分野 | 専門分野 | 区分 | 看護の基盤となる科目 | 科目コード | |
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授業科目 | ★基礎看護技術Ⅳ(食事・排泄) | 科目責任者 | 野口 幸子(看護師) |
1単位 |
講義・GW・演習 |
30時間 |
15回 |
1学年 後期 |
[授業の概要] 看護とは、対象ひとりひとりの生命力の消耗を最小にするよう生活過程を整えることである。生命を守り(安全)、その人を尊重しながら(自立)、人々のもてる力を最大限に活用している状態(健康)の実現をはかるために、日常生活行動が阻害された対象への根拠に基づいた基本的な援助技術を学習する。 [実務経験とその関連資格] 大学病院で看護師として勤務 |
[授業の目的] 日常生活を支えるための基本的援助技術を理解し、安全・安楽・自立を踏まえた技術を学ぶ。 |
[到達目標] 1.栄養状態および食欲・摂食能力のアセスメントの方法を理解し、基本的な食事介助の方法を習得する。 2.排泄の意義および排尿・排便のメカニズムを学び、患者の状態に応じた排泄の援助をするために必要なアセスメントの方法と援助の実際を体験する。 |
[DPとの関連] DP2 看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||
1 | 10 | 1 | 水 | 3 | 【講義】 食の援助技術 |
事前学習 テキスト・配布資料・動画の該当するところを熟読・視聴しておく。 |
30分 | 野口幸子(看護師) | |
2 | 10 | 7 | 火 | 2 | 【講義・GW】 食事介助について | ||||
3 | 10 | 14 | 火 | 3 |
【講義・GW】 臥床患者の食事援助技術演習について |
「食事の援助」事例患者について援助の方法、留意点、根拠を調べて学習する。 グループ援助計画書提出 技術練習する。 |
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4 |
10 | 17 | 金 | A/1 | 【演習】 食事の援助 |
事前学習 GWや学習内容を見直し、自己学習及び、グループで練習して参加する。 事後学習 演習の手引きにある事後課題を行い指示通りに提出する。 |
事前30分 事後30分 |
野口幸子(看護師) 他専任教員(看護師) |
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B/2 | 同上 | ||||||||
5 | 10 | 22 | 水 | 3 |
【講義】 経鼻胃チューブの挿入 経管栄養法 |
テキスト・配布資料・動画の該当するところを熟読・視聴しておく。 技術練習する。 「経鼻胃チューブ挿入」事例患者について、援助の方法、留意点、根拠を調べて学習する。 |
事前30分 | 野口幸子(看護師) | |
6 |
10 | 28 | 火 | B/1 | 【演習】 経鼻胃チューブの挿入 |
事前学習 該当技術の自己学習をして参加する。 事後学習 演習の手引きにある事後課題を行い指示通りに提出する。 |
事前30分 事後30分 |
野口幸子(看護師) 他専任教員(看護師) |
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A/2 | 同上 | ||||||||
7 | 11 | 10 | 月 | 3 | 【講義】 排泄の援助 |
テキスト・配布資料・動画の該当するところを熟読・視聴しておく。 技術練習する。 |
事前30分) | 野口幸子(看護師) | |
8 | 11 | 14 | 金 | 3 | 【講義】 排泄行動の援助 | ||||
9 | 11 | 17 | 月 | 1 | 【講義・GW】 床上排泄の援助の実際 |
床上排泄援助の方法、留意点、根拠を調べて学習する。 技術練習する。 |
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10 | 11 | 28 | 金 | B/1 | 【演習】 床上排泄の実際 | 床上排泄援助の実際を体験する。 | 事前30分 | ||
A/2 | |||||||||
11 | 1 | 8 | 木 | 1 | 【講義・GW】 グリセリン浣腸について | ||||
12 | 1 | 13 | 火 | B/1 | 【演習】 グリセリン浣腸の実際 |
事前学習 グリセリン浣腸について、自己学習する。 事後学習 演習の手引きにある事後課題を行い指示通りに提出する。 |
事前30分 事後30分 |
野口幸子(看護師) 他専任教員(看護師) |
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A/2 | |||||||||
13 | 2 | 9 | 月 | 3 | 【講義】 排尿障害時の援助 |
テキスト・配布資料・動画の該当するところを熟読・視聴しておく。 技術練習する。 「一時的導尿」事例患者について、援助の方法、留意点、根拠を調べて学習する。 |
事前30分 | 野口幸子(看護師) | |
14 | 2 | 13 | 金 | 1 | 【講義】 まとめ |
事前学習 該当技術の自己学習をして参加する。 事後学習 演習の手引きにある事後課題を行い指示通りに提出する。 |
事前(30分) 事後(30分) |
野口幸子(看護師) | |
15 | 2 | 18 | 水 | 2 | 【講義】 終講時試験 | これまでの講義・演習内容、配布資料、教科書をよく復習して試験に臨む。 | 野口幸子(看護師) |
[成績評価と基準] 終講時筆記試験80%、課題の内容(授業への参加状況含む)20%で総合的に評価する。 |
[履修上の注意] 1.講義・グループワークの際は、リフレクションをLMSで提出する。 2.講義受講にあたり、該当する動画を視聴して臨む。(ナーシングスキル、ナーシングチャンネル、eナーストレーナー等) 3.技術演習ごとにレポートを作成する。(目的、必要物品、手順、留意点、根拠等) 4.技術演習前に必ず練習を行ってから、演習に参加する。(看護技術到達度記録に練習日を記入する) 5.演習時は、与えられた課題に基づいて、小グループでディスカッションを行う。 6.演習後は事後課題を提出する。 ※ レポート作成時の注意点 ➀手書きの場合 A4ルーズリーフに記載して指定のファイルに綴じて提出する。 ②パソコンで作成する場合 書式:A4用紙縦で、上下左右2㎝の余白を取り、MS明朝、10.5P 左側に穴をあけて指定ファイルに綴じて提出する。 |
[教科書] 任和子他:系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学➂ 基礎看護技術Ⅱ 医学書院 任和子・井川順子・秋山智也編集:根拠と事故防止からみた基礎・臨床看護技術 医学書院 医療情報科学研究所編集:看護が見える基礎看護技術➀② メディックメディア |
[参考書・参考資料] 吉田みつ子・本庄恵子監修:写真でわかる基礎看護技術アドバンス インターメディカ 本庄恵子・吉田みつ子監修:写真でわかる臨床看護技術➀アドバンス インターメディカ |
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)] 担当講師に直接質問してください。メールによる対応はしません。 |
[備考] ・成績評価の結果は、「授業評価の回答および成績評価の講評」に記載しフィードバックする。 |