分野 | 専門分野 | 区分 | 看護の基盤となる科目 | 科目コード | |
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授業科目 | ★基礎看護技術Ⅱ (活動・休息・バイタルサイン) | 科目責任者 | 長谷川 照美(看護師) |
1単位 |
講義 |
30時間 |
15回 |
1学年 前期 |
[授業の概要] 看護とは、対象ひとりひとりの生命力の消耗を最小にするよう生活過程を整えることである。生命を守り(安全)、その人を尊重しながら(自立)、人々のもてる力を最大限に活用している状態(健康)の実現をはかるために、日常生活行動が阻害された対象への根拠に基づいた基本的な援助技術を学修する。 [実務経験とその関連資格] 大学病院で看護師として勤務 |
[授業の目的] 日常生活を支えるための基本的援助技術を理解し、安全・安楽・自立を踏まえた技術を習得する。 |
[到達目標] 1.姿勢の基礎知識、様々な体位、ボディメカニクスの原理について理解し、体位変換および移乗・移送の技術を習得する。 2.睡眠に関するアセスメントと援助の実際について説明できる。 3.バイタルサイン測定の意義を理解し、測定技術を習得する。 |
[DPとの関連] DP2 看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
1 | 4 | 21 | 月 | 4 |
【講義】 1.ガイダンス (授業の進め方、リフレクションの提出・評価について) 《活動と休息を支援する技術》 2.基本的活動の基礎知識 3.体位 4.移動援助の実際 |
配布資料やテキストの該当するところを熟読しておく。 演習前グループワークまでに以下の演習レポートを作成する。 「体位変換」 「体位の保持」 「歩行の介助」 「車椅子への移乗と移送」 「ストレッチャーへの移乗と移送」 |
30分 |
長谷川照美 (看護師) |
|
2 | 5 | 2 | 金 | 2 |
【GW】 演習前GW 「体位変換」「体位の保持」 |
作成した演習レポートを見直し、該当する技術のテキストや技術書をよく読み、動画も視聴し一連の技術の流れをイメージして参加する。 | 60分 | ||
3 | 5 | 22 | 木 | B : 3 |
【演習】 体位変換 体位の保持 |
GWの内容や技術書を確認し、該当する技術の動画も視聴して援助技術を実際に練習して演習に臨む。 | 30分 |
長谷川照美 (看護師) 島田厚子 (看護師) 小杉京子 (看護師) 野口幸子 (看護師) |
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A : 4 | |||||||||
4 | 6 | 6 | 金 | 1 |
【講義・GW】 ・演習後のまとめ 体位変換・体位の保持 ・演習前GW 「歩行の介助」 「車椅子への移乗と移送」 「ストレッチャーへの移乗と移送」 |
作成した演習レポートを見直し、該当する技術のテキストや技術書をよく読み、動画も視聴し一連の技術の流れをイメージして参加する。 | 60分 |
長谷川照美 (看護師) |
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5・6 | 6 | 12 | 木 | A : 3・4 |
【演習】 歩行の介助 車椅子への移乗と移送 ストレッチャーへの移乗と移送 |
GWの内容や技術書を確認し、該当する技術の動画も視聴して援助技術を実際に練習して演習に臨む。(ストレッチャーの練習はしなくてよい) | 30分 |
長谷川照美 (看護師) 島田厚子 (看護師) 小杉京子 (看護師) 野口幸子 (看護師) |
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6 | 13 | 金 | B : 1・2 | ||||||
7 |
6 | 17 | 火 | 1 |
【講義・GW】 演習後のまとめ 歩行の介助 車椅子への移乗と移送 ストレッチャーへの移乗と移送 |
テキスト、配布資料、演習レポートなどよく読んでおく。 配布資料やテキストの該当するところを熟読しておく。 |
30分 |
長谷川照美 (看護師) |
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8 | 7 | 4 | 金 | 3 | 【講義・GW】 睡眠・休息の援助 | 配布資料やテキストの該当するところを熟読しておく。 | 30分 | ||
9 | 7 | 18 | 金 | 3 |
【講義・演習】 《「生きている」ことを支える技術》 バイタルサインとは 体温・呼吸 ※体温計、聴診器を持参する |
事前学習: レポート作成 1.体温の測定 2.呼吸の観察 |
30分~60分 |
島田厚子(看護師) 長谷川照美(看護師) |
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10 | 7 | 23 | 水 | 2 |
【講義・演習】 脈拍・血圧 ※秒針付腕時計またはナースウォッチを持参する |
事前学習: レポート作成 1.脈拍の観察 2.血圧測定(触診法・聴診法) |
島田厚子(看護師) 長谷川照美(看護師) |
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11 | 7 | 25 | 金 | B:3 |
【講義・演習】 血圧の測定の方法 ※聴診器を持参する |
血圧測定の動画を視聴する。 |
島田厚子 (看護師) 長谷川照美 (看護師) 小杉京子 (看護師) 野口幸子(看護師) |
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A:4 | |||||||||
12・13 | 7 | 31 | 木 | B: 1・2 |
【演習】 脈拍・血圧測定トレーニング ※秒針付腕時計またはナースウォッチ、聴診器を持参する |
当該技術を練習し演習に臨むこと | 60分 | ||
8 | 1 | 金 | A:1・2 | ||||||
14 | 9 | 11 | 木 | B : 3 |
【講義・演習】 意識レベル・瞳孔の観察 |
事前学習: レポート作成 1.意識レベルの観察 2.瞳孔の観察 |
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A : 4 | |||||||||
15 | 9 | 16 | 火 | 2 | 【講義】 試験・まとめ | これまでの講義・演習内容、配布資料、教科書をよく復習して試験に臨む。 |
長谷川照美 (看護師) |
[成績評価と基準] 筆記試験70%、授業への参加状況(グループワーク、課題、リフレクションなど)30%、で総合的に評価する。 |
[履修上の注意] 1.講義・グループワーク終了後は、リフレクションをLMSで提出する。(技術演習時は、指定用紙に記入する。) 2.講義受講にあたり該当する動画コンテンツを視聴する。(ナーシングスキル、ナーシングチャンネル、eナーストレーナーなど) 3.技術演習ごとにレポートを作成する。内容としては、目的、必要な物品、手順、根拠、留意点を記入する。 4.技術演習前には必ず練習を行ってから、演習に参加する。(基礎看護技術到達度記録(演習編)に練習日を記入する。) 5.演習時は、与えられた課題に基づいて、小グループでディスカッションを行う。 6.演習が終了するごとに、事後課題を提出する。(提出した課題は、機嫌、内容などすべてが成績に反映する。) ※ レポート作成時の注意点 ➀手書きの場合 A4ルーズリーフに記載して指定のファイルに綴じて提出する。 ②パソコンで作成する場合 書式:A4用紙縦で、上下左右2㎝の余白を取り、MS明朝、10.5P 左側に穴をあけて指定ファイルに綴じて提出する。 |
[教科書] 茂野香おる他:系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学➁ 基礎看護技術Ⅰ 医学書院 任和子他:系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学➂ 基礎看護技術Ⅱ 医学書院 任和子・井川順子・秋山智也編集:根拠と事故防止からみた基礎・臨床看護技術 医学書院 医療情報科学研究所編集:看護が見える基礎看護技術➀ メディックメディア |
[参考書・参考資料] 1.吉田みつ子・本庄恵子監修:写真でわかる基礎看護技術 アドバンス インターメディカ 2.横山美樹:初めてのフィジカルアセスメント メヂカルフレンド社 |
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] 担当講師に直接質問してください。メールによる対応はしません。 |
[備考] |