授業科目
(英名)
ヘルスプロモーション論
(Health Promotion)
授業科目コード NN206205Jキ
科目責任者 赤羽 由美
1単位
必修
講義
15時間
2学年 3セメスター 専門基礎科目
[授業の概要]
 ヘルスプロモーション活動の基本的な考え方と看護職の果たす役割について学修する。また、個人・家庭・集団・組織を含む地域社会(コミュニティ)および地域を構成する人々が自発的に健康的なライフスタイルが取れるような支援について学修する。 
[授業の目的]
 ヘルスプロモーション活動の基本的な考え方と、個人・家庭・集団・組織を含む地域社会(コミュニティ)における看護職者の役割を理解する。
(保健・医療・福祉チームの一員として、看護の役割と責任をもって協働できる)
[到達目標]
1.ヘルスプロモーションの起源と発達について説明する。
2.ヘルスプロモーションの概念と戦略について説明する。
3.ヘルスプロモーションの理論とその活用方法について説明する。
4.WHOおよび日本の健康政策を説明する。
5.各ライフステージにおけるヘルスプロモーションについて説明する。
回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 4 12 3 【講義】 ガイダンス
1.ヘルスプロモーションの考え方
①ヘルスプロモーションの起源と発達
②ヘルスプロモーションの概念と戦略
事前or事後学習:提出方法・期限は、LMSまたは、講義内で提示する。 30分 赤羽 由美
2 4 19 4 【講義】 1.ヘルスプロモーションの理論とその活用
①健康教育に必要な考え方、理論
②健康行動に必要な理論
2.ヘルスプロモーションと健康政策
30分
3 4 26 4 【講義】 1.小児のヘルスプロモーション
①子どもを取り巻く環境
②健やか親子21(第2次)
③子どもヘルスプロモーションを促進する取り組み
*最新のデータを踏まえ、今の日本の健康問題について学ぶ。
30分 越雲 美奈子
4 5 10 1 【講義】 1.成人のヘルスプロモーション
➀健康生活におけるヘルスプロモーション
②ヘルスプロモーションを促進する看護の場と活動
*最新のデータを踏まえ、今の日本の健康問題について学ぶ。
30分 戸沢 智也
5 5 20 1 【講義】 1.青壮年のヘルスプロモーション
①周産期の周辺を強化する
*プレコンセプションケア
*最新のデータを踏まえ、今の日本の健康問題について学ぶ。
30分 赤羽 由美
6 5 27 1 【講義】 1.高齢者のヘルスプロモーション
①健康寿命の延伸とヘルスプロモーション
②フレイル、ロコモティブ・シンドローム 、ストレングスモデル
*最新のデータを踏まえ、今の日本の健康問題について学ぶ。
30分 辻 容子
7 6 4 3 【講義】 1.女性のヘルスプロモーション
①健康課題(問題)とヘルスプロモーション
*月経・不妊症・がん等
*最新のデータを踏まえ、今の日本の健康問題について学ぶ。
30分 西岡啓子
8 6 10 1 【講義】 まとめ
1.ヘルスプロモーションについて考える。
30分 赤羽 由美

回数 曜日 時限 授業計画/授業外学習 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間


[成績評価と基準]
・評価方法は、定期試験60%、課題40%とする。
 課題の具体的内容、提出方法・期限は、LMSまたは、講義内で提示する。
[履修上の注意]
・講義前・講義後に必ず、LMSを確認すること。
・この科目は、1年次に学修した「公衆衛生学」の知識が重要となる。また、2年次3セメスターの「母性看護支援論」「小児看護支援論」「成人看護支援論」「高齢者看護支援論」「メンタルヘルス看護支援論」「家族看護支援論」に関連する内容が含まれているので、継続性をもって自己学習をすすめる。
[教科書]
 新体系看護学全書 別巻 ヘルスプロモーション メヂカルフレンド社(電子教科書)
[参考書・参考資料]
 ナーシンググラフィカ 健康支援と社会保障① 健康と社会・生活 メディカ出版
 最新保健学講座 別巻 健康教育論 メヂカルフレンド社
 ヘルスプロモーション WHO オタワ憲章 垣内出版
 ヘルスプロモーション WHO バンコク憲章 垣内出版
 国民衛生の動向 厚生労働統計協会
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
赤羽由美:E-mail:yumi-a@dokkyomed.ac.jp
オフィスアワー:木曜日16時~ 17時(研究室 20)
[備考]
・講義資料は事前にLMSに掲載し、学生の学修状況を確認する。
・演習時は、与えられた課題に基づいて小グループでディスカッションを行い、各々の意見を発表し合う。
・講義内でLMS等を用いて学生の理解度を確認し、補足説明をする。
・LMSに挙げられた質問について、講義・LMSなどで回答・解説する。
・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバッグする。