分野 後期統合分野 区分 看護の統合と実践 科目コード
授業科目 ★災害看護と国際看護 科目責任者 臼井 えみ(看護師)
1単位
講義・演習
30時間
15回
3学年 後期
[授業の概要]
 災害が、人々の健康や生活に影響を及ぼすことを理解し、災害看護の特徴と被災者の健康や生活のニーズに応じた看護役割について学修する。また、国際看護の概念を理解し、国際的な課題が引き起こす健康への影響や国際協力の実際における看護の役割について学修する。
[授業の目的]
1.災害のおける看護の特徴や災害に関連する制度について理解し、災害が人々の健康や生活に与える影響と災害サイクルに合わせた看護の役割について学修する。
2.国際看護の概念を知り、国際協力のあり方と看護の役割及び諸外国における保健・医療の課題について学修する。
[到達目標]
1.災害看護の特徴と災害時における看護の役割について説明できる。
2.災害時に必要な技術を習得できる。
3.国際看護の対象と場、基本的知識について説明できる。
4.国際社会における保健・医療の課題と、健康への影響について説明できる。
5.国際保健・国際協力について説明できる。
[DPとの関連]
DP5 国際的視野をもち看護を実践できる
回数 曜日 時限 授業内容 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 10 8 2 【講義】 1.災害医療の特徴
 災害の定義・種類
 災害と健康障害
 災害と感染
 災害医療の特徴
教科書・配布資料の該当するところを熟読しておく 30分 菱沼秀一(看護師)
2 10 10 2 2.災害と情報
  災害に関わる法律
  災害と多職種連携
3.災害看護の特徴
  災害看護の定義と特徴
教科書・配布資料の該当するところを熟読しておく 30分 菱沼秀一(看護師)
3 10 15 2 4.災害サイクルに応じた看護
1)超急性期、急性期、亜急性期

教科書・配布資料の該当するところを熟読しておく 30分 菱沼秀一(看護師)
4 10 17 2 4.災害サイクルに応じた看護
2)慢性期、復興期、静穏期
教科書・配布資料の該当するところを熟読しておく 30分 菱沼秀一(看護師)
5 10 22 2 【講義】 【講義】
5.被災者特性に応じた看護
6.災害とこころのケア
教科書・配布資料の該当するところを熟読しておく 30分 菱沼秀一(看護師)
6 10 24 2 【講義・GW】 事例に対する看護を考える
教科書・配布資料の該当するところを熟読しておく 60分 臼井えみ(看護師)
7 10 24 3 【講義・GW】 事例に対する看護を考える
8 10 28 1A
2B

【演習】 8.災害時の包帯法、止血法 事前学習:災害時の包帯法・止血法について演習レポートを作成する
事後学習:演習後、リフレクションする
30分 臼井えみ(看護師)
9 10 9 1 【講義】 【講義】
1.国際看護とは
教科書・配布資料の該当するところを熟読しておく 30分 会沢紀子(看護師)
10 10 9 2 【講義】 【講義】
2.グルーバルヘルス
教科書・配布資料の該当するところを熟読しておく 30分 会沢紀子(看護師)
11 10 16 1 【講義】 【講義】
3.国際協力のしくみ
教科書・配布資料の該当するところを熟読しておく 30分 会沢紀子(看護師)
12 10 16 2 【講義】 【講義】
4.文化を考慮した看護
教科書・配布資料の該当するところを熟読しておく 30分 会沢紀子(看護師)
13 10 23 1 【講義】 5.開発協力と看護
6.国際救援活動の実際
教科書・配布資料の該当するところを熟読しておく 30分 会沢紀子(看護師)
14 10 23 2 【講義】 7.日本で暮らす外国籍の方に配慮した看護 教科書・配布資料の該当するところを熟読しておく 30分 会沢紀子(看護師)
15 11 25 4
試験・まとめ 臼井えみ(看護師)


[成績評価と基準]
授業への参加状況、課題レポート、筆記試験の総合評価
[履修上の注意]
課題:「心肺蘇生」並びに「AEDの使い方」について救命講習を受講し、受講証の交付を受ける。課題の提出期限は厳守
ニュースや新聞などから国内・国外の状況にも関心をもって授業に臨む。
[教科書]
系統看護学講座 統合分野 災害看護学・国際看護学(看護の統合と実践③) 医学書院
[参考書・参考資料]
ナーシンググラフィカ 看護の統合と実践 災害看護,メディカ出版
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
授業日に対応する。
[備考]