分野 | 専門基礎分野 | 区分 | 健康支援と社会保障制度 | 科目コード | |
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授業科目 | ★社会保障論 | 科目責任者 | 大橋 誠(社会福祉士) |
1単位 |
講義 |
15時間 |
8回 |
2学年 後期 |
[授業の概要] 国民の健康・福祉は社会保障制度によって支えられている。人間の健康・福祉にさまざまな立場から関わる看護師にとって、習得すべき社会福祉・社会保障制度に関する事項を学ぶ。 |
[授業の目的] 社会福祉・社会保障の概念や目的、対象、給付内容等を学び、保健・医療の現場における福祉の問題について理解することを目指す。また、対象の自己実現を支援できる知識・技術を習得する。 |
[到達目標] 1.現代社会と社会福祉・社会保障について説明する 2.社会福祉・社会保障制度の現状と課題を説明する 3.社会保障改革と他職種・他機関の役割や連携・協働について説明する。 |
[DPとの関連] DP3 保健・医療・福祉チームの一員として、看護の役割と責任をもって協働できる |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
1 | 10 | 7 | 月 | 1 |
【講義】 社会保障制度と社会福祉 社会保障の全体像 社会福祉の法制度 現代社会の変化と社会保障・社会福祉 人口減少と高齢化 家族・地域社会の変化 経済・雇用状況の変化 少子高齢社会の課題についての意見交換 |
テキスト・配布資料の該当しているとろを熟読してくる 以降の授業も同じ 日本の少子高齢化の現状を調べておくこと(高齢化率や合計特殊出生率など) |
20分 |
大橋 誠 (社会福祉士) |
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2 | 10 | 21 | 月 | 1 |
【講義】 医療保険 医療保障制度の変革と仕組み 国民皆保険 保険診療の仕組み グローバリゼーションとパンデミック 被保険者証の違いを受講生同士で確認し合う。 |
医療機関へ受診した際の領収証から自己負担と保険給付を調べておくこと 受講生が持っている被保険者証を持参すること |
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3 | 10 | 28 | 月 | 2 |
【講義】 介護保険 介護保険創設の背景 措置制度と契約制度 介護保険制度の概要 権利擁護 介護の社会化についての意見交換 |
受講生の住む市町村にある介護サービス事業所、施設等を調べておくこと | |||
4 | 11 | 4 | 月 | 1 |
【講義】 所得補償 年金保険制度 国民年金(自営業等)と厚 生年金(被用者) 社会手当 労働保険制度 世代間の助け合いについての意見交換 |
ご家族が年金保険料をどのくらい負担しているか、また祖父母など老齢年金をどれくらい受給しているか調べておくこと | |||
5 | 11 | 11 | 月 | 1 |
【講義】 公的扶助 貧困・低所得者問題と公的扶助 生活保護の目的・原理・原則 低所得者対策 自己責任と社会的支援 生活困窮者の支援策についての意見交換 |
日本国憲法第13条幸福追求権、第25条生存権とは何かを調べておくこと | |||
6 | 11 | 18 | 月 | 1 |
【講義】 社会福祉の分野とサービス ノーマライゼーション 高齢者福祉 障がい者福祉 児童家庭福祉 少子化対策についての意見交換 |
福祉六法をまとめておくこと | |||
7 | 11 | 25 | 月 | 1 |
【講義】 社会福祉実践と医療・看護 社会福祉援助技術 社会福祉実践と医療・看護 との連携 社会福祉の歴史 外国のケースと日本の展開 まとめと補習 多職種連携についての意見交換 |
多職種連携の必要性をまとめておくこと | |||
8 | 12 | 16 | 月 | 1 | 【講義】 試験・まとめ |
[成績評価と基準] 授業参加状況、筆記試験 |
[履修上の注意] 自己学習をして臨むこと。 |
[教科書] 系統看護学講座 専門基礎分野 社会保障・社会福祉 健康支援と社会保障制度③ 医学書院 |
[参考書・参考資料] 適宜紹介する。 |
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] メールで受け付ける。 |
[備考] |