授業科目 | 基礎看護学方法論Ⅳ | 科目コード | 30050 |
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科目責任者 | 頓所 佳代 |
1単位 |
講義・演習 |
30時間 |
1学年 前期 専門分野Ⅰ |
[授業概要] 基礎看護学方法論Ⅳでは、すべての援助の基本となるボディメカニクスを活用した環境整備の方法、活動・運動の援助技術、睡眠休息への援助技術を習得する。 |
[学習目標] 1.対象者の環境整備の意義を理解する。 2.対象者に合わせたベッドメーキング、リネン交換が実施できる。 3.対象者の体位変換、歩行・移動の援助ができる。 4.対象者の睡眠休息の援助の意義・実際がわかる。 |
Aクラス |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
A | 1 | 1 |
日常生活と療養 1.生活の場とは 2 .療養生活における生活の変化 |
【講義】 |
【講義】 日常生活と療養 1.生活の場とは 2 .療養生活における生活の変化 |
頓所佳代 | |||||
A | 2 | 2 |
1.病床アセスメント 1)療養環境がもたらす影響 2)病室・病床の選択 3)温度・湿度 4)光と音 5)色彩 6)空気の清浄性と臭い 7)人的環境 |
【講義】 1.病床アセスメント 1)療養環境がもたらす影響 2)病室・病床の選択 3)温度・湿度 4)光と音 5)色彩 6)空気の清浄性と臭い 7)人的環境 |
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A | 3 | 1 |
1.ベッドメーキング 2.ボディメカニクス 3.環境調整技術 |
【講義・演習】 |
【講義】 1.ベッドメーキング 2.ボディメカニクス 3.環境調整技術 |
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A | 4 | 3 |
【演習】 ベッドメーキング |
事後学習: ベッドメーキングの自己練習 |
30分 | ||||||
A | 5 | 1 |
基本的活動の基礎知識 1.体位保持(ポジショニング) 2.体位(基本体位・特殊体位)・良肢位 2.体位変換 3.体位変換における安全・安楽・自立 |
【講義・演習】 |
【講義】 基本的活動の基礎知識 1.体位保持(ポジショニング) 2.体位(基本体位・特殊体位)・良肢位 2.体位変換 3.体位変換における安全・安楽・自立 |
事前課題: 患者になりきろう体験 |
60分 | ||||
A | 6 | 1 |
【演習】 体位保持(ポジショニング) 体位変換 基本体位・特殊体位 |
事前課題: 体位変換手順と根拠を用紙に記入する。 |
30分 | ||||||
A | 7 | 2 |
事後課題: 体位変換の自己練習 |
60分 | |||||||
A | 8 | 1 |
【講義・演習】 看護における安全・安楽の意義 |
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A | 9 | 1 | 臥床患者のシーツ交換技術チェック |
【演習】 臥床患者のシーツ交換技術チェック |
事前課題:臥床患者のシーツ交換練習 | ||||||
A | 10 | 2 | |||||||||
A | 11 | 1 |
移動・移乗・移送 1.車椅子 2.ストレッチャー 3.歩行 |
【講義・演習】 |
【講義】 移動・移乗・移送 1.車椅子 2.ストレッチャー 3.歩行 |
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A | 12 | 2 |
【演習】 移動・移乗・移送 1.車椅子 2.ストレッチャー 3.歩行介助 |
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A | 13 | 1 |
休息・睡眠の基礎知識 1.日常生活における休息と睡眠 2.身体のリズム 3.睡眠と覚醒 4.休息・睡眠の生活習慣 5.睡眠障害 1)種類 2)要因 6.睡眠・休息に関するアセスメントと援助技術 |
【講義】 |
【講義】 休息・睡眠の基礎知識 1.日常生活における休息と睡眠 2.身体のリズム 3.睡眠と覚醒 4.休息・睡眠の生活習慣 5.睡眠障害 1)種類 2)要因 6.睡眠・休息に関するアセスメントと援助技術 |
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A | 14 | 3 | パフォーマンス課題 | 【演習】 |
【演習】 パフォーマンス課題 (事例患者の環境調整を実施する) |
事前課題: 事例患者の環境調整を用紙に記載し提出 |
60分 | ||||
A | 15 | 4 |
【講義】 まとめ 筆記試験 |
Bクラス |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
B | 1 | 1 |
日常生活と療養 1.生活の場とは 2 .療養生活における生活の変化 |
【講義】 |
【講義】 日常生活と療養 1.生活の場とは 2 .療養生活における生活の変化 |
