授業科目 | 老年看護学方法論Ⅱ | 科目コード | 40100 |
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科目責任者 | 古澤 千鶴 |
1単位 |
講義・演習 |
30時間 |
2学年 前期 専門分野Ⅱ |
[授業概要] 健康障害のある高齢者を理解し、医療を受ける高齢者の治療の経過と、その障害に応じた看護援助の方法を理解する。また、老年期における対象者の人生の終焉における看護を学ぶ。 |
[学習目標] 1.高齢者に特有な症候・疾患・障害とその援助方法を理解する。 2.治療を受ける高齢者の看護について理解する。 3.人生の終焉を迎える高齢者の看護について理解する。 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | |||||||||
1 | 1 |
Ⅰ.加齢に伴って引き起こされる健康障害と看護 1.高齢者に特有な症状 1)廃用症候群 2)脱水・熱中症 3)せん妄 4)睡眠障害 5) 褥瘡 6)感染症 |
【講義】 |
【講義・演習】 Ⅰ.加齢に伴って引き起こされる健康障害と看護 1.高齢者に特有な症状・看護 1)廃用症候群 2)脱水・熱中症 3)せん妄 4)睡眠障害 5)褥瘡 6)感染症 |
事前学習:グループに分かれ、高齢者に特有な症状を1つ調べる | 古澤千鶴 | ||||
2 | 2 |
【講義】 Ⅰ.加齢に伴って引き起こされる健康障害と看護 1.高齢者に特有な症状・看護を発表 |
古澤千鶴 | |||||||
3 | 3 | |||||||||
4 | 2 |
2.高齢者の療養生活の場の特徴と看護 1)治療の場 ①日常生活環境 ②安全な生活環境 2)療養生活の場 ①身体可動障害への援助 ②褥瘡予防の援助 ③レクリエーション(作成) 3.演習オリエンテーション |
【講義】 |
【講義】 2.高齢者の療養生活の場の特徴と看護 1)治療の場 ①日常生活環境 ②安全な生活環境 2)療養生活の場 ①身体可動障害への援助 ②褥瘡予防の援助 ③レクリエーション 3.演習オリエンテーション |
<事前学習> 老年看護学実習Ⅰのグループでレクリエーションを企画する。(演習で発表する) |
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5 | 1 |
4.高齢者に特有な症状・障害への援助技術 1) 身体可動障害への援助 ①褥瘡予防(体位変換、体圧測定) ②レクリエーション発表 5.演習の振り返り・評価 |
【演習】 |
【演習】 4.高齢者に特有な症状・障害への援助技術 1) 身体可動障害への援助 ①褥瘡予防(安楽な姿勢、体圧測定、マットレス体験) ②レクリエーション発表 5.演習の振り返り・評価 |
老年看護学実習Ⅰ施設実習に向けて、高齢者の身体・精神機能の維持向上を目的としてレクリエーションを企画する。(グループ毎) | |||||
6 | 2 | |||||||||
7 | 4 |
Ⅱ.疾患を持つ高齢者への看護 1.認知機能障害 1)アルツハイマー型認知症 2)脳血管性認知症 2.運動機能障害 1)大腿骨頸部骨折 2)変形性膝関節症 3)パーキンソン症候群 |
【講義】 |
【講義】 Ⅱ.疾患を持つ高齢者への看護 1.呼吸器能障害 1)COPD 2)肺炎 |
埼玉医療センター看護部 | |||||
8 | 3 |
【講義】 2.循環機能障害 1)心不全(慢性うっ血性心不全) |
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9 | 3 | 老年看護学実習Ⅱ振り返り | 【演習】 |
【講義】 3.認知機能障害 1)アルツハイマー型認知症 2)脳血管性認知症 |
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10 | 3 |
3.呼吸器能障害 1)COPD 2)肺炎 4.循環機能障害 1)心不全(慢性うっ血性心不全) |
【講義】 |
【講義】 4.運動機能障害 1)大腿骨頸部骨折 2)変形性膝関節症 3)パーキンソン症候群 |
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11 | 2 |
【講義】 5.脳神経障害 1)パーキンソン病 |
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12 | 1 |
Ⅲ.治療を受ける高齢者への看護 1.薬物療法を受ける高齢者 2.検査を受ける高齢者 3.手術を受ける高齢者 4.リハビリテーションを受ける高齢者 |
【講義】 |
【講義】 Ⅲ.治療を受ける高齢者への看護 1.薬物療法を受ける高齢者 2.検査を受ける高齢者 3.手術を受ける高齢者 4.リハビリテーションを受ける高齢者 |
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13 | 2 |
5.受療形態に応じた援助 ①外来診察時 ②入院時 ③地域連携における退院時 |
【講義】 | |||||||
14 | 2 |
Ⅳ.終末期ケア 1.死を迎えることの意味 2.死の看取りのあり方と援助 3.穏やかな死を迎えるためのトータルケア |
【講義・演習】 |
【講義・演習】 Ⅳ.終末期ケア 1.死を迎えることの意味 2.死の看取りのあり方と援助 3.穏やかな死を迎えるためのトータルケア |
古澤千鶴 | |||||
15 | 4 | 筆記試験 |
【講義】 まとめ・試験 |
回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | |||||||||
Ⅰ.加齢に伴って引き起こされる健康障害と看護 1.高齢者に特有な症状 1)廃用症候群 2)脱水・熱中症 3)せん妄 4)睡眠障害 5) 褥瘡 6)感染症 |
【講義】 |
[評価方法] 筆記試験90%、課題・レポート提出状況5%、演習参加状況5% |
[履修上の注意] 高齢者を身近に感じ、健康を障害された状態におけるその人の援助方法を考え、実施する。 |
[教科書] 看護学テキストNiCE老年看護学技術:真田弘美編;南江堂 看護学テキストNiCE老年看護学概論:正木治恵編;南江堂 |
[参考書・参考資料] 根拠と事故防止からみた基礎・臨床看護技術:任和子編;医学書院 |
[備考] 当科目においては、医療機関において実務経験を有する看護師(看護師等の資格を有する者)が担当し、実務経験をもとにリアリティある教材や教育手法を用い看護実践の場で活用できる知識や技術を学びます。 |