分野 専門分野 区分 看護実践科目 科目コード
授業科目 ★地域・在宅看護論実習Ⅲ 科目責任者 井筒 雅美(看護師)
2単位
実習
90時間
3学年 通年
[Ⅰ.ねらい]
 地域・在宅看護の対象は、地域で生活するあらゆる発達段階・健康レベルの人とその家族である。対象が住み慣れた地域でその人らしい生活を継続するために、看護師は対象の意思決定を尊重しながら、看護の専門性を発揮するだけでなく、社会資源の活用や関係機関・多職種との連携・協働を円滑に行うことが求められる。看護師は地域包括ケアシステムにおいて重要な役割を果たしている。
 在院日数が短縮される中、退院支援看護師は病院から地域への移行を円滑に行うため、対象の退院後の生活をイメージし活動している。そこで退院支援を必要としている対象の特徴と退院支援看護師の役割を学んで欲しい。地域においては、訪問看護師と共に生活の場へ出向き、療養者と家族の生活を支えるための看護実践に参加し、生活の場で提供する看護の特徴を学ぶ。
 在宅療養者とその家族の特徴と訪問看護師の関わりから、在宅療養生活を維持・継続するための社会資源の活用と多職種・多機関へ連携と協働の実際を学んで欲しい。そして、医療と生活をつなぐ訪問看護師の役割について理解して欲しい。さらに、人々の生活する地域を大切にし、そこで生活する高齢者の健康や支援を必要とする人々への活動に参加することで、地域包括支援センターの役割を学んで欲しい。
この実習を通して、地域・在宅看護の対象が地域でその人らしい生活を送るための保健・医療・福祉のおける看護師の役割と対象を支える地域包括ケアシステムのあり方を学ぶことをねらいとする。

[ Ⅱ. 実習内容]
 「実習の手引き」を参照

[成績評価と基準]
実習評価表に基づき総合的に評価する
[履修上の注意]
「実習の手引き」を参照
[教科書]
適宜紹介する
[参考書・参考資料]
適宜紹介する
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
実習担当者に質問してください
[備考]
詳細は実習オリエンテーション時に説明する