授業科目 | 在宅看護論方法論Ⅱ | 科目コード | 50030 |
---|---|---|---|
科目責任者 | 井澤 浩美 |
1単位 |
講義・演習 |
30時間 |
2学年 後期 統合分野 |
[授業概要] 地域で生活しながら療養している対象や家族の特徴を理解し、療養者の日常生活支援に必要な基礎的知識・技術を学ぶ。具体的には、ロールプレイ演習を通して、必要とされる生活支援のための技術と応用を学ぶ。さらに在宅訪問時のマナー・関わり方等について演習を行い、看護師の態度について学びを深める。 |
[学習目標] 1.対象や家族の特徴に応じたアセスメントができ、在宅における看護について理解できる。 2.療養者の状況に応じた在宅看護のケアを工夫して実施できる。 3.在宅訪問時のマナー・関わり方について説明できる。 4.在宅における療養者とその家族の生活上の課題を検討できる。 |
Aクラス |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
A | 1 | 3 |
在宅療養を支える看護「訪問看護へようこそ」 ・訪問看護ステーションの役割・特徴 ・訪問看護の特徴 ・訪問看護の記録 |
【講義・演習】 在宅療養を支える看護 ①事例をもとに考える ~在宅における療養者と家族のケア~ 「脳梗塞後遺症」とともに生活する |
講師より提示される課題を学習し、授業内にディスカッションを行う 次回の演習に備えて追加学習をする |
60分 | 井澤浩美 | ||||
A | 2 | 4 | |||||||||
A | 3 | 1 |
在宅療養を支える看護 ・訪問看護の実践「初回訪問/訪問時のマナー」 ・在宅における療養者と家族のケア 「脳梗塞後遺症と共に生活する」ロールプレイ |
【講義・演習】 |
【演習】 在宅療養を支える看護 ①訪問看護の実践 ~初回訪問/訪問時のマナー~ 「脳梗塞後遺症療養者宅」への訪問 ②フィジカルアセスメント ③環境整備 |
初回訪問の実際をロールプレイにて学ぶ マナー教室での学びを復習して、初回訪問時のマナーについて具体的に考える フィジカルイグザミネーション技術を復習し、演習に臨む 演習後は学びを振り返り、レポート作成を行う |
60分 | ||||
A | 4 | 2 | |||||||||
A | 5 | 4 |
在宅療養を支える基本的な技術 ・コミュニケーション ・フィジカルアセスメント ・環境整備 ・在宅における療養者と家族のケア 「ALSと共に生活する」 |
||||||||
A | 6 | 5 | |||||||||
A | 7 | 1 |
在宅療養を支える基本的な技術 ・食生活への支援(嚥下) ・安楽な呼吸への支援 (痰の喀出) |
【講義・演習】 |
【演習】 ALS療養者を支える看護 ①コミュニケーション 「ALS療養者」とのコミュニケーション |
ALS療養者のDVDをみてコミュニケーションのイメージを持つ 演習後は学びを振り返り、レポート作成を行う |
60分 | ||||
A | 8 | 2 | |||||||||
A | 9 | 1 |
在宅療養を支える基本的技術 ・生活リハビリテーション ・住環境調整、福祉用具の活用 ・肢位の保持と移動 |
【講義・演習】 |
【講義・演習】 在宅療養を支える看護 要介護5である身体機能の療養者への支援 ①食生活への支援 (嚥下を含む) ②安楽な呼吸への支援 (痰の喀出を含む) ③排泄援助 ④清潔援助 |
在宅療養者への食事・排泄・清潔援助技術について、講師の提示した事前課題について学習し、講義に臨む 演習後は学びを振り返り、レポート作成を行う |
60分 | 訪問看護師:鳥居真由美 | |||
A | 10 | 2 | |||||||||
A | 11 | 1 |
日常生活を支える看護技術 ・排泄援助、膀胱瘻 ・清潔援助、フットケア |
【講義・演習】 | |||||||
A | 12 | 2 | |||||||||
A | 13 | 1 |
対象に応じた在宅看護 ・対象特性に応じたアセスメント、事例展開 「日中独居の認知症療養者」 「老々介護であるパーキンソン病療養者」 「中途障害による脊髄損傷療養者」 |
【講義・演習】 在宅療養を支える技術 要介護5である身体機能の療養者への支援 ①生活リハビリテーション ②住環境調整、福祉用具の活用 ③肢位保持と移動 |
在宅における活動・移動について講師の提示する事前課題を学習し、講義に臨む 演習後は学びを振り返り、レポート作成を行う |
60分 | 理学療法士:早乙女和幸 | ||||
A | 14 | 2 | |||||||||
A | 15 | 4 |
対象に応じた在宅看護 ・事例展開、プレゼンテーション ・まとめ |
【講義・演習】 対象に応じた在宅看護 ①事例展開 「老々介護であるパーキンソン病療養者」 |
講師の提示する事前課題について学習し、講義に臨む 講義後は事例展開用紙を提出する |
60分 | 井澤浩美 |
Bクラス |
クラス | 回数 | 月 | 日 | 曜日 | 時限 | 授業内容 | 授業方法 | 授業計画 | 授業外学習 | 担当者 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
