授業科目 | 母性看護学方法論Ⅲ | 科目コード | 40230 |
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科目責任者 | 田近 亜希 |
1単位 |
講義・演習 |
15時間 |
2学年 後期 専門分野Ⅱ |
[授業概要] 褥婦と新生児、その家族の健康の維持・増進を目的とした母性の看護過程について学習する。褥婦と家族の成長とより健康な生活へと支援するための考え方について学習し、褥婦とその家族へ看護実践する力を養う。 |
[学習目標] 1.母性看護過程の展開に必要な基礎知識を習得する。 2. ウエルネス志向について理解できる。 3. ウエルネス志向型の看護計画の立案ができる。 |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
A | 1 | 1 |
1.母性領域における看護過程の特徴 1) ウエルネス志向の考え方 2) 事例の提示 *次回の課題 ① 事例に沿った妊娠期の観察 ② 事例に沿った分娩期の観察 |
【講義】 |
【講義・演習】 1.問題解決思考とウエルネス志向 2.母性看護過程の特徴 3.紙上事例の紹介 4.学習の進め方 5.情報の整理 |
【事後学習】 事例を読んでわからない所は次回までに調べる。授業内で終了しなかった場合は、次の授業までに情報の整理を終わらせてくる。 |
2時間 | 田近亜希 | |||
A | 2 | 2 |
2.妊娠期・分娩期のアセスメント 1) 事例展開(妊娠期) 2) 事例展開(分娩期) 3) 各期のアセスメントの実際 *次回の課題 ① 事例に沿った産褥期の観察 |
【講義】 | |||||||
A | 3 | 1 |
4.産褥期のアセスメント(1) 1) 事例展開 2) 情報収集 3) 事例の情報整理と全体像をとらえる *次回の課題 ① 産褥期の看護 |
【講義】 |
【講義・演習】 6.紙上事例による産褥期の看護過程 1)アセスメント項目 2)アセスメントの視点 ①退行性変化 ②日常生活行動 ③進行性変化 ④親役割の獲得 ⑤新生児 |
【事後学習】 授業内で終了しなかったアセスメントは課題とする。提出期限は授業内で指示する。 |
2時間 | ||||
A | 4 | 2 |
4.産褥期のアセスメント(2) 1) 事例展開 2) 全体像から産褥期の生理的変化と照らし合わせたアセスメントの実際 3) アセスメントから具体的な援助の計画 *次回の課題 ① 新生児の観察 |
【講義】 | |||||||
A | 5 | 3 |
5.新生児期のアセスメント(1) 1) 事例展開 2) 情報収集 3) 事例の情報整理と全体像をとらえる *次回の課題 ①新生児の看護 |
【講義】 | |||||||
A | 6 | 3 |
5.新生児期のアセスメント(2) 1) 事例展開 2) 全体像から新生児の生理的変化と照らし合わせたアセスメントの実際 3) アセスメントを基にした今後の予測 *次回の課題 ①各自で情報収集用紙の作成 |
【講義】 |
【講義・演習】 6.紙上事例による産褥期の看護過程 6)看護計画立案 |
【事後学習】 授業内で終了しなかった看護計画立案は課題とする。提出期限は授業内で指示する。 |
1時間 | ||||
A | 7 | 4 |
6.事例から学ぶ日齢変化に応じた援助 1) 情報収集用紙の活用 2) 援助計画 3) 援助計画に沿った個別性を踏まえた援助の実施 |
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A | 8 | 2 |
【講義】 筆記試験・まとめ |
B |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
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事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
B | 1 | 2 |
1.母性領域における看護過程の特徴 1) ウエルネス志向の考え方 2) 事例の提示 *次回の課題 ① 事例に沿った妊娠期の観察 ② 事例に沿った分娩期の観察 |
【講義】 |
【講義・演習】 1.問題解決思考とウエルネス志向 2.母性看護過程の特徴 3.紙上事例の紹介 4.学習の進め方 |
