授業科目 解剖生理学Ⅰ 科目コード 20010
科目責任者 山田 清香
1単位
講義
30時間
1学年 前期 専門基礎分野
[授業概要]
解剖生理学では、人体の基礎としての構造・機能について学ぶ。解剖生理学Ⅰでは、人体の構造と機能、人体の骨格器・筋系と神経系についての基礎的知識を習得する。
[学習目標]
1.解剖生理学を学ぶ意義を説明することができる。
2.人体の器官系の構造と機能を学び、それらがどのように関連し合っているか説明できる。
3.骨格・筋系の構造と機能を説明することができる。
4.脳神経系の構造と機能を説明できる。
回数 曜日 時限 授業内容 授業方法 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 3 1.細胞・組織の構造
  ・細胞膜と細胞質
  ・核
  ・細胞内小器官と細胞骨格
2.人体の発生
  ・受精と着床
  ・細胞分裂
【講義】 【講義】
1. 人体の構造と機能を学ぶために
1) 解剖学と生理学
2) 解剖生理学の基礎知識
山田清香
2 4 【講義】
2. 細胞・組織
1) 細胞の構造と機能
2) 分化した細胞がつくる組織
3) 体液とホメオスタシス
3 3 1.人体の構造と機能
  1) 解剖生理学を学ぶにあたって
  2) 人体の機能別分類とその特徴
  3) 人体の器官系の構造とその関連
2.骨格と筋
  1) 人体の骨格
  2) 骨の形態と構造
  3) 骨の連結
4) 骨格筋
【講義】 【講義】
3. 身体の支持と運動①
1) 骨格の構造と機能
2) 関節
3) 骨格筋
授業の始めに小テストあり
4 4 3.体幹の骨格と筋
  1) 脊柱
  2) 胸郭
  3) 背部の筋
  4) 胸部の筋
  5) 腹部の筋
【講義】
5 3 4.上肢の骨格と筋
  1) 上肢帯の骨格と関節
  2) 筋群の働き
【講義】 【講義】
4. 身体の支持と運動②
1) 体幹の骨格と筋
2) 上肢の骨格と筋
3) 下肢の骨格と筋
6 4 5.下肢の骨格と筋
  1) 下肢帯と骨盤の骨格と関節
  2) 筋群の働き
【講義】
7 3 6.頭蓋部の骨格と筋
  1) 頭蓋骨の顔面の筋
  2) 頸部の筋群
【講義】 【講義】
5. 身体の支持と運動③
1) 頭頸部の骨格と筋
2) 筋の収縮
8 4 7.骨の機能と筋の収縮
  1) 骨の機能
  2) 筋収縮のしくみ
【講義】
9 3 8.筋・神経系
  1)筋・神経系の役割
  2)神経細胞(ニューロン)と筋細胞の働き
  3)筋収縮のエネルギー
  4)上行・下行伝達系
【講義】 【講義】
6. 情報の受容と処理①
1) 神経系の構造と機能
2) 脊髄と脳
授業の始めに小テストあり
10 4 1.脳神経系の構造と機能
  1) 神経組織
  2) 脳脊髄膜
【講義】
11 3   3) 神経情報伝達
  4) 中枢神経系の構造
【講義】 【講義】
7. 情報の受容と処理②
1) 脊髄神経と脳神経
2) 脳の高次機能
3) 運動機能と下行伝導路
4) 感覚機能と上行伝導路
12 4   5) 末梢神経系の構造 【講義】
13 3   6) ニューロン連鎖と回路 【講義】 【講義】
8. 自律神経による調節
1) 自律神経の機能
2) 自律神経の構造
3) 自律神経の神経伝達物質と受容体
授業の始めに小テストあり
14 4 2.自律神経系
  1)自律神経系と体制神経系
  2)交感神経と副交感神経
【講義】
15 2 3.高次脳機能
  1) 脳波と睡眠
  2) 記憶
  3) 本能行動と情動行動
【講義】 【講義】
筆記試験
まとめ


[評価方法]
筆記試験・小テスト
[履修上の注意]
[教科書]
系統看護学講座専門基礎分野人体の構造と機能1解剖生理学:坂井建雄著;医学書院
[参考書・参考資料]
[備考]