分野 | 専門分野 | 区分 | 看護の基盤となる科目 | 科目コード | |
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授業科目 | ★基礎看護技術Ⅲ(清潔) | 科目責任者 | 長谷川 照美(看護師) |
1単位 |
講義・GW・演習 |
30時間 |
15回 |
1学年 後期 |
[授業の概要] 看護とは、対象ひとりひとりの生命力の消耗を最小にするよう生活過程を整えることである。生命を守り(安全)、その人を尊重しながら(自立)、人々のもてる力を最大限に活用している状態(健康)の実現をはかるために、日常生活行動が阻害された対象への根拠に基づいた基本的な援助技術を学習する。 実務経験とその関連資格] 大学病院で看護師として勤務 |
[授業の目的] 日常生活を支えるための基本的援助技術を理解し、安全・安楽・自立を踏まえた技術を習得する。 |
[到達目標] 清潔の援助の基礎知識を学び、具体的な清潔援助の方法を習得する。 |
[DPとの関連] DP2 看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
1 | 10 | 2 | 木 | 2 |
【講義】 1.ガイダンス 授業の進め方、リフレクションの提出、評価について 2.清潔の援助の実際 ➀清潔援助の基礎知識 ➁入浴・シャワー浴の実際 |
・テキストの該当するところをよく読み、配布資料の穴埋めをして臨む。 ・演習前GWまでに、以下の演習レポートを作成する。 「全身清拭」「寝衣交換」「洗髪」「手浴」「足浴」「口腔ケア」 ・演習する技術の練習を行う。 |
30分 |
長谷川照美 (看護師) |
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2 | 10 | 3 | 金 | 1 |
【講義】 清潔援助の実際 ➀全身清拭・寝衣交換 ➁陰部洗浄 ➂寝衣交換の実際 |
・テキストの該当するところをよく読み、配布資料の穴埋めをして臨む。 ・第3回GWまでに、以下の演習レポートを作成する。 「全身清拭」「寝衣交換」 ・演習する技術の練習を行う。 |
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3 | 10 | 6 | 月 | 4 | 【GW】 全身清拭・寝衣交換 | 作成した演習レポートを見直し、該当する技術のテキストや技術書、配布資料をよく読み、動画も視聴して一連の技術の流れをイメージして参加する。 |
長谷川照美 (看護師) 島田厚子 (看護師) |
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4・5 | 10 | 9 | 木 | A/1・2 |
【演習】 全身清拭・寝衣交換 | GWの内容や技術書を確認し、該当する技術の動画も視聴して援助技術を実際に練習して演習に臨む。 |
長谷川照美 (看護師) 島田厚子 (看護師) 小杉京子 (看護師) 野口幸子(看護師) |
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B/3・4 | |||||||||
6 | 10 | 10 | 金 | 2 |
【講義】 清潔援助の実際 洗髪 |
・テキストの該当するところをよく読み、配布資料の穴埋めをして臨む。 ・第7回GWまでに、以下の演習レポートを作成する。 「洗髪」 ・演習する技術の練習を行う。 |
長谷川照美 (看護師) |
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7 | 10 | 17 | 金 | 3 | 【GW】 ベッド上洗髪 | 作成した演習レポートを見直し、該当する技術のテキストや技術書、配布資料をよく読み、動画も視聴して一連の技術の流れをイメージして参加する。 |
長谷川照美 (看護師) 島田厚子 (看護師) |
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8・9 |
10 | 20 | 月 | B/1・2 | 【演習】 ベッド上洗髪 | GWの内容や技術書を確認し、該当する技術の動画も視聴して援助技術を実際に練習して演習に臨む。 |
長谷川照美 (看護師) 島田厚子 (看護師) 小杉京子 (看護師) 野口幸子(看護師) |
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A/3・4 | |||||||||
10 | 10 | 31 | 金 | 1 |
【講義】 清潔援助の実際 ➀手浴 ➁足浴 ➂爪切り |