頓所佳代 | |||||
B | 2 | 2 |
1.病床アセスメント 1)療養環境がもたらす影響 2)病室・病床の選択 3)温度・湿度 4)光と音 5)色彩 6)空気の清浄性と臭い 7)人的環境 |
【講義】 1.病床アセスメント 1)療養環境がもたらす影響 2)病室・病床の選択 3)温度・湿度 4)光と音 5)色彩 6)空気の清浄性と臭い 7)人的環境 |
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B | 3 | 1 |
1.ベッドメーキング 2.ボディメカニクス 3.環境調整技術 |
【講義・演習】 |
【講義】 1.ベッドメーキング 2.ボディメカニクス 3.環境調整技術 |
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B | 4 | 4 |
【演習】 ベッドメーキング |
事後学習: ベッドメーキングの自己練習 |
30分 | ||||||
B | 5 | 1 |
基本的活動の基礎知識 1.体位保持(ポジショニング) 2.体位(基本体位・特殊体位)・良肢位 2.体位変換 3.体位変換における安全・安楽・自立 |
【講義・演習】 |
【講義】 基本的活動の基礎知識 1.体位保持(ポジショニング) 2.体位(基本体位・特殊体位)・良肢位 2.体位変換 3.体位変換における安全・安楽・自立 |
事前課題: 患者になりきろう体験 |
60分 | ||||
B | 6 | 1 |
【演習】 体位保持(ポジショニング) 体位変換 基本体位・特殊体位 |
事前課題: 体位変換手順と根拠を用紙に記入する。 |
30分 | ||||||
B | 7 | 2 | 事後課題: 体位変換の自己練習 |
60分 | |||||||
B | 8 | 1 |
【講義・演習】 看護における安全・安楽の意義 |
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B | 9 | 1 | 臥床患者のシーツ交換技術チェック |
【演習】 臥床患者のシーツ交換技術チェック |
事前課題:臥床患者のシーツ交換練習 | ||||||
B | 10 | 2 | |||||||||
B | 11 | 1 |
移動・移乗・移送 1.車椅子 2.ストレッチャー 3.歩行 |
【講義・演習】 |
【講義】 移動・移乗・移送 1.車椅子 2.ストレッチャー 3.歩行 |
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B | 12 | 3 |
【演習】 移動・移乗・移送 1.車椅子 2.ストレッチャー 3.歩行介助 |
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B | 13 | 1 |
休息・睡眠の基礎知識 1.日常生活における休息と睡眠 2.身体のリズム 3.睡眠と覚醒 4.休息・睡眠の生活習慣 5.睡眠障害 1)種類 2)要因 6.睡眠・休息に関するアセスメントと援助技術 |
【講義】 |
【講義】 休息・睡眠の基礎知識 1.日常生活における休息と睡眠 2.身体のリズム 3.睡眠と覚醒 4.休息・睡眠の生活習慣 5.睡眠障害 1)種類 2)要因 6.睡眠・休息に関するアセスメントと援助技術 |
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B | 14 | 2 |
パフォーマンス課題 | 【演習】 |
【演習】 パフォーマンス課題 (事例患者の環境調整を実施する) |
事前課題: 事例患者の環境調整を用紙に記載し提出 |
60分 | ||||
B | 15 | 4 |
【講義】 まとめ 筆記試験 |
[評価方法] 筆記試験、提出レポート、演習評価 |
[履修上の注意] 本講座においては、人間にとっての「環境」や「活動・休息」の意義を理解し、健康の充足・維持増進のために必要な基本的知識・技術を習得していきます。患者の病床環境に対していつも自然に目配りができ、安全や安楽を阻害する因子をいちはやく発見し対応できるような感性を養ってほしいと思います。 |
[教科書] 系統看護学講座専門分野Ⅰ基礎看護学2基礎看護技術Ⅰ:有田清子著;医学書院 系統看護学講座専門分野Ⅰ基礎看護学3基礎看護技術Ⅱ:有田清子著;医学書院 |
[参考書・参考資料] 根拠と事故防止からみた基礎・臨床看護技術第2版:任和子編;医学書院 ナーシング・グラフィカ基礎看護学3基礎看護技術:志自岐康子編;メディカ出版 考える基礎看護技術Ⅰ第3版:坪井良子編;ヌーヴェルヒロカワ 考える基礎看護技術Ⅱ第3版:坪井良子編;ヌーヴェルヒロカワ 写真でわかる基礎看護技術アドバンス 新訂版:吉田みつ子監修;インターメディカ 看護技術がみえる1基礎看護技術:医療情報科学研究所編;メディックメディア ビジュアル基礎看護技術ガイド:大吉三千代著;照林社 |
[備考] 当科目においては、医療機関において実務経験を有する看護師(看護師等の資格を有する者)が担当し、実務経験をもとにリアリティある教材や教育手法を用い看護実践の場で活用できる知識や技術を学びます。 |