授業科目 (英名) |
人間発達論 (Human Development) |
授業科目コード | NN207109Jキ |
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科目責任者 | 野畑 友恵 |
1単位 |
必修 |
講義・演習 |
15時間 |
1学年 2セメスター 専門基礎科目 |
[授業の概要] 発達とは、環境に適応するために、既に持っている機能を変容させたり、新たな機能を獲得したりすることであり、生まれてから死ぬまでの生涯を通して行われる。その変容は連続的であるが、人生をいくつかに分けると、各年齢段階で特徴がある。それぞれの年齢段階における特徴を概観し、人生における発達過程を学修する。 |
[授業の目的] 生まれてから死ぬまでのそれぞれの年齢段階における発達の特徴を学び、人生における発達過程を理解する。 (看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる) |
[到達目標] 1.各発達段階における環境や人の行動の特徴を説明する。 2.発達的観点にもとづいて、日常生活でみられる人の行動を説明する。 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
1 | 12 | 19 | 木 | 3 |
【講義・演習】 [発達と看護] 生涯発達について学び、人生を通した人の変化を理解する。また、看護場面における人との関わりを学び、看護における発達の知識の役割を理解する。 |
事後学習: 演習を通した自分の学びをまとめる(ミニレポート)。 |
20分 | 野畑 友恵 | |
2 | 12 | 19 | 木 | 4 |
【講義・演習】 [乳児期] 乳児期にみられる子どもの活動や養育者との関わり(最新の知見を含む)を学び、その役割を理解する。 |
事前学習: 資料を読んで内容に関する質問に回答する。 |
20分 | ||
3 | 12 | 26 | 木 | 3 |
【講義・演習】 [幼児期] 幼児期にみられる子どもの活動や他者との関わり(最新の知見を含む)を学び、その役割を理解する。 |
事後学習: 演習を通した自分の学びをまとめる(ミニレポート)。 |
20分 | ||
4 | 12 | 26 | 木 | 4 |
【講義・演習】 [児童期] 児童期にみられる子どもの活動や社会との関わり(最新の知見を含む)を学び、その役割を理解する。 |
事前学習: 資料を読んで内容に関する質問に回答する。 |
20分 | ||
5 | 1 | 9 | 木 | 3 |
【講義・演習】 [思春期][青年期] 思春期や青年期にみられる自己の捉え方や、親および友人との関係(最新の知見を含む)を学び、その役割を理解する。 |
事後学習: 演習を通した自分の学びをまとめる(ミニレポート)。 |
20分 | ||
6 | 1 | 9 | 木 | 4 |
【講義・演習】 [成人期][中年期] 成人期や中年期にみられる関係性の中での自己の葛藤(最新の知見を含む)を学び、その役割を理解する。 |
事前学習: 資料を読んで内容に関する質問に回答する。 |
20分 | ||
7 | 1 | 16 | 木 | 3 |
【講義・演習】 [老年期] 老年期にみられる様々な喪失体験(最新の知見を含む)を学び、その役割を理解する。 |
事後学習: 演習を通した自分の学びをまとめる(ミニレポート)。 |
20分 | ||
8 | 1 | 23 | 木 | 3 |
【講義・演習】 [まとめ] 個人が他者と相互作用しながら発達していくことを学び、家族や支援者の影響を理解する。 |
事後学習: 演習を通した自分の学びをまとめる(ミニレポート)。 |
20分 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
[成績評価と基準] 成績は、定期試験(60%)、演習(20%)、事前学習(10%)、事後学習(10%)で評価する。 演習は、発言内容を評価する。 事前学習は、資料を読み質問に対して的確に答えているかを評価する。 事後学習は、演習の内容を踏まえて自分の学びが的確にまとめられているかを評価する。 |
[履修上の注意] 演習に積極的に参加する。 |
[教科書] 指定しない。 |
[参考書・参考資料] 岡本祐子ほか エピソードでつかむ生涯発達心理学 ミネルヴァ書房 2013 坂上裕子ほか 問いからはじめる発達心理学 生涯にわたる育ちの科学 2014 櫻井茂男ほか スタンダート発達心理学 サイエンス社 2013 大城昌平ほか 子どもの感覚運動機能の発達と支援ー発達の科学と理論を支援に活かす メジカルビュー社 2018 |
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] 質問はメール(tnobata@dokkyomed.ac.jp)で対応する。また、オフィスアワー以外の時間で研究室に来室を希望する場合は、事前にメールで連絡する。 オフィスアワー:月曜日16:00~17:00 教室棟3F心理学研究室 |
[備考] ・講義資料は事前にLMSに掲載し、学生の学修状況を確認する。 ・演習時は、与えられた課題に基づいて小グループでディスカッションを行い、各々の意見を発表し合うこともある。 ・講義内でLMS 等を用いて学生の理解度を確認し、補足説明をする。 ・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。 |