授業科目 (英名) |
臨床心理学 (Clinical Psychology) |
授業科目コード | NN207210Jキ |
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科目責任者 | 野畑 友恵 |
1単位 |
選択 |
講義 |
15時間 |
2学年 3セメスター 専門基礎科目 |
[授業の概要] 臨床心理学は、人の悩みや葛藤に寄り添い、抱える問題をクライエント自身が解決できるように援助する学問である。人を援助するためには、さまざまな情報を収集し、人を理解する必要がある。また、情報収集や援助の手段は、主に面接を通して行われる。人を理解するための方法や面接過程に関する基礎的知識を学び、心理相談のプロセスを学修する。 |
[授業の目的] 人を理解するための方法や面接過程に関する基礎的知識を学び、心理相談のプロセスを理解する。 (看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる) |
[到達目標] 1.心の健康を維持する行動を説明する。 2.心理面接における会話の特徴を説明する。 3.心理検査の特徴を説明する。 4.心理援助の方法や理論を説明する。 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
1 | 5 | 20 | 月 | 2 |
【講義・演習】 [心の健康とは] 心の健康について考え、健康を維持する行動(最新の知見を含む)を理解する。 |
事後学習: ①興味を持った内容とその理由について考えをまとめる(ミニレポート)。 ②LMSに掲載のミニテストに解答する。 |
20分 | 野畑 友恵 | |
2 | 5 | 27 | 月 | 2 |
【講義・演習】 [心の健康の変化] 心の健康が損なわれる過程やケアされる過程を学び、ストレスマネジメントについて理解する。 |
20分 | |||
3 | 6 | 3 | 月 | 2 |
【講義・演習】 [相談の過程] 相談の過程を学び、心理相談の役割を理解する。 |
20分 | |||
4 | 6 | 10 | 月 | 2 |
【講義・演習】 [心理面接] 会話を通して情報を集める過程を学び、言葉の特徴を理解する。 |
20分 | |||
5 | 6 | 17 | 月 | 2 |
【講義・演習】 [心理査定①] 心理検査の用途を学び、検査の役割を理解する。 |
20分 | |||
6 | 6 | 24 | 月 | 1 |
【講義・演習】 [心理査定②] 人の特性を客観的に測定する方法を学び、心理検査の特徴を理解する。 |
20分 | |||
7 | 6 | 24 | 月 | 2 |
【講義・演習】 [心理援助①] 行動変容のプロセスを学び、支援の仕方を理解する。 |
20分 | |||
8 | 7 | 8 | 月 | 2 |
【講義・演習】 [心理援助②] さまざまな心理援助の方法を学び、支援方法の多様さ(最新の知見を含む)を理解する。 |
20分 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業計画/授業外学習 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
[成績評価と基準] 成績は授業の演習(40%)、事後学習①ミニレポート(16%)、事後学習②ミニテスト(24%)、レポート(20%)で評価する。 演習では、資料等の読み取りや問いに対する解答をまとめ(その一部はグループワークまたは発表を行い)、的確に述べているかを評価する。 事後学習①ミニレポートは、自分の考えを的確に述べているかを評価する。 事後学習②ミニテストは、各回の授業後に問題を提示する。正しく解答できたかを評価する。 |
[履修上の注意] 授業の演習や授業後の課題が成績評価の大部分であるため、各授業の継続的な取り組みが求められる。 |
[教科書] 指定しない |
[参考書・参考資料] 丹野義彦ほか 臨床心理学New Liberal Arts Selection 有斐閣 2015 鈴木伸一(編) からだの病気のこころのケア 北大路書房 2016 竹内健司(編) 心理検査を支援に繋ぐフィードバック 事例でわかる心理検査の伝え方・活かし方[第2集] 金剛出版 2016 野村俊明(編) これからの対人援助を考える暮らしの中の心理臨床うつ 福村出版 2015 |
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] 質問はメール(tnobata@dokkyomed.ac.jp)で対応する。また、オフィスアワー以外の時間で研究室に来室を希望する場合は、事前にメールで連絡する。 オフィスアワー:月曜日16:00~17:00 教室棟3F心理学研究室 |
[備考] ・講義資料は事前にLMSに掲載し、学生の学修状況を確認する。 ・演習時は、与えられた課題に基づいて小グループでディスカッションを行い、各々の意見を発表し合うこともある。 ・講義内でLMS 等を用いて学生の理解度を確認し、補足説明をする。 ・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。 |