分野 専門基礎分野 区分 疾病の成り立ちと回復の促進 科目コード
授業科目 ★看護につながる検査学 科目責任者 井筒 雅美(看護師)
1単位
講義
15時間
8回
2学年 後期
[授業の概要]
患者の病態や治療方針・治療効果を把握し、根拠を持って看護するためには、臨床検査の知識が不可欠となる。そこで、代表的な臨床検査について学び、看護師の役割について理解する。
[授業の目的]
臨床検査は、疾病の診断、病態の把握、治療効果の判定などを目的に行われる。臨床で汎用される検査の意義・目的・方法や検査結果の持つ意味と限界を学び、それらの基礎知識を臨床検査を受ける患者の看護に役立てる。
[到達目標]
1. 臨床検査の基礎とその役割について理解できる。
2. 主な臨床検査の意義や検査値の臨床病理的な意味、検査結果の解釈の仕方などについて理解できる。
3. 臨床検査における看護師の役割について理解できる。
[DPとの関連]
DP2 看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる
回数 曜日 時限 授業内容 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 10 1 2 【講義】 1章:臨床検査学総論・系統別臨床検査の進め方 事後学習:教科書p.1「はしがき-臨床検査を学ぶ意味」について熟読し、自分の言葉で説明できる。 30分 伊藤 裕佳
(医師)
2 10 8 4 【講義】 3章:一般検査(尿・便・髄液検査)
4章:血液検査
事後学習:尿・血液の生成と役割について理解する。 新保 敬
(臨床検査技師)
3 10 15 4 【講義】 6章:免疫・血清検査
8章:生物検査
事後学習:
免疫について理解したことを図解する。
「微生物学」で学んだ内容を復習する。
田中 光昭
(臨床検査技師)
4 10 22 4 【講義】5章:化学検査
【講義】7章:内分泌検査
事後学習:結成と血漿の成分について図解する。 屋代 いづみ
(臨床検査技師)
5 10 29 4 【講義】 9章:病理検査
10章:生理機能検査
事後学習:心臓・肺の構造について図解する。 松本 浩子
(臨床検査技師)
6 11 6 2 【講義・GW】 2章:
➀臨床検査とその役割
➁臨床検査の流れと看護師の役割
③検体採取法と保存・移送(尿 血液・便・喀痰・髄液・胸水・腹水)
④検査に伴う危険とその防止
⑤簡易迅速検査機器と検査の実施
⑥検査結果の取り扱い
事前学習:LMSに提示する
事後学習 : 授業時に提示する
各30分 井筒雅美
(看護師)
7 1 9 1
8 2 14 1
2 20 4 【講義】 終講時試験
まとめ
井筒雅美
(看護師)


[成績評価と基準]
授業参加状況および筆記試験
[履修上の注意]
・講義資料は事前にLMSに掲載し、学生の学習状況を確認する。
・各講義内容に関連する動画(e ナーストレーナー:根拠と事故防止から見た基礎・臨床看護技術 第11章症状・生体機能管理技術)を視聴し、検査方法をイメージして授業に臨む。
[教科書]
系統看護学講座 別巻 臨床検査 医学書院
[参考書・参考資料]
系統看護学講座 専門基礎 人体の構造と機能(1)解剖生理学 医学書院
系統看護学講座 専門基礎 疾病3 微生物学 医学書院
根拠と事故防止から見た基礎・臨床看護技術 第2版 医学書院 (e ナーストレーナー)
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
授業日に対応する。
[備考]