事前学習・事後学習 | 時間 | ||||||||||
B | 1 | 3 |
在宅療養を支える看護「訪問看護へようこそ」 ・訪問看護ステーションの役割・特徴 ・訪問看護の特徴 ・訪問看護の記録 |
【講義・演習】 在宅療養を支える看護 ①事例をもとに考える ~在宅における療養者と家族のケア~ 「脳梗塞後遺症」とともに生活する |
講師より提示される課題を学習し、授業内にディスカッションを行う 次回の演習に備えて追加学習をする |
60分 | 井澤浩美 | ||||
B | 2 | 4 | |||||||||
B | 3 | 1 |
在宅療養を支える看護 ・訪問看護の実践「初回訪問/訪問時のマナー」 ・在宅における療養者と家族のケア 「脳梗塞後遺症と共に生活する」ロールプレイ |
【講義・演習】 |
【演習】 在宅療養を支える看護 ①訪問看護の実践 ~初回訪問/訪問時のマナー~ 「脳梗塞後遺症療養者宅」への訪問 ②フィジカルアセスメント ③環境整備 |
初回訪問の実際をロールプレイにて学ぶ マナー教室での学びを復習して、初回訪問時のマナーについて具体的に考える フィジカルイグザミネーション技術を復習し、演習に臨む 演習後は学びを振り返り、レポート作成を行う |
60分 | ||||
B | 4 | 2 | |||||||||
B | 5 | 2 |
在宅療養を支える基本的な技術 ・コミュニケーション ・フィジカルアセスメント ・環境整備 ・在宅における療養者と家族のケア 「ALSと共に生活する」 |
||||||||
B | 6 | 3 | |||||||||
B | 7 | 1 |
在宅療養を支える基本的な技術 ・食生活への支援(嚥下) ・安楽な呼吸への支援 (痰の喀出) |
【講義・演習】 |
【演習】 ALS療養者を支える看護 ①コミュニケーション 「ALS療養者」とのコミュニケーション |
ALS療養者のDVDをみてコミュニケーションのイメージを持つ 演習後は学びを振り返り、レポート作成を行う |
60分 | ||||
B | 8 | 2 | |||||||||
B | 9 | 1 |
在宅療養を支える基本的技術 ・生活リハビリテーション ・住環境調整、福祉用具の活用 ・肢位の保持と移動 |
【講義・演習】 |
【講義・演習】 在宅療養を支える看護 要介護5である身体機能の療養者への支援 ①食生活への支援 (嚥下を含む) ②安楽な呼吸への支援 (痰の喀出を含む) ③排泄援助 ④清潔援助 |
在宅療養者への食事・排泄・清潔援助技術について、講師の提示した事前課題について学習し、講義に臨む 演習後は学びを振り返り、レポート作成を行う |
60分 | 訪問看護師:鳥居真由美 | |||
B | 10 | 2 | |||||||||
B | 11 | 1 |
日常生活を支える看護技術 ・排泄援助、膀胱瘻 ・清潔援助、フットケア |
【講義・演習】 | |||||||
B | 12 | 2 | |||||||||
B | 13 | 1 |
対象に応じた在宅看護 ・対象特性に応じたアセスメント、事例展開 「日中独居の認知症療養者」 「老々介護であるパーキンソン病療養者」 「中途障害による脊髄損傷療養者」 |
【講義・演習】 在宅療養を支える技術 要介護5である身体機能の療養者への支援 ①生活リハビリテーション ②住環境調整、福祉用具の活用 ③肢位保持と移動 |
在宅における活動・移動について講師の提示する事前課題を学習し、講義に臨む 演習後は学びを振り返り、レポート作成を行う |
60分 | 理学療法士:早乙女和幸 | ||||
B | 14 | 2 | |||||||||
B | 15 | 3 |
対象に応じた在宅看護 ・事例展開、プレゼンテーション ・まとめ |
【講義・演習】 対象に応じた在宅看護 ①事例展開 「老々介護であるパーキンソン病療養者」 |
講師の提示する事前課題について学習し、講義に臨む 講義後は事例展開用紙を提出する |
60分 | 井澤浩美 |
[評価方法] 提出課題レポート(70%)・グループワークでの自己評価とメンバー評価(30%) |
[履修上の注意] 事前課題、事後課題は講師より都度、伝達される。 演習参加状況が評価の対象である事から自ら調べ、演習に参加する主体的学習姿勢が求められる。また、臨床講師に積極的に関わり、在宅看護の実際を深く学んで欲しい。 |
[教科書] ナーシング・グラフィカ在宅看護論1地域療養を支えるケア:臺有桂編;メディカ出版 ナーシング・グラフィカ在宅看護論2在宅療養を支える技術:臺有桂編;メディカ出版 訪問看護アイデアノート:医療法人財団健和会訪問看護ステーション編著;照林社 |
[参考書・参考資料] 系統看護学講座統合分野在宅看護論:秋山正子著;医学書院 新版在宅看護論:木下由美子著;医歯薬出版 看護実践のための根拠がわかる在宅看護技術:正野逸子編著;メヂカルフレンド社 |
[備考] 当科目においては、医療機関において実務経験を有する看護師(看護師等の資格を有する者)が担当し、実務経験をもとにリアリティある教材や教育手法を用い看護実践の場で活用できる知識や技術を学びます。 |