分野 専門分野 区分 看護実践を支える科目 科目コード
授業科目 ★健康回復支援論Ⅱ 科目責任者 成沢 友美(看護師)
1単位
講義・GW
30時間
15回
2学年 後期
[授業の概要]
既習の科目の学びを基に、発達段階の特徴やウエルネス、リカバリーの視点を理解し、健康上の問題に対する臨床判断の仕方、基本的な看護方法を事例の看護展開をとおして学修する。
[実務経験とその関連資格]
大学病院で看護して勤務
[授業の目的]
発達段階の特徴やウエルネス、リカバリーの視点を踏まえ、対象の健康回復過程を支援するための看護を学ぶ。
[到達目標]
1.子どもの権利や尊厳を守り、発達段階や健康レベルに合わせてその子らしく生活できるように、子どもと家族を支援する看護を考えることができる。
2.ウエルネスの視点から、マタニティサイクル各期の母子と家族の健康を支援する看護を考えることができる。
3.精神障害をもつ人のリカバリーの視点を大切にしながら、対象の生活をアセスメントし、社会参加・地域生活に向けた看護を考えることができる。
[DPとの関連]
DP2 看護の対象を総合的に理解し、科学的な知識・技術に基づいた看護を実践できる
回数 曜日 時限 授業内容 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
【講義・GW】
1 12 19 2 【講義・GW】 【講義・GW】 1. 本科目の概要、目的、到達目標
2. イントロダクション(小児・母性・精神の看護過程)の進め方
3. 小児の看護過程の進め方の詳細
1) 小児期における看護過程の概要
(ヘンダーソンの14項目に沿って)
2) 記録用紙の説明
3) 第1~5回目の内容と進め方
4) ジグソー法についての説明
5) 事例:気管支喘息について
6) 最終提出物と次回の課題
4. 気管支喘息の情報収集・アセスメント
(個人ワーク)
【事前準備】
Medi-EYEにログインできるように準備しておくこと。(iPad持参)

【事前学習】
 5歳10か月の成長発達について学習をしておくこと。
 気管支喘息の病態生理、治療・検査、看護について調べ、まとめておく。
 ピアジェ、エリクソン、デンバーについて調べ、まとめておく。

【事後課題】
授業の際に説明する。
30分 白井 薫
(看護師)
福田 歩
(看護師)
2 1 8 4 【GW】 事例:気管支喘息
1. ジグソー法によるGWと発表会
2. 教員によるアセスメントの提示
3. 第3回の講義に向けた説明
【事前学習】
第1回目の事後課題を実施してくる。

【事後課題】
授業の際に説明する。
30分 白井 薫
(看護師)
福田 歩
(看護師)
3 1 19 1 【講義・GW】 【講義・GW】
事例:気管支喘息
1. ジグソー法によるGWと発表会
2. 教員によるアセスメントの提示
3. 最終提出物の説明
【講義・GW】 事例:気管支喘息
1. 退院を見据えた児と家族に対しての情報収集とアセスメント(個人ワーク)
2. 第4回の講義に向けた説明
【事前課題】
第2回目の事後課題を実施してくる。

【事後課題】
授業の際に説明する。
30分 白井 薫 
(看護師)
福田 歩
(看護師)
4 2 4 3 【講義】 【講義】
最終提出物の作成
【講義・GW】 事例:気管支喘息
1. ジグソー法によるGWと発表会
2. 教員によるアセスメントの提示
3. 最終提出物の説明
【事前課題】
第3回の事後課題を実施してくる。
30分 白井 薫
(看護師)
福田 歩
(看護師)
5 2 4 4 【講義】
最終提出物の作成
【講義】 事例:気管支喘息
1.看護過程のまとめ
2.全体関連図
6 2 5 4 【講義】 1.母性看護における看護過程
1) 母性看護におけるウェルネス
2)妊娠期 経過診断
事前にLMSで配布する用紙を印刷して、授業に持参する。
事後課題:No1・No2情報用紙・アセスメント用紙
30分 佐藤真奈
(助産師)
舟橋好恵
(助産師)
7 2 9 3 【講義・GW】 2.母性看護における看護過程
1)妊娠期 経過診断・健康生活診断
2)妊婦健診時のアセスメント
事後課題:No3・No4情報用紙
8 2 12 3 【GW】 3.母性看護における看護過程
1)分娩期 経過診断
2)産褥期 経過診断・健康生活診断
事後課題:No5・No6情報用紙
9 2 13 3 【講義】 4.母性看護における看護過程
1)新生児期 経過診断・健康生活診断
事後課題:課題レポート
10 2 16 2 【講義・演習】 1.健康回復支援論Ⅱ(精神)の進め方
2.アセスメントの視点
3.普遍的セルフケア要素(空気・水・食物)の情報の整理・アセスメント・ケアレベルの査定・看護の方法を考える(個人ワーク)
<事前学習>
1.事例を読む。
 ※ 事例は別途提示する
2.事例の疾患の病態・治療・看護を学習する。
3.オレム-アンダーウッドの理論とそれを活用したアセスメントを復習する。
4.基本的条件付けの要素を整理しアセスメントする。
<事後学習>
1.授業中に終わらなかった部分を追加する。
成沢友美
(看護師)
臼井えみ
(看護師)
11 2 16 3 【演習】 1.普遍的セルフケア要素(排泄)の情報の整理・アセスメント・ケアレベルの査定・看護の方法を考える。(個人ワーク) <事前学習>
1.必要な学習を追加する。
<事後学習>
1.授業中に終わらなかった部分を追加する。
12 2 18 3 【演習】 1.普遍的セルフケア要素(体温と個人衛生)(活動と休息)(孤独と社会的相互作用)の情報の整理・アセスメント・ケアレベルの査定・看護の方法を考える。(個人ワーク) <事前学習>
1.必要な学習を追加する。
<事後学習>
1.授業中に終わらなかった部分を追加する。
13 2 18 4 <事前学習>
1.必要な学習を追加する。
<事後学習>
1.授業中に終わらなかった部分を追加する。
14 2 19 2 【講義・演習】 1.普遍的セルフケア要素(安全を保つ能力)の情報の整理・アセスメント・ケアレベルの査定・看護の方法を考える。(個人ワーク) <事前学習>
1.必要な学習を追加する。
<事後学習>
1.課題を提出する。
2.領域別実習に活用できるよう1に、10~14回目の授業を振り返る。
15 2 25 1 【講義】 試験・まとめ 成沢友美
(看護師)


[成績評価と基準]
レポート(40%)終講時試験(60%)により総合的に評価する。
[履修上の注意]
提示された事前学習を行い授業に参加する。
課題は、担当者の指示に従い提出する。
事例の疾患名は、既往歴として追加されない。
[教科書]
系統看護学講座 専門分野 小児看護学・母性看護学・精神看護学の指示された教科書
[参考書・参考資料]
授業の中で紹介する。
[質問への対応(オフィスアワー・E-mail)]
授業終了後に質問に対応する。
[備考]