分野 | 専門基礎分野 | 区分 | 人体の構造と機能 | 科目コード | |
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授業科目 | 生化学 | 科目責任者 | 古田 裕明 |
1単位 |
講義 |
15時間 |
8回 |
1学年 前期 |
[授業の概要] ヒトが日常生活を営み生きていくために、体の中では、極めて精密で複雑な機能が働いている。この科目では、生体の成り立ち、生体を構成している基本物質、およびその特性や生体の内部環境の恒常性等について学び、それらの知識を基に、栄養、代謝の基本知識を看護に役立てられるように学習する。 |
[授業の目的] 1.高度に分化した細胞のかたまりである組織や臓器が、それぞれ固有の機能を発揮していることが理解できる。 2.神経やホルモンの働きによって、お互いに密接な連絡がとられ、からだ全体としての調和が保たれていることがわかる。 3.生命現象を可能にしている物質の科学的性質を知り、生態の物質の機能として生命現象を可能にしている生体内の化学変化について理解できる。 |
[到達目標] 1.生化学の意味と人体の科学的組成を理解する。 2.生体の酸化還元と代謝の調節を理解する。 3.糖質、脂質、タンパク質の化学と代謝を理解する。 4.核酸の化学と代謝を理解する。 5.ミネラルとビタミンの代謝を理解する。 6.ホルモンについて理解する。 |
[DPとの関連] DP2 看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる |
[時限と時間] 1時限(9:00~10:30) 2時限(10:40~12:10) 3時限(13:00~14:30) 4時限(14:40~16:10) 5時限(16:20~17:50) |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
1 | 5 | 22 | 水 | 2 | 【講義】 生化学を学ぶための基礎知識(代謝総論、酵素) | テキスト・配布資料の該当するところを熟読しておく。 | 30分 | 古田 裕明 | |
2 | 5 | 29 | 水 | 2 |
【講義】 糖代謝 解糖系、TCA回路、グリコーゲン代謝、糖新生、ペントースリン酸回路について |
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3 | 6 | 5 | 水 | 2 |
【講義】 脂質代謝 脂質の合成と分解について |
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4 | 6 | 12 | 水 | 2 |
【講義】 タンパク質代謝 アミノ酸代謝について |
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5 | 6 | 19 | 水 | 2 |
【講義】 ヌクレオチド代謝 核酸の合成と分解について |
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6 | 6 | 26 | 水 | 2 |
【講義】 遺伝情報、先天代謝異常 遺伝のしくみ、タンパク質の合成、遺伝子病について |
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7 | 7 | 3 | 水 | 2 |
【講義】 ホメオスタシス 恒常性の維持、体液のバランス、ホルモン |
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8 | 7 | 10 | 水 | 2 | 【講義】 試験・まとめ |
[成績評価と基準] 授業参加状況(10%)および筆記試験(90%)による総合的評価 |
[履修上の注意] 講義では受身的な一方通行にならないよう、積極的な姿勢で臨むこと。 |
[教科書] ①系統看護学講座 専門基礎 人体の構造と機能(2)生化学 医学書院 |
[参考書・参考資料] |
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] 授業の前後に確認する。 |
[備考] |