| 分野 | 専門分野 | 区分 | 看護実践を支える科目 | 科目コード | |
|---|---|---|---|---|---|
| 授業科目 | ★健康回復支援論Ⅰ | 科目責任者 | 黒川 芳恵（看護師） | ||
|
1単位 |
講義・ＧＷ |
30時間 |
15回 |
2学年 後期 |
|
[授業の概要] 既習の科目の学びを基に、事例の発達段階各期の特徴から生じやすい疾病・障害を理解し、事例の看護展開しながら健康上の問題に対する臨床判断の仕方、基本的な看護方法について学修する。 |
|
[授業の目的] 一人の対象の看護を考えるために、既習学習を活かし、対象を多角的に捉え、必要な援助を判断できる |
|
[到達目標] 1.事例対象の疾患を看護するうえで必要な既習学習（発達課題、疾患、検査、薬物、症状別、経過別、看護など）を想起し、事例の看護場面で活用できる 2.事例対象に生じた事象について、V・ヘンダーソンの看護理論を用いて分析、解釈を行い、必要な援助を考えられる 3.事例対象の家族の看護が考えられる 4.対象・家族の看護に必要な社会資源の活用が考えられる |
|
[DPとの関連] DP2 看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる |
| 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
| 1 | 10 | 4 | 金 | 2 |
【講義・ＧＷ】 授業ガイダンス 1.本科目の概要・目的・到達目標 2.評価について 3.他者の暮らしを想像してみよう 4.事前課題結果、インタビュー |
事前学習：心臓の解剖、心不全（症状、検査、治療、看護）について学習しておく。心不全手帳を2週間記録する |
30 |
黒川芳恵（看護師） 野口幸子（看護師） 籠谷美幸 （看護師） 臼井えみ（看護師） 阿部洋子（看護師） 井筒雅美（看護師） 八木弓子（看護師） |
|
| 2 | 10 | 18 | 金 | 4 |
【講義・ＧＷ】 心不全成人期にある対象の看護 1.動画視聴 2.課題の提示 3.課題に対するグループワーク・発表会 4.まとめ |
なし |
0 |
||
| 3 | 10 | 24 | 木 | 3 |
【講義・ＧＷ】 心不全急性増悪期にある対象の看護 1.ヘンダーソンの14の基本的ニードの基準に沿って考える 2.課題に対するグループワーク 3.発表会に向けた準備 |
事後学習：発表会に向けた準備 |
30 |
野口幸子（看護師） 黒川芳恵（看護師） 籠谷美幸 （看護師） |
|
| 4 | 10 | 31 | 木 | 3 |
【講義・演習】 心不全急性増悪期にある対象の看護 1.発表会 |
なし |
0 |
||
| 5 | 11 | 7 | 木 | 3 | 【講義】 心不全急性増悪期にある対象の看護のまとめ | 事後課題：LMS参照 |
30 |
||
| 6 | 11 | 8 | 金 | 4 |
【講義・ＧＷ】 慢性心不全急性増悪期の高齢者への看護 1.第6回～10回目について 2.高齢者と家族への看護 1）加齢に伴う健康障害 2）老年期の疾患の特徴 3）退院指導対するアセスメント視点 |
事前課題：教科書「P102～104、P244～246、P257～261、P321～326、P340～345」熟読する。 事後学習：（個人課題）事例に対するアセスメント |
30 |
臼井えみ（看護師） 阿部洋子（看護師） |
|
| 7 | 11 | 13 | 水 | 2 |
【講義・ＧＷ】 3．慢性心不全急性増悪期の高齢者への退院指導について 1）個人課題のアセスメント・観察項目・看護をグループ内で共有する 2）セルフモニタリングに向けた患者教育内容を考える |
事後学習：退院指導についてまとめる。 |
30 |
||
| 8 | 11 | 15 | 金 | 1 |
【講義・ＧＷ】 3．セルフモニタリングに向けた患者教育内容について 1）退院指導内容について 2）発表会の準備（シナリオ） |
