分野 基礎分野 区分 人間と生活・社会の理解 科目コード
授業科目 哲学と宗教 科目責任者 杉本 隆久
1単位
講義
12時間
8回
1学年 前期
[授業の概要]
哲学と宗教は人間の生死の根本を問う営みである。本講義では、重要な宗教に含まれている、哲学・思想的な意味を考察する。特定の宗教・信仰形態を推奨するのではなく、すべての宗教に共通している宗教的な感覚、「宗教性」を摘出する。
[授業の目的]
人間の「生」と「死」の問題について考えることで、看護の対象との接し方を考える一助とする。
(倫理観に基づく看護を実践できる)
[到達目標]
1.宗教に対する偏見を取り除く。
2.主要な宗教を概観することで、最低限の教養を獲得する。
3.これから先の自分の生き方・あり方について内省する際の手がかりとする。
[DPとの関連]
DP1 専門職業人としての倫理観に基づく看護を実践できる
回数 曜日 時限 授業内容 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 5 23 3 【講義】 今日の私たちにとって、宗教・哲学を学ぶとはいかなることか。 配布された資料を精読すること 30分 杉本 隆久
2 6 13 3 【講義】 『論語』を読む(1)。孔子の生涯とその志について。
3 7 4 3 【講義】 『論語』を読む(2)。孔子の死生観について。
4 7 11 2 【講義】 『聖書』を読む(1)。キリスト教の起源について。
5 7 11 3 【講義】 『聖書』を読む(2)。キリスト教の根本思想について。
6 7 18 3 【講義】 『仏典』を読む(1)。仏教の起源について。
7 9 12 3 【講義】 『仏典』を読む(2)。仏教の根本思想について。 配布された資料を精読すること。これまでの授業内容を振り返ること。
8 9 12 4 【講義】 試験と解説 疑問点を解決しておくこと。


[成績評価と基準]
授業参加状況(出席など)ならびに試験内容。
[履修上の注意]
自己学習をして臨むこと
[教科書]
特になし。資料を配布する。
[参考書・参考資料]
その都度支持する。
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
[備考]