分野 専門基礎分野 区分 健康支援と社会保障制度 科目コード
授業科目 看護実践の基盤となる法律 科目責任者 上杉 奈々
1単位
講義
15時間
8回
1学年 前期
[授業の概要]
[授業の概要]
 看護の実践的・専門職業人として、わが国の保健・医療・福祉に関する諸制度の概要とそれを規定する諸法令について理解し、専門職として
 の法的責任についての考えを深める。
[授業の目的]
[授業の目的]
 看護専門職としてその職責を正しく遂行できるよう、わが国の保健・医療・福祉に関する諸制度を理解する。また、人々が生涯を通して、健康や障害の状態に応じて社会資源を活用できるように看護職として必要な基礎的知識と能力を養うことを目的とする
[到達目標]
[到達目標]
1.法の概念を理解し、法に基づいて生活することの意義を確認する。
2.保健師助産師看護師法について理解し、医療従事者としての行動のあり方を考える。
3.保健・医療・福祉に関する法・制度を理解し、円滑な看護実践活動を行うための基礎的知識と能力を身につける。
[DPとの関連]
DP3 保健・医療・福祉チームの一員として、看護の役割と責任をもって協働できる
[時限と時間]
1時限(9:00~10:30) 2時限(10:40~12:10) 3時限(13:00~14:30) 4時限(14:40~16:10) 5時限(16:20~17:50)
回数 曜日 時限 授業内容 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 5 21 4 【講義】 1.法の概念とは
 1)法の概念・種類
 2)衛生法
 3)厚生行政のしくみ
2.看護法
 1)保健師助産師看護師法
 2)看護師等の人材確保に促進に関する法律
【事前学修】
テキスト・配布資料の該当するところを熟読し,LMSにて事前学修課題に取り組むこと。
【事後学修】
配布資料に掲載している確認問題に各自で取組み,理解を深めること。
30分 上杉奈々
2 5 28 4 【講義】 3.医事法
 1)医師法
 2)医療法
3 6 4 4 【講義】 4.保健衛生法
 1)地域保健法
2) 母子保健法・母体保護法
 2)健康増進法
4 6 25 4 【講義】 5.感染症に関する法律
 1)感染症新法
 2)予防接種法
6.薬務法
 1)薬事法
 2)麻薬・毒物など
5 7 2 4 【講義】 7.社会保険に関する法律
 1)健康保険法
 2)介護保険法
6 7 9 4 【講義】 8.社会福祉に関する法律
 1)社会福祉法
 2)生活保護法
7 7 16 4 【講義】 9.労働に関する法律
 1)労働基準法・労働安全衛生法・労働災害補償法
2) ライフステージと労働法制(男女雇用機会均等法・母子保健法・育児介護休業法)
 3)男女共同参画社会基本法
 4)個人情報の保護に関する法律
8 7 23 4 【講義】 試験とまとめ


[成績評価と基準]
LMSでの事前学習課題:15%
各講義の後半に行う確認小テスト:25%
試験:60%
[履修上の注意]
自己学習(事前学修)をして講義に臨むこと。
[教科書]
系統看護学講座 専門基礎分野 看護関係法令(健康支援と社会保障制度④)医学書院
[参考書・参考資料]
講義にて適宜紹介する。
とくに,行政による調査結果や統計資料等については(QRコード等でリンクも紹介するので),適宜参照して自身で更に学修を深めること。
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
基本的には授業日に対応する。
研究室(医学部 教室棟3F)への訪問は,事前にアポイントメントを取ることが望ましい。
E-mail:uesugi■dokkyomed.ac.jp (■を@にかえてください)
[備考]
■ 講義資料は事前にLMSにて配信する(印刷物では配布しない)。
■ 試験の解説は,試験終了後に行う。