授業科目 | 保健医療概論 | 科目コード | 20160 |
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科目責任者 | 板垣 昭代 |
1単位 |
講義 |
15時間 |
1学年 後期 専門基礎分野 |
[授業概要] 看護をこれから学んでいく上で、いま日本の社会(少子高齢化 生活習慣病への対応)における健康を守るための法令、施策を理解するとともに、医療・看護の制度および動向を理解し、生活と健康について考える。 また、チーム医療、地域包括ケアシステムなど、国民が安全で安心できる暮らしを保証するために必要なこれからの医療・看護について考える。 |
[学習目標] 1. ひとりひとりの健康や生活がどのように守られているのか述べることができる。 2. 制度と健康、生活、看護における倫理について考えることができる。 3. これからの医療・看護について考えることができる。 4. 現代の医療の問題点と看護の役割について自分の考えを述べることができる。 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | |||||||||
1 | 3 |
1. 授業ガイダンス 2. 日本の社会変化(家族の変化)によって何が変わってきたのか考える。 1) 自分の健康はどのように守られているのか? |
【講義】 1. 授業ガイダンス 1)健康とは 2)医療とは |
事前:教科書該当ページ(P19,24,56,60)ほかを読んでおく。 | 30分 | 板垣昭代 | ||||
2 | 4 |
3. 病院から地域へ退院してきた時の健康について 1) その時どうやって生活していくのか?家族形態の違いから考える |
【講義】 2.私たちの生活と健康① 1)保健とは何か 2)予防とHealth Promotiom(健康づくり) 3)健康な社会の背景 |
事前:教科書該当ページ(P70、73,78,85)ほかを読んでおく。 | 30分 | |||||
3 | 3 |
4. 国家行政による医療や看護の変遷 1) 法律の策定から保健サービス事業 |
【講義】 |
【講義】 3.私たちの生活と健康② 1)医療提供体制 2)医療施設 3)医療従事者 |
事前:看護職員数の推移について厚労省のHPなどから調べておく。 | 30分 | ||||
4 | 4 |
5. 私たちの生活と健康~医療のしくみ 1) もし私たちが病気やけがをした場合 ① 保健医療制度と現状 |
【講義】 |
【講義】 4.私たちの健康はどのように守られているか① <保健医療福祉制度> 1)医療制度 2)健康保険制度 |
事前:自分の健康保険証の内容を確認しておく。健康保険書種類について調べておく。 | 30分 | ||||
5 | 3 |
6. 私たちの生活と環境衛生、保健・福祉行政 1) 地域・学校・保健行政について ① 疾病の一次予防と健康増進 |
【講義】 |
【講義】 5.私たちの健康はどのように守られているのか② <保健医療福祉制度(続き)> 1)介護保険制度 2)福祉制度 3)看護制度 |
事前:介護保険制度について調べてい置く。 | 30分 | ||||
6 | 4 | 7. 世界との連携から健康を考える | 【講義】 |
【講義】 6.私たちの健康はどの様に守られているのか③ 1)地域保健(母子 成人 高齢者) 2)学校保健 3)産業(職域)保健 |
事前:埼玉県の保健所の名称、所在地を調べておく。 | 30分 | ||||
7 | 3 |
8. 新時代の保健・医療の担い手 1) 患者との関係の未来像・チーム医療 |
【講義】 |
【講義・演習】 7. 医療(看護)における倫理的課題 事例を読み、各自で自分の意見をまとめ、グループで意見交換。 |
事後:他者の意見を踏まえ、自分の意見を改めて整理する。 | 30分 | ||||
8 | 4 | 9. これからの保健・医療・福祉 | 【講義】 |
【講義・演習】 8. これからの保健・医療・福祉 実習経験を振り返って対象者との関係について考える。 チーム医療 地域包括(ケア 医療)システム まとめ |
事前:チーム医療に大切なことは何か、考えておく。 | 30分 |
[評価方法] 課題レポート、および毎回の感想文による評価 |
[履修上の注意] 毎回、授業の感想と学んだことを提出してもらいます。 自分の意見持つ看護職になってほしいです。 |
[教科書] 系統看護学講座専門基礎分野健康支援と社会保障制度1医療概論:康永秀生著;医学書院 |
[参考書・参考資料] 系統看護学講座健康支援と社会保障制度3社会保障・社会福祉:福田素生編;医学書院 |
[備考] |