分野 専門基礎分野 区分 人体の構造と機能 科目コード
授業科目 人体の機能Ⅱ 科目責任者 福島 央之
1単位
講義
30時間
15回
1学年 前期
[授業の概要]
体液、循環、呼吸、血液、腎臓の働き、代謝についてヒトの体が正常時にどのように働くか、人体の構造と関連付けて総合的に学修する
[授業の目的]
1.人体の機能を学ぶにことにより、日常生活行動がどのような仕組みで行われているか理解できる
2.機能が障害されることによっておこる変化が、日常生活に与える影響を理解できる
[到達目標]
1.細胞膜と電解質のバランス:細胞の内外を隔てる細胞膜に存在する様々な膜蛋白質が、どのように電解質のバランスを保つのかを理解し、その機序を説明する
2.体液の恒常:体液の容積や浸透圧、PH等々を保つための様々な仕組みを説明する
3.循環:生体ポンプとしての心臓と血管系の働き、心電図及び血圧を一定に維持する仕組みについて理解し、心臓の電気現象、毛細血管における物質交換や血圧、血流調節の機序を説明する
4.呼吸、組織における細胞呼吸のために必要な酸素の取り組み、組織で生じた炭酸ガスを排出する仕組みにつて理解し
[DPとの関連]
DP2 看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる
[時限と時間]
1時限(9:00~10:30) 2時限(10:40~12:10) 3時限(13:00~14:30) 4時限(14:40~16:10) 5時限(16:20~17:50)
クラス 回数 曜日 時限 授業内容 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
A 1 6 25 3 【講義】 細胞膜と電解質のバランス テキスト・配布資料の該当するところを熟読してくる 30 福島 央之
A 2 6 25 4 【講義】 体液の恒常
A 3 7 9 3 【講義】 循環1
A 4 7 9 4 【講義】 循環2
A 5 7 16 2 【講義】 循環3
A 6 7 16 4 【講義】 血液1:血液の成分と機能 高橋 俊光
A 7 7 23 3 【講義】 血液2:止血
A 8 7 23 4 【講義】 血液3:血液型と輸血
A 9 7 30 3 【講義】 呼吸1:呼吸の運動と調節
福島 央之
A 10 7 30 4 【講義】 呼吸2:換気の調節と疾患
A 11 9 10 3 【講義】 腎臓1:尿生成のメカニズム 加藤 永子
A 12 9 10 4 【講義】 腎臓2:体液の濃度と量の調節
A 13 9 17 3 【講義】 代謝1:食物の運搬と消化
14 9 17 4 【講義】 代謝2:栄養素の利用と代謝異常
15 9 24 1 【講義】 試験・まとめ 福島 央之

クラス 回数 曜日 時限 授業内容 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
B 1 細胞膜と電解質のバランス 渡辺 和人
B 2 血液①血液の成分と機能
B 3 血液②止血
B 4 血液③血液型と輸血
B 5 腎臓①尿生成のメカニズム
B 6 腎臓②体液の濃度と量の調節
B 7 体液の恒常 橋本 弘史
B 8 循環①心臓の構造と心周期
B 9 循環②循環調整
B 10 呼吸①呼吸の運動と調節
B 11 呼吸②換気の調節と疾患
B 12 代謝①食物の運搬と消化
B 13 代謝②栄養素の利用と代謝異常


[成績評価と基準]
授業参加状況(小テスト等)(10%)および筆記試験(90%)
[履修上の注意]
講義を受ける前に教科書の該当部分を通読しておくこと
[教科書]
解剖生理学 人体の構造と機能 1 医学書院
[参考書・参考資料]
・解剖生理をおもしろく学ぶ  増田敦子(著)
・看護の現場ですぐに役立つ 解剖生理学のキホン(ナースのためのスキルアップノート)野溝明子(著)秀和システム
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
講義終了後、もしくはメール・LMSにて随時受け付ける。(メールアドレスは初回の授業で明示する)
[備考]
・講義資料は事前に配布する
・インターネット等を用いた講義教材を活用する
・講義内でLMS等を用いて学生の理解度を確認し、補足説明をする
・講義内で実施した小テストやLMSに挙げられた質問について、講義内で回答・解説する
・試験やレポート等の成績評価はの結果は、「授業評価に対する回答」の中で講評しフィードバックする