事前学習：退院指導内容をまとめる 事後学習：発表会準備をする |
|||
| 9 | 11 | 25 | 月 | 1 |
【講義・ＧＷ】 4．慢性心不全急性増悪期の高齢者と家族への退院指導実施 1）全体発表会 2）ディスカッション |
事後学習：発表会での学び・気づきをまとめる |
臼井えみ（看護師） 阿部洋子（看護師） 井筒雅美（看護師） 八木弓子（看護師） 黒川芳恵（看護師） 野口幸子（看護師） 籠谷美幸 （看護師） |
||
| 10 | 11 | 25 | 月 | 2 |
【講義・ＧＷ】 5．退院指導実施とまとめ 1）全体発表会 2）ディスカッション 3）退院指導に対するまとめ |
事後学習：発表会での学び・気づきをまとめる | |||
| 11 | 11 | 26 | 火 | 2 |
【講義・ＧＷ】 慢性心不全急性増悪期の在宅移行期にある対象者の看護 1．第11～14回ｵﾘｴﾝﾃｰｼｮﾝ 2. 対象に必要な退院支援と退院調整を考える ①ICF の考え方と情報整理 ②病状・病態から考えられる医療上の課題とは ③ADL.IADL 低下による生活上・介護上の問題点 (発表と共有追加、まとめ) |
事前学習 : Moodleに提示する 事後学習 : 授業中に提示する |
各30分 |
井筒雅美(看護師) 八木弓子(看護師) |
|
| 12 | 11 | 28 | 木 | 2 |
【講義・ＧＷ】 慢性心不全急性増悪期の在宅移行期にある対象者の看護 1．対象と家族の意向と社会資源の活用① 患者・家族の意向と入院前のサポート体制 ② 退院後に向けた病院内での医療やケアに関する ③ 医療・福祉サービスの調整、退院後の環境の準備 ④ 緊急時の対応方法の確認 ⑤生活の場に帰るために必要な情報 地域社会資源と連携・調整に 必要な情報 (発表と共有追加、まとめ、) |
事後学習 : 授業中に提示する |
30分 | ||
| 13 | 12 | 16 | 月 | 1 |
【講義・ＧＷ】 慢性心不全急性増悪期の在宅移行期にある対象者の看護 第 11.12 回授業内容を活かし「退院前ｶﾝﾌｧﾚﾝｽ議論ｼｰﾄ」を作成 講義・GW 対象と家族を支える退院支援を考える ① 退院前ｶﾝﾌｧﾚﾝｽ実施に向けて ・退院前ｶﾝﾌｧﾚﾝｽ事前準備 ・患者家族の意思と希望を叶える目標 ・連携が必要な多職種と役割 ② GW「退院前ｶﾝﾌｧﾚﾝｽ議論ｼｰﾄ」作成③「退院前ｶﾝﾌｧﾚﾝｽ実施に向けて」ｸﾞﾙｰﾌﾟの成果 発表準備④発表会の説明 (発表と共有追加、まとめ、) |
事後学習 : 授業中に提示する |
30分 | ||
| 14 | 12 | 19 | 木 | A:1 B:2 |
【ＧＷ・演習】 慢性心不全急性増悪期の在宅移行期にある対象者の看護 発表会 「退院前カンファレンス実施に向けて」ｸﾞﾙｰﾌﾟ発表 ・ディスカッション ・「退院前ｶﾝﾌｧﾚﾝｽｼｰﾄ」の再構築 事後ﾚﾎﾟｰﾄ「退院支援における看護師の役割と多職種の連携の 在り方と社会資源の活用について」事例(千野さん)から学ん だことを踏まえながら知見を記述する (発表と共ﾃﾞｨｽｶｯｼｮﾝ、まとめ) |
事後課題(ﾚﾎﾟｰﾄ) : 授業中に提示する | 30分 |
井筒雅美（看護師） 八木弓子（看護師） 臼井えみ（看護師） 阿部洋子（看護師） 黒川芳恵（看護師） 野口幸子（看護師） 籠谷美幸 （看護師） |
|
| 15 | 1 | 24 | 金 | 3 | 【講義】 試験・まとめ | 黒川芳恵（看護師） | |||
|
[成績評価と基準] レポート（40%）筆記試験(60％)により総合的に評価する。 |
|
[履修上の注意] ・事前学習や事後学習を十分に行い、授業やグループワークに臨むこと ・計画的に学習を進めること |
|
[教科書] ①系統看護学講座、専門分野Ⅱ、循環器、医学書院 |
|
[参考書・参考資料] 授業の中で紹介する。 |
|
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] 毎回の授業終了後に質問に対応する。その他、随時受け付ける |
|
[備考] |