分野 | 基礎分野 | 区分 | 科学的思考の基盤 | 科目コード | |
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授業科目 | 教育学 | 科目責任者 | 高山 裕一 |
1単位 |
講義・演習 |
15時間 |
8回 |
1学年 後期 |
[授業の概要] 看護の機能の一つである教育・指導的役割機能は、人々の健康の保持・増進、疾病の予防や健康の回復を促すセルフケア能力の向上を目指している。この科目では、看護実践において、教育・指導的役割機能を効果的に行うために、学ぶ側に立った学習意欲や科学的理解を支援するという観点から、教育とは何かを実感しながら、教育的働きかけや伝え方など、看護実践への活用を目指し、さらには生涯教育の観点から自分自身の成長のため、教育学の基本を学ぶ。 |
[授業の目的] 1.教わる側から教育観を見直し、患者の立場に立ってものごとを論理的・科学的に分かりやすく伝える態度を養う。 2.「人が学ぶこと」を理解することで、より深まりのある指導や支援が行えるようにするとともに、「自分自身を高めていくこと」への意欲を高め、看護の質の向上を目指す。 |
[到達目標] 1. 学びと指導の関係を考慮しながら学びに至る助言の仕方を考えたり、自身の授業前後の認知の状況比較を通して学んだりしたことを表現できる。 2. 指導・支援者として、学習者の多面的な見取りと多様な支援のあり方を知り、適切な助言ができる。 3. 主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)について、学習の目的や科学的な見方・考え方などを具体的な活動を通して体験し,自身の五感や経験,イメージの変容などからそのよさを表すことができる。 4.これからの社会に対応できる教育について1人1台端末を取り入れた学習の演習を通して,個別最適な学び,協働的な学びについて実感することができる。 |
[DPとの関連] DP4 看護の発展や質の向上に貢献できるよう主体的学修能力を身につけることができる |
[時限と時間] 1時限(9:00~10:30) 2時限(10:40~12:10) 3時限(13:00~14:30) 4時限(14:40~16:10) 5時限(16:20~17:50) |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
1 | 10 | 8 | 火 | 1 |
【講義・演習】 学びと支援1 ・「学ぶ」と「分かる」の理解 生涯教育の基本となる自己の学びについて演習を通して実感し,教育観の転換を図る |
事後学習:必要に応じてレポート等の課題を提示する。 | 30分 | 高山裕一 | |
2 | 10 | 8 | 火 | 2 |
【講義・演習】 学びと支援2 ・学習者の「学習意欲」「主体性」の理解 多様な学習意欲や主体性と主体的な活動のための条件について,演習を通して理解する。 |
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3 | 10 | 15 | 火 | 1 |
【講義・演習】 活動の壁とメタ認知 ・学習を継続していくときの5つの壁と自分を客観的に見取る大切さを演習を通して理解する。 |
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4 | 10 | 15 | 火 | 2 |
【講義・演習】 学ぶ目的 ・学校での各教科の目的,科学的な見方・考え方を身につけるための観点について演習を通して理解する。 |
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5 | 10 | 22 | 火 | 1 |
【講義・演習】 見取りと支援 ・学習者の学びを大切にした支援のポイントについて,演習を通して理解する。 |
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6 | 10 | 22 | 火 | 2 |
【講義・演習】 これからの教育1 ・協働的な学びについてチーム活動を通して理解する。 |
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7 | 10 | 29 | 火 | 1 |
【講義・演習】 これからの教育2 ・1人1台端末を生かした授業の転換について個別最適な学び,協働的な学びの観点から演習を通して理解する。 |
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8 | 10 | 29 | 火 | 2 | 【講義】 試験・まとめ |
[成績評価と基準] 授業参加状況・毎授業後のリフレクションおよびレポートにおける授業内容のメタ認知と看護への適用 |
[履修上の注意] 授業中の演習にも積極的に取り組むこと。リフレクションをしっかり行うこと。 |
[教科書] 特に指定しない |
[参考書・参考資料] 毎授業時に資料を配付 |
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] takayama@sakushin-u.ac.jp |
[備考] |