分野 専門基礎分野 区分 健康支援と社会保障制度 科目コード
授業科目 ★公衆衛生学 科目責任者 阿部 美子(医師)
1単位
講義
15時間
1学年 後期
[授業の概要]
公衆衛生学は、みんなの健康を守るための実践的学問である。みんなとは誰か、健康とは何か、看護師として身に着けるべき公衆衛生学的視点とは?これらの問いに自分の言葉で答えられるようになってほしい。公衆衛生学のカバーする多岐にわたるテーマの全体像と歴史、最新の取り組みを分かりやすく解説する。
[授業の目的]
公衆衛生学のカバーする多岐にわたるテーマを概観し、公衆衛生学的視点を持つために必要な基本的知識を身に着ける。
[到達目標]
1.公衆衛生学のカバーする多岐にわたるテーマの全体像を説明できる。
2.看護の対象となる「ひとりの健康」と公衆衛生の対象となる「みんなの健康」のつながりを説明できる。
3.様々な健康課題に対し、公衆衛生学的視点を踏まえた考えを持つことができる。
[DPとの関連]
DP2 看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる
回数 曜日 時限 授業内容 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 10 1 4 【講義】 公衆衛生学概論、疫学・保健統計
テキスト・配布資料の該当するところを熟読しておく 30分 阿部 美子
2 10 8 4 【講義】 感染症対策、母子保健
3 10 15 4 【講義】 成人保健、産業保健 髙山 英士
4 10 22 4 【講義】 環境保健、食品保健
5 10 29 4 【講義】 障害者福祉、精神保健福祉 阿部 美子
6 11 5 4 【講義】 高齢者保健
7 11 12 4 【講義】 学校保健、国際保健
8 11 19 4 試験・まとめ


[成績評価と基準]
授業への参加状況、筆記試験
[履修上の注意]
本講義では知識の詰め込みはしない。しかし、国家試験において公衆衛生に関連する設問は頻出するため、講義資料や教科書等を参考にしながらしっかり自己学習を行うこと。
[教科書]
系統看護学講座 専門基礎 公衆衛生(健康支援と社会保障制度②) 医学書院
[参考書・参考資料]
国民衛生の動向 厚生労働統計協会
公衆衛生がみえる メディックメディア
「みんなの健康学」序説ー公衆衛生を動かした先達からのメッセージ 風間書房
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
授業日に対応する。
[備考]
内容の理解を深めるため、講義中に簡単なグループワークを行うことがある。