・テキストの該当するところをよく読み、配布資料の穴埋めをして臨む。 ・第7回GWまでに、以下の演習レポートを作成する。 「手浴」「足浴」 ・演習する技術の練習を行う。 |
長谷川照美 (看護師) |
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11 | 11 | 4 | 火 | 1 | 【GW】 手浴・足浴 | 作成した演習レポートを見直し、該当する技術のテキストや技術書、配布資料をよく読み、動画も視聴して一連の技術の流れをイメージして参加する。 |
長谷川照美 (看護師) 島田厚子 (看護師) |
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12 |
11 | 7 | 金 | A/3 | 【演習】 手浴・足浴 | GWの内容や技術書を確認し、該当する技術の動画も視聴して援助技術を実際に練習して演習に臨む。 |
長谷川照美 (看護師) 島田厚子 (看護師) 小杉京子 (看護師) 野口幸子(看護師) |
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B/4 | |||||||||
13 | 2 | 9 | 月 | 1 |
【講義・GW】 【講義】清潔援助の実際 ➀口腔ケア ➁整容 【演習前GW】 口腔ケア |
作成した演習レポートを見直し、該当する技術のテキストや技術書、配布資料をよく読み、動画も視聴して一連の技術の流れをイメージして参加する。 |
長谷川照美 (看護師) |
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14 |
2 | 13 | 金 | B/3 | 【演習】 口腔ケア | GWの内容や技術書を確認し、該当する技術の動画も視聴して援助技術を実際に練習して演習に臨む。 |
長谷川照美 (看護師) 小杉京子 (看護師) 野口幸子(看護師) 島田厚子 (看護師) |
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A/4 | |||||||||
15 | 2 | 20 | 金 | 1 | 【講義】 試験・まとめ | これまでの講義・演習内容、配布資料、教科書をよく復習して試験に臨む。 |
長谷川照美 (看護師) |
[成績評価と基準] 終講時、筆記試験70%、授業への参加状況(グループワーク、課題、リフレクションなど)30%で総合的に評価する |
[履修上の注意] ※ 授業開始前課題(夏休み中に体験すること) 下記を体験し、指定の書式で9月5日(金)12時までにLMSアンケートで提出する。 ➀38℃と42℃の温度設定で入浴又は足浴(足湯)をそれぞれ5分以上行った時、どのように感じましたか?また、温度による違いは何でしたか? ➁38℃と42℃の温度設定で背中と胸又は腹にいきなりシャワーをかけた時、どのように感じましたか?また温度による違いは何でしたか。 1.講義・グループワーク終了後は、リフレクションをLMSで提出する。(技術演習時は、指定用紙に記入する。) 2.講義受講にあたり該当する動画コンテンツを視聴する。(ナーシングスキル、ナーシングチャンネル、eナーストレーナーなど) 3.技術演習ごとにレポートを作成する。内容としては、目的、必要な物品、手順、根拠、留意点を記入する。 4.技術演習前には必ず練習を行ってから、演習に参加する。(基礎看護技術到達度記録(演習編)に練習日を記入する。) 5.演習時は、与えられた課題に基づいて、小グループでディスカッションを行う。 6.演習が終了するごとに、事後課題を提出する。(提出した課題は、機嫌、内容などすべてが成績に反映する。) ※ レポート作成時の注意点 ➀手書きの場合 A4ルーズリーフに記載して指定のファイルに綴じて提出する。 ②パソコンで作成する場合 書式:A4用紙縦で、上下左右2㎝の余白を取り、MS明朝、10.5P 左側に穴をあけて指定ファイルに綴じて提出する。 |
[教科書] ➀任和子他:系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学➂ 基礎看護技術Ⅱ 医学書院 ➁任和子・井川順子・秋山智也編集:根拠と事故防止からみた基礎・臨床看護技術 医学書院 ➂医療情報科学研究所編集:看護が見える基礎看護技術➀ メディックメディア |
[参考書・参考資料] 吉田みつ子・本庄恵子監修:写真でわかる基礎看護技術 アドバンス インターメディカ |
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] 担当講師に直接質問してください。メールによる対応はしません。 |
[備考] |