【事後学習】 看護過程展開に必要な基礎知識について次回小テスト①妊婦健診の検査目的と内容②BMIと推奨体重増加量③妊娠性貧血④分娩所要時間と出血量⑤アプガースコア⑥在胎期間別出生体重曲線⑦新生児の生理的変化(体重・黄疸)⑧子宮復古と悪露の変化⑨乳房の変化 |
2時間 | 田近亜希 | |||
B | 2 | 1 |
2.妊娠期・分娩期のアセスメント 1) 事例展開(妊娠期) 2) 事例展開(分娩期) 3) 各期のアセスメントの実際 *次回の課題 ① 事例に沿った産褥期の観察 |
【講義】 |
【講義・演習】 5.看護過程の展開に必要な基礎知識の確認 1)小テスト 2)回答・解説 6.紙上事例による産褥期の看護過程 1)退行性変化 2)日常生活行動 |
【事後学習】 授業内で終了しなかったアセスメント |
1時間 | ||||
B | 3 | 2 |
4.産褥期のアセスメント(1) 1) 事例展開 2) 情報収集 3) 事例の情報整理と全体像をとらえる *次回の課題 ① 産褥期の看護 |
【講義】 |
【講義・演習】 6.紙上事例による産褥期の看護過程 1)退行性変化 2)日常生活行動 3)進行性変化 |
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B | 4 | 1 |
4.産褥期のアセスメント(2) 1) 事例展開 2) 全体像から産褥期の生理的変化と照らし合わせたアセスメントの実際 3) アセスメントから具体的な援助の計画 *次回の課題 ① 新生児の観察 |
【講義】 |
【講義・演習】 6.紙上事例による産褥期の看護過程 3)進行性変化 4)親役割獲得 5)新生児 |
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B | 5 | 2 |
5.新生児期のアセスメント(1) 1) 事例展開 2) 情報収集 3) 事例の情報整理と全体像をとらえる *次回の課題 ①新生児の看護 |
【講義】 |
【講義・演習】 6.紙上事例による産褥期の看護過程 6)看護計画立案 |
【事後学習】 アセスメント・計画立案まで終了させて提出。提出期限は冬季休暇後の予定ですが、授業内で指示します。 |
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B | 6 | 1 |
5.新生児期のアセスメント(2) 1) 事例展開 2) 全体像から新生児の生理的変化と照らし合わせたアセスメントの実際 3) アセスメントを基にした今後の予測 *次回の課題 ①各自で情報収集用紙の作成 |
【講義】 |
【講義・演習】 6.紙上事例による産褥期の看護過程 6)看護計画立案 7)計画の発表準備 |
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B | 7 | 1 |
6.事例から学ぶ日齢変化に応じた援助 1) 情報収集用紙の活用 2) 援助計画 3) 援助計画に沿った個別性を踏まえた援助の実施 |
【講義・演習】 7.看護計画の発表 1)退行性変化 2)進行性変化 3)日常生活行動 4)親役割獲得 |
【事後学習】 看護計画発表後のリフレクション用紙。翌日提出。 |
30分 | |||||
B | 8 | 2 |
[評価方法] 看護過程70%・小テスト30% |
[履修上の注意] 紙上事例を用いて看護過程の展開を個人で行います。最初は難しくても、まずは自分で考えることが大切です。授業内で終了しなかった課題は、次回授業までに終了させて臨んでください。 |
[教科書] 系統看護学講座専門分野Ⅱ母性看護学1母性看護学概論:森恵美著;医学書院 系統看護学講座専門分野Ⅱ母性看護学2母性看護学各論:森恵美著;医学書院 病気がみえるVol.10産科:井上裕美他監修:メディックメディア |
[参考書・参考資料] 新訂版周産期ケアマニュアル第2版:立岡弓子編著;サイオ出版 ウエルネスからみた母性看護過程+病態関連図第3版:佐世正勝編;医学書院 |
[備考] 当科目においては、医療機関において実務経験を有する看護師・助産師(看護師・助産師等の資格を有する者)が担当し、実務経験をもとにリアリティある教材や教育手法を用い看護実践の場で活用できる知識や技術を学びます。 |