義最後に学びをLMSに入力する時間を設ける。解らなかった内容は学びと共にLMSに入力する。それにより次回授業の際に補足説明をする。
・演習時は、提示された課題に基づきディスカッションを行い、各々の意見を発表し合う。
・成績評価の結果は「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。