分野 専門分野 区分 看護実践を支える科目 科目コード
授業科目 ★慢性期の看護 科目責任者 白井　薫（看護師）
1単位
 講義
 15時間
 8回
 2学年 前期
[授業の概要]
慢性的な健康障害を持つ人とその家族の看護援助について学修する。
慢性的な健康障害を持つ人とその家族の特徴について理解し、慢性期看護に必要な理論や概念を活用しながらセルフマネージメントおよび生活の再構築に必要な看護援助について学修する。


[実務経験とその関連資格]
　大学病院で看護師として勤務
[授業の目的]
慢性的な健康障害を持つ人とその家族の看護援助について理解する。
慢性的な健康障害を持つ人を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいて看護実践するための基盤となる看護理論について理解する。
慢性的な健康障害を持つ人と家族が望む生活や療養生活を支えるための保健医療福祉・多職種連携について学ぶ。
[到達目標]
1 慢性的な健康障害をもつ人と家族の特徴について説明できる。
2.慢性的な健康障害をもつ人と家族の看護援助の基本となる理論について説明できる。
3.小児期・成人期・老年期にある人と家族への看護援助の基礎的知識について説明できる。
4.在宅療養にある人・精神疾患を持つ人と家族への看護援助の基礎的知識について説明できる。
5.対象の望む生活と療養生活を支えるための保健医療福祉や多職種連携について説明できる。
[DPとの関連]
DP2　看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる
回数 月 日 曜日 時限 授業内容 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 4 15 火 4
 W】看護理論について
　1.　セルフマネジメント
　2.　行動変容理論
　3.　自己効力感
　4.　エンパワーメント
　5.　痛みの軌跡
 【講義・ＧＷ】 1.イントロダクション：　目的・目標・進め方
2.慢性期の特徴・慢性期の患者の特徴
3.ICFについて
4.看護理論について
　1）セルフマネジメント
　2）行動変容理論
　3）自己効力感
　4）エンパワーメント
　5）痛みの軌跡
 事前課題：教科書第7章「慢性病との共存を支える看護」と配布資料を熟読しておくこと 30分 黒川芳恵
（看護師）
2
 4 21 月 2 看護理論について発表会
　1.　セルフマネジメント
　2.　行動変容理論
　3.　自己効力感
　4.　エンパワーメント
5.　痛みの軌跡
 【ＧＷ・演習】 GW・事例作成：慢性的な健康障害をもつ人と家族の事例を通して看護理論を学ぶ。

　1.　セルフマネジメント
　2.　行動変容理論
　3.　自己効力感
　4.　エンパワーメント
　5.　痛みの軌跡
 事前学習：GWに必要な教科書の該当箇所や資料を確認しておくこと 30分 黒川芳恵
（看護師）
阿部洋子
（看護師）
白井薫
（看護師）
3 5 21 水 2 【講義】健康障害を持つ子どもと家族の看護
1.慢性期の特徴
2.慢性期が子どもに与える影響
3.子どもと家族への看護
 【ＧＷ・演習】 GW・発表会：慢性的な健康障害をもつ人と家族の事例を通して看護理論を学ぶ。
　1.　セルフマネジメント
　2.　行動変容理論
　3.　自己効力感
　4.　エンパワーメント
　5.　痛みの軌跡 		事後学習：授業中の課題をレポート提出する 30分 黒川芳恵
（看護師）
阿部洋子
（看護師）
白井薫
（看護師）
4 5 28 水 2
 】健康障害を持つ子どもと家族の看護
1.慢性期の特徴
2.慢性期が子どもに与える影響
3.子どもと家族への看護
 【講義】 慢性的な健康障害をもつ子どもと家族の看護
　1．慢性期の特徴
　2．慢性状態が子どもに与える影響
　3．子どもと家族の看護 		事前学習：教科書第3章子どもにおける疾病の経過と看護の「慢性期にある子どもと家族の看護」を熟読してくる。
事後課題：授業で提示する。 		30分 白井　薫
（看護師
5 6 13 金 3
 【講義】老年期にある人と家族の看護
1.慢性的な健康害をもつ高齢者と家族の看護
 【講義】 老年期にある人と家族の看護
・慢性的な健康障害を持つ高齢者と家族の看護 		事前学習：教科書「第9章C、P373～P385」を高齢者および家族の立場に立って読む。
事後学習：慢性期にある高齢者とその家族を支える看護」について自己の考えをまとめ提出する 		30分 阿部洋子
（看護師）
6 6 19 木 1 【講義・GW】
1.慢性的な健康障害にある人と家族の現状について
2.地域で慢性的な健康障害を持つ人と家族を支える現場から見えるもの
 【講義・ＧＷ】 1.慢性的な健康障害にもつ人と家族の現状について
2.地域で慢性的な健康障害を持つ人と家族を支える現場から見えるもの
 事前課題 ：講義資料を読んでくる
事後学習：授業で提示する 		30分 戸沢智也
(看護師）
7 6 26 木 2 GW】発表
事例を通して慢性的な健康障害のある人と家族の看護について考える
 【ＧＷ・演習】 GW・発表会
事例を通して慢性的な健康障害をもつ人と家族の看護について考える
 事後学習：グループメンバーで協力し合い、課題が発表できるように準備する。 30分 戸沢智也
（看護師）
黒川芳恵
（看護師）
阿部洋子
（看護師）
白井薫
（看護師）
8 7 16 水 4 試験・まとめ 【講義】 試験・まとめ 白井　薫
（看護師）


[成績評価と基準]
筆記試験（60％）、課題レポート・ルーブリック評価（40％）の総合評価とする。
[履修上の注意]
1.テキスト・配布資料の該当するところを熟読し、積極的な姿勢でのぞむこと。
2.事後課題のある場合は必ず提出期限を厳守すること。
[教科書]
[成人]　系統看護学講座　専門分野　成人看護学[1]　成人看護学総論　医学書院
[小児]　系統看護学講座　専門分野　小児看護学[1]　小児看護学概論　小児臨床看護総論、医学書院
[老年]　系統看護学講座　専門分野　老年看護学　医学書院
[在宅]　系統看護学講座　専門分野　地域・在宅看護論[1]　専門分野　地域・在宅看護論[1]　地域・在宅看護の基盤　医学書院
　　　　系統看護学講座　専門分野　地域・在宅看護論[1]　地域・在宅看護論[2]　地域・在宅看護の実践　医学書院
[精神]　系統看護学講座　専門分野　精神看護学2　精神看護の展開
　　　　系統看護学講座　別巻　精神保健福祉
[参考書・参考資料]
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
授業終了後、適宜質問に答える。
[備考]
1．LMS学習・授業支援システムに講義に関する資料、課題レポートを掲載する。各自、LMSの確認を必ず実施する。
2．課題レポートはLMSに提出する。期限を過ぎた場合は提出できないので評価対象とならない。必ず期限内に提出すること。