授業科目 精神看護学方法論Ⅱ 科目コード 40270
科目責任者 四方 友美
1単位
講義
30時間
2学年 前期 専門分野Ⅱ
[授業概要]
精神障害のメカニズムと精神症状、治療を理解し、回復過程における看護に必要な基礎的知識及び、看護実践の方法を理解する。
[学習目標]
1.精神科に特有な状態像や精神症状について理解できる。
2.主な精神疾患の特性とその看護について理解できる。
3.精神の疾病・障害がある人の治療過程に応じた看護が理解できる。
4.精神の疾病や障害がある人の精神症状に対する看護が理解できる。
回数 曜日 時限 授業内容 授業方法 授業計画 授業外学習 担当者
事前学習・事後学習 時間
1 3 Ⅰ 精神看護の特徴と対象の理解 【講義】 【講義】
1.精神疾患を持つ人の状態像と精神症状の理解
主な精神症状について、教科書p.9~p.33を一読しておくこと 45分 河尻朱美
2 4 Ⅱ 主な精神障害の検査と治療 【講義】
2.統合失調症の理解と看護
3 3 Ⅲ 主な精神疾患の診療
 1.統合失調症スペクトラム障害
【講義】 【講義】
3.気分(感情)障害の理解と看護
4 4  2.双極性障害および関連障害群
  抑うつ障害群
【講義】 【講義】
4.神経症性障害、ストレス関連障害および身体症状症の理解と看護
5 3  3.不安症群/不安障害群
 4.強迫症/強迫性障害
【講義】 【講義】
5.摂食障害の理解と看護
  パーソナリティ障害の  理解と看護
6 4  5.食行動障害および摂食障害群
 6.パーソナリティ障害
【講義】 【講義】
6.精神作用物質関連障害の理解と看護
7 3  6.物質関連障害および嗜癖性症候群 【講義】 【講義】
7.精神科領域における検査と診断
8 4  7.神経発達症群/神経発達障害群 【講義】 【講義】
8.精神科領域の治療と看護
1)薬物療法について
9 3 Ⅳ 精神障害をもつ人の看護
 1.統合失調症スペクトラム障害の看護
【講義】 【講義】
2)薬物療法における看護の役割
10 4  2.双極性障害、抑うつ症候群の看護 【講義】 【講義】
3)心理的アプローチ
11 3  3.不安症群/不安障害群の看護
 4.強迫症/強迫性障害の看護
【講義】 【講義】
4)電気けいれん療法、作業療法
12 4  5.食行動障害および摂食障害群の看護 【講義】 【講義】
9.当事者の理解
【事後課題】
「当事者との交流からの学びと看護師としての役割」についてレポートにまとめて提出(A4用紙1枚)。
60分 ゲストスピーカー
13 3  6.物質関連障害および嗜癖性症候群の看護 【講義】 【講義】
10.身体合併症の看護
1)身体的健康問題の予防と早期発見①
河尻朱美
14 4  7.神経発達症群/神経発達障害群の看護 【講義】 【講義】
2)身体的健康問題の予防と早期発見②
15 2 Ⅵ リエゾン精神看護
 災害時地域精神保健医療活動と心のケア
【講義】 【講義】
筆記試験・まとめ


[評価方法]
レポート10% 小テスト30% 筆記試験60%
指定された提出物が期限内に提出されない場合には、その分の点数は加算されないので注意すること。
[履修上の注意]
[教科書]
看護学テキストNiCE精神看護学Ⅱ臨床で活かすケア:萱間真美編;南江堂 
[参考書・参考資料]
[備考]