授業科目 | 小児看護学概論 | 科目コード | 40140 |
---|---|---|---|
科目責任者 | 安齋 順子 |
1単位 |
講義・演習 |
30時間 |
1学年 後期 専門分野Ⅱ |
[授業概要] 我が国の小児看護の変遷、子どもを取り巻く社会環境の変化を知り子どもを取り巻く健康問題を理解し、子どもの健康保持増進のための保健・医療・福祉活動と看護の役割と機能を学ぶ。また、成長発達段階ごとの子どもの形態機能・心理社会的機能の特徴と家族の機能についてグループワークを取り入れて学習する。 |
[学習目標] 1.成長発達の原則と影響因子を理解する。 2.子どもの成長発達の特徴を理解する。 3.発達段階毎の成長発達をふまえた養護・看護の基本を理解する。 4.子どもと家族を取り巻く保健・医療・福祉制度と施策を理解し看護の役割を学ぶ。 5.子どもと家族を取り巻く社会の現状をふまえ現代社会における子どもの諸問題を考える。 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事前学習・事後学習 | 時間 | |||||||||
1 | 2 |
1.子どもの成長と発達 1)成長・発達の原則と影響因子 2)成長発達の評価 3)現代の子どもの成長発達の特徴 |
【講義】 |
【講義】 1.子どもの成長と発達 1)成長・発達の原則と影響因子 2)成長発達の評価 3)現代の子どもの成長発達の特徴 |
事後 講義内容の復習 次回、小テスト実施 |
安齋順子 | ||||
2 | 1 |
2.小児看護の特徴と理念 1)小児看護の変遷と課題 2)小児看護の役割と倫理 3.家族の特徴とアセスメント |
【講義】 |
【講義】 2.小児看護の特徴と理念 1)小児看護の変遷と課題 2)小児看護の役割と倫理 3.家族の特徴とアセスメント 小テスト |
||||||
3 | 2 | 4.小児看護における概念と理論 | 【講義】 |
【講義】 4.小児看護における概念と理論 |
事前 人間関係論、心理学の既習学習(エリクソン、ボウルビーの発達理論)を復習 事後 講義内容復習 次回、小テスト実施 |
30分 | ||||
4 | 1 |
5.各期の子どもの成長発達 新生児、乳児、幼児、学童、思春期における 1)形態的特徴 2)身体生理の特徴 3)感覚・運動機能 4)知的・コミュニケーション機能 5)情緒・社会的機能 |
【講義】 5.各期の子どもの成長発達 新生児、乳児、幼児、学童、思春期における 1)形態的特徴 2)身体生理の特徴 3)感覚・運動機能 4)知的・コミュニケーション機能 5)情緒・社会的機能 (GW) 小テスト |
|||||||
5 | 2 | |||||||||
6 | 2 |
各期の子どもの成長発達 新生児、乳児、幼児、学童、思春期における 1)形態的特徴 2)身体生理の特徴 3)感覚・運動機能 4)知的・コミュニケーション機能 5)情緒・社会的機能 |
||||||||
7 | 2 | |||||||||
8 | 2 | 各期の子どもの成長発達 発表(新生児・乳児) | 【演習】 |
【講義】 各期の子どもの成長発達 発表(新生児・乳児) |
発表準備 | 60分 | ||||
9 | 1 | 各期の子どもの成長発達 発表(幼児前期) | 【演習】 |
【講義】 各期の子どもの成長発達 発表(幼児前期) |
||||||
10 | 2 | 各期の子どもの成長発達 発表(幼児後期) | 【演習】 |
【講義】 各期の子どもの成長発達 発表(幼児後期) |
||||||
11 | 1 | 各期の子どもの成長発達 発表(学童・思春期) | 【演習】 |
【講義】 各期の子どもの成長発達 発表(学童・思春期) |
||||||
12 | 2 |
6)子どもの成長発達のまとめ 課題「わたしの成長記録」への取り組み |
【演習】 |
【講義】 6)子どもの成長発達のまとめ 課題「小児の成長発達(表作成)」への取り組み |
左記の学習に必要な資料準備 | 30分 | ||||
13 | 1 |
6.小児と家族を取り巻く社会の現状 ~少子化対策・子育て支援~ |
【講義】 |
【講義】 6.小児と家族を取り巻く社会の現状 少子化対策・子育て支援 |
県職員 | |||||
14 | 2 |
【講義】 7.子どもと家族を取り巻く保健医療福祉制度と施策 1)小児看護の対象と諸統計 2)児童福祉 3)母子保健 4)医療費支援 5)予防接種 6)学校保健 |
安齋順子 | |||||||
15 | 3 |
7.子どもと家族を取り巻く保健医療福祉制度と施策 1)小児看護の対象と諸統計 2)児童福祉 3)母子保健 4)医療費支援 5)予防接種 6)学校保健 |
【講義】 |
【講義】 講義まとめ 終了試験 |
[評価方法] 定期試験80%、小テスト10%、GWの取り組み及び成果物10% |
[履修上の注意] 授業の学びをきっかけに子どもに興味をもってほしい。そして次世代を担う子どもたちが健やかに育まれるように、社会の一員としてどうありたいか考えてほしい。 |
[教科書] 新体系看護学全書小児看護学1小児看護学概論/小児保健:小林京子編;メヂカルフレンド社 新体系看護学全書小児看護学2健康障害をもつ小児の看護:小林京子編;メヂカルフレンド社 |
[参考書・参考資料] ナーシング・グラフィカ小児看護学1小児の発達と看護:中野綾美編;メディカ出版 系統看護学講座専門分野Ⅱ小児看護学1小児看護学概論小児臨床看護総論:奈良間美保著;医学書院 |
[備考] |