授業科目 解剖生理学Ⅳ 科目コード 20040
科目責任者 片山 裕視
1単位
講義
30時間
1学年 後期 専門基礎分野
[授業概要]
解剖生理学では、人体の基礎としての構造・機能について学ぶ。解剖生理学Ⅳでは、人体のしくみと生体防御機構、神経性調節と外部の刺激受容についての知識を学習する。
[学習目標]
1.内分泌系が各臓器の機能を強調させる仕組みについて理解し、ホルモンの作用機序と分泌調節機序を説明できる。
2.リンパ系の構造と機能について説明できる。
3.酸素や炭酸ガスの運搬、血液凝固と線溶、血液浸透圧の維持、生体防御等の血液のもつ機能と血液成分の生成について理解し説明できる。
4.感覚の受容とその分析の仕組みを理解し、感覚受容と感覚情報処理の機序を説明できる。
回数 曜日 時限 授業内容 授業方法 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 2 1.内分泌の構造と機能
  1)内分泌とホルモン
  2)ホルモンの作用機序
  3)細胞間情報伝達
【講義】 【講義】
1.内分泌の構造と機能
1)内分泌とホルモン
2)ホルモンの作用機序
3)細胞間情報伝達
事前にテキストの該当する章を読んでおくこと 糖尿病内分泌・血液内科医師
奥村武憲
2 2   4)ホルモンの日内変動
  5)ホルモン分泌の調整
  6)正・負のフィードバック
【講義】 【講義】
4)ホルモンの日内変動
5)ホルモン分泌の調整
6)正・負のフィードバック
3 2   7)自律神経系との関連
   ・中枢神経
   ・末梢神経
【講義】 【講義】
7)自律神経系との関連
・中枢神経
・末梢神経
4 2   8)全身の内分泌腺と内分泌細胞
   ・視床下部
   ・下垂体系
【講義】 【講義】
8)全身の内分泌腺と内分泌細胞
・視床下部
・下垂体系
5 2   9)甲状腺と上皮小体(副甲状腺)
  10)膵島
【講義】 【講義】
9)甲状腺と副甲状腺
・構造
・甲状腺ホルモンの産生、作用、調節
・副甲状腺機能
10)膵臓の構造と機能
・構造
・糖代謝
6 2   11)副腎皮質
  12)髄質
【講義】 【講義】
11)副腎の構造と機能
・副腎皮質、副腎髄質
・ステロイド
・糖質コルチコイド
・男性ホルモン
・副腎髄質の機能
7 2   12)自然免疫機構
   ・細胞による自然免疫機構
   ・補体タンパク
  13)獲得免疫機構
   ・免疫系の組織と細胞
   ・体液性免疫
   ・ 細胞性免疫
【講義】 【講義】
12)自然免疫機構
・細胞による自然免疫機構
・補体タンパク
13)獲得免疫機構
・免疫系の組織と細胞
・体液性免疫
・ 細胞性免疫
糖尿病内分泌・血液内科医師
田村秀人
8 2 1.リンパ系の構造と機能
  1) リンパ管
  2) リンパ節
  3) 胸管
  4) リンパ性器官
【講義】 【講義】
2.リンパ系の構造と機能
1) リンパ節
2) 胸腺
9 2 1.血液の成分と機能
  1) 血球の成分
  2) 血液の物理化学的特性
  3) 血液の働き
  4) 造血と造血因子
2.止血機構
  1) 血液凝固
  2) 繊維素溶解
3.血液型
4.脾臓
【講義】 【講義】
3.血液の成分と機能
1) 血球の成分
2) 血液の物理化学的特性
3) 血液の働き
4) 造血と造血因子
4.止血機構
1) 血液凝固
2) 繊維素溶解
5.血液型
6.脾臓
10 2
11 1 5.体温調節
  1) 体温の成り立ち
  2) 核心温度と外殻温度
  3) 熱放散と熱拡散
  4) 体温調節中枢
【講義】 【講義】
7.体温調節
1) 体温の成り立ち
2) 熱放散と熱拡散
3) 体温調節中枢
12 2 1.感覚器系の構造と機能
  1) 皮膚の構造と機能
【講義】 【講義】
8.感覚器系の構造と機能
1) 皮膚の構造と機能
・皮膚の組織構造
・皮膚の附属器
・皮膚の血管と神経
・皮膚の機能
皮膚科医師
西村季紘
13 1   3) 聴覚
   ・耳の構造
   ・聴覚と聴力
  4) 臭覚
   ・鼻の構造と機能
  5) 口腔・咽頭・喉頭の構造と機能
   ・歯牙・舌・唾液分泌・咀嚼
   ・嚥下・発声
【講義】 【講義】
2) 耳の構造と機能
・聴覚、聴力、平衡覚
3) 鼻の構造と機能
 臭覚、呼吸
4) 口腔・咽頭・喉頭の構造と機能
・歯牙・舌・唾液分泌・咀嚼
・嚥下・発声
耳鼻咽喉科医師
穐吉亮平
14 2
15 3 【講義】
筆記試験
まとめ


[評価方法]
筆記試験
[履修上の注意]
[教科書]
系統看護学講座専門基礎分野人体の構造と機能1解剖生理学:坂井建雄著;医学書院
[参考書・参考資料]
[備考]