分野 後期統合分野 区分 看護の統合と実践 科目コード
授業科目 ★統合実習 科目責任者 臼井 えみ(看護師)
3単位
実習
135時間
3学年 後期
[Ⅰ.ねらい]
 統合実習は、臨床実践に近い形で学習し、知識・技術を統合する実習である。まさに、看護基礎教育の集大成に位置づく学習と考える。各領域の実習では1人の患者を受持ち、看護を実践してきたが、卒業後に臨床現場にスムーズに適応できるように看護実践能力を養うため、複数の患者を受け持ち、より臨床に近い環境で看護を提供する方法について学習する。
 本実習では、看護師・主任看護師・看護師長の指導のもと、それぞれの任務と業務を学ぶ。その中で看護マネジメントの実際や医療安全への取り組み、災害時の対応など看護の管理的側面について学ぶ。特に看護師業務においては、看護師とともに複数患者を担当し、多重課題のなかで看護を判断し、安全に配慮した看護について考え、実践する。
 夜間の実習では、夜間の患者の状況や行われている看護について学習する。さらに、24時間行われている看護の継続性について考える。また、チーム医療の視点から多職種との協働の中で、看護師としてのメンバーシップ及びリーダーシップがどのように行われているか学ぶ。
 卒業後は看護師として実社会に出ていく。本実習の経験を通し、臨床現場に適応するための課題を明らかにし、その課題を克服することで、チーム医療の一員として活躍できる看護師に成長してほしい。
 この実習をとおして、医療・看護について探求する姿勢をさらに身につけ、自己の看護観を見つめ、社会人としての自律性を育み、看護職になるという意識を高めていってほしい。
[Ⅱ.実習内容]
『実習の手引き』参照

[成績評価と基準]
実習評価表に基づき、総合的に評価する。
[履修上の注意]
実習の手引き参照。
[教科書]
適宜紹介する。
[参考書・参考資料]
適宜紹介する。
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
統合領域教員、又は、実習担当教員に質問して下さい。
[備考]
詳細は、実習初日のオリエンテーション時に